「サーレ・ノー・ムバラキ!」
(新年おめでとう)
イランは今日から1389年。
正確に言うと、太陽が黄道を通過した昨日午後9時2分30秒から。
イラン人はみんな家族で過ごすため、日本人の独り者仲間とテヘラン北部の中心街タジュリーシュへ。
なぜか、道路わきに人だかり。
よく見ると、顔を黒く塗ったサンタのような彫像がポツポツと立っていて、みんな喜んで写真を撮っている。
黒人サンタ? う~ん、謎だ。
イランの新年の家庭では、貨幣やニンニクや草など、頭文字にSがつく7つの縁起物(ハフト・シーン)や金魚を飾るなど、いろいろ風習がある。
ファッションや文化の欧米化は進んでいても、昔の伝統はがっちり守る。
なんだか、少し前の日本のようだ。
× ×
サンタ?を見ながら、新年はイランにもっと明るいニュースが訪れればと願う。
けれど、現実には景気のいい話は全くない。
タクシーの運転手らと話しても、期待する声はまずない。
一方で、20年ほど前に激増したイラン人の「成功談」から、再び日本での出稼ぎを夢見る人たちが増えている。
現在はイラン人の入国は難しい上、「日本での夢物語はもう存在しないよ」と繰り返さなければいけないのが何ともつらい。
(新年おめでとう)
イランは今日から1389年。
正確に言うと、太陽が黄道を通過した昨日午後9時2分30秒から。
イラン人はみんな家族で過ごすため、日本人の独り者仲間とテヘラン北部の中心街タジュリーシュへ。
なぜか、道路わきに人だかり。
よく見ると、顔を黒く塗ったサンタのような彫像がポツポツと立っていて、みんな喜んで写真を撮っている。
黒人サンタ? う~ん、謎だ。
イランの新年の家庭では、貨幣やニンニクや草など、頭文字にSがつく7つの縁起物(ハフト・シーン)や金魚を飾るなど、いろいろ風習がある。
ファッションや文化の欧米化は進んでいても、昔の伝統はがっちり守る。
なんだか、少し前の日本のようだ。
× ×
サンタ?を見ながら、新年はイランにもっと明るいニュースが訪れればと願う。
けれど、現実には景気のいい話は全くない。
タクシーの運転手らと話しても、期待する声はまずない。
一方で、20年ほど前に激増したイラン人の「成功談」から、再び日本での出稼ぎを夢見る人たちが増えている。
現在はイラン人の入国は難しい上、「日本での夢物語はもう存在しないよ」と繰り返さなければいけないのが何ともつらい。