くまもとよかとこ案内人の会

熊本観光ボランティアガイドの会です。主に熊本城や熊本市内をご案内いたします。

【日向往還】五里木の跡碑と凱旋門

2017年02月25日 | 熊本いろいろ

おはようございます。

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昨年4月の熊本大地震後、あちこちを回りたいと思うもなかなかできず・・・。 

御船町は益城町に隣接し、ここも甚大な被害を受けました。町全域で土砂崩れや道路の崩落、家屋損壊など多くの被害をもたらしました。

また、6月は梅雨前線の影響で激しい雷を伴う猛烈な雨が襲い、町内各地に河川や用水路が氾濫し、冠水や床上床下浸水の被害や土砂崩れも発生し、甚大な被害が出ました。

先日、街なかを少し歩かせてもらいましたが、家も田んぼも畑も想像以上の被害で何度も言葉を失いました。 

 

御船町には日向往還が通っています。

日向往還は現在の熊本市と宮崎県延岡市を結ぶ旧藩時代の古道です。ここは参勤交代の道とは違い、一般の人々が生活物資を運ぶために切り開いた道です。 

日向往還歴史ウォークin山都町
毎年3月に開催されています日向往還歴史ウォーク。今年も開催されます。
締切3月11日(土曜日)

 

この五里木の跡碑は日向往還歴史ウォークのコースには入っていないようです。

ここは熊本市新町一丁目のある清爽園のところにある里程元標(辻の札)から五里(約20キロ)の地点です。

細川斉護(なりもり)公が七滝見物に訪れたときに休憩したところです。

斉護公は幕末のお殿様です。
横井小楠が松平慶永(春嶽)の福井藩に招聘されるんですが、肥後藩は要請を断ります。春嶽は何度も要請を出し、やっと肥後藩も小楠の福井行きを認めるんですが・・・。
春嶽の正室は斉護公の三女・勇姫なんですよね。きっと勇姫もその時は気苦労が絶えなかったでしょうね。

 

凱旋門。凱旋門というとパリのエトワール凱旋門が浮かびますが、ここにもあります。

でも、地震で倒れてしまい・・・。地震前に行き、自分の目でちゃんと見ておけばよかった。

 

  

 

凱旋門とは戦争勝利を記念して作ったものであり、日本では日清戦争の終結時に日比谷や三越百貨店の前などに大型の凱旋門が作られました。そして日露戦争の終結時には最高潮を迎え、日本各地に多くの凱旋門が作られましたが現在残っているのは数基のようです。

ですから、それは貴重なものなんですが・・・。なんとかして元に戻してほしいですね。



 

くまもとよかとこ案内人の会は、

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熊本城下『城彩苑』に平日3名、土日祝日4名が待機しています。赤いジャンバー(ポロシャツ)のユニフォームが目印です。

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お一人様でも、グループ(7~8名)でもご利用いただけます。どうぞご利用下さい。

城彩苑案内所常駐ボランティアガイド
受付時間 9時~15時



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観光ボランティアガイド 『くまもとよかとこ案内人の会』
http://www.k-yokatoko.com/

熊本市中央区二の丸1番1-3 
   桜の馬場 城彩苑 総合観光案内所内
電話 096-356-2333



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