くまもとよかとこ案内人の会

熊本観光ボランティアガイドの会です。主に熊本城や熊本市内をご案内いたします。

北・東十八間櫓や五間櫓に戦後ホームレスが住んでいた

2016年10月03日 | 熊本地震後の熊本城

おはようございます。

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前ページで東十八間櫓の現在の様子をアップしました。

その流れで今日は北十八間櫓です。こちらはまだ手付かずで特に変わった様子はありません。 

2016年4月30日

 

2016年9月17日撮影

地震直後と今も変わりありません。

東十八間櫓の木材をすべて取り除かないとここは手がつけられないのかな。。。

 

やがて地震から半年になろうとしていますが、今もここでは写真を撮る人が結構います。

地震直後に比べれば少なくなりましたが、それでもたくさんの人たちが地震の爪痕を記録に残そうと写真を撮っています。

 

 

2016年9月17日撮影

 

2016年9月17日撮影

 

この石垣の上に北十八間櫓がありました。地震ですべて崩れ落ちてしまいました。

その横で踏ん張っているのが五間櫓です。

先日の熊日の記事で、 北・東十八間櫓や五間櫓、平櫓に戦死ホームレスが住んでいたと載っていました。

 

昭和25年(1950年)11月1日の熊日の記事、見出しは、

『危い! 熊本城が灰』『ルンペン退治に入場料』です。

ルンペンとはホームレスのことです。

北・東十八間櫓にホームレスが住んでいたとは(@_@)

夜になると監視員の目を盗んで不開門から忍び込み、宿代わりにしていたそうです。

そして、床などの木材は煮炊きするために燃やしていたとのこと。

 

この記事はちょっと衝撃でしたね。はじめて知りましたよ。

熊本地震が起き、熊本城が何度も地震の被害を受けていたことを知りました。

そして、今回の熊日の記事で過去にホームレスが住んでいた時代があったことも知りました。

まだまだ、私は熊本城について知らないことばかり。もっと勉強しなくては。

 

 

 

 

 

 

  

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