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くまもとよかとこ案内人の会

熊本観光ボランティアガイドの会です。主に熊本城や熊本市内をご案内いたします。

富田先生と今村先生

2017年03月20日 | 熊本地震後の熊本城

おはようございます。

くまもとよかとこ案内人の会のブログにアクセス頂きありがとうございます。

 

 

熊本城の研究者である熊本市文化財専門相談員の富田先生と元総合事務所所長の今村先生。

何度もお目にかかり、熊本城の歴史について教えていただいた先生方です。

熊本城研究の第一人者である。おふたりも熊日に取材に応えられている。 

(2016年4月23日付   熊本日日新聞)

 

熊本城のことを知り尽くした富田先生。いくつもの謎も解明されてきた。

先生曰く、

前震の被害を"点"とするなら、本震の被害は"面"といえる。

まさにその通りです。前震で済めば、これほどの被害にならなかった。

 

長塀は一部は壊れたが、石垣は何ともなかった。長塀は白川の旧流路にあり、下は砂地なので弱いと考えていたが、力を分散してよく耐えた。

復旧にあたり、地震と砂地との関係も解明してほしいですね。

 

 

(2016年4月29日付   熊本日日新聞)

 

地震前はあまりお顔を拝見することがなかったので、新聞での再会となった今村先生。

地震が取り持つ縁でしょうか。元気そうなお顔が拝見でき、この時はホッとしました。

カギは現存する図面、そして全国から技術者を集めること

今回の地震で石垣の被害は約3割(約23,600㎡)、そのうち崩落は約1割(約8,200㎡)です。

これらを完全に復旧するには図面と技術者ですね。

 

『この石が行きたい所へ持っていく』と話した名石工がいた。

石は自分の居場所はわかっています。その石の気持ちがわかる石工さんに頑張ってもらわないと石垣の修復はできません。すごくハードルの高い作業ですが、石が必ず自分の居場所を石工さんに語ってくれると信じています。

石の気持ちがわかる石工さん、かっこいいな。今はまだ完全に撤去すら終わっていませんが、石垣の修復がはじまったら、石工さんを拝みに行きたい。 

 

 

 

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熊本城下『城彩苑』に平日3名、土日祝日4名が待機しています。赤いジャンバー(ポロシャツ)のユニフォームが目印です。

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観光ボランティアガイド 『くまもとよかとこ案内人の会』
http://www.k-yokatoko.com/

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