むすぶ つなぐ

「悪の枢軸」とされる国から思いつくまま……。

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2010年03月01日 16時25分00秒 | Weblog
イランと同様、日本人にとっての北朝鮮のイメージは今も極度に悪い。

すべての外国人学校に広げるとした「高校無償化」問題で、朝鮮学校を外すよう検討しているという。
今でも「反日教育をしている」というイメージが強いんだろう。
閣僚や国会議員、それを伝える記者たちもまずは、「現場」に足を運んだらどうだろう。



これまで関東、関西の数校の朝鮮学校を訪ねたけれど、気分が悪くなったり、腹が立ったりしたことは全くない。
突然訪ねても拒まれたことはないし、先生は謙虚だし、生徒も元気だ。
むしろ、厳重すぎる警備に嫌な思いをしたり、身内に敬語を使う常識のない先生に唖然としたり、不快な思いをさせられる確率は、日本の学校の方が高いと思う。

小学校の段階で、日本語とハングルの2カ国語がベラベラな点だけでも素晴らしいこと。
なぜ、あの才能を日本社会の力として活かそうと考えないのか。

たいした額ではない支出を削ることで、また民族同士の不信が生まれる。
なんだかばかばかしい議論のように思う。




ヨンさまやイビョンホンは許せるのに、朝鮮学校は許せない?

朝鮮学校に通う児童・生徒たちは、朝鮮籍に加え、韓国籍も多い。
朝鮮籍であっても、実際は朝鮮半島南部(現在の韓国)の出身が多い。
生い立ちが違うだけで、韓国人と何ら変わりない。


イメージは恐ろしい。