Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

1/26(金) 今週の追い切り情報まとめ

2024-01-26 | 調教

 昨日はお休みにしました。今日は、金曜恒例となりましたが、日曜の重賞出走馬の追い切り情報をまとめて点数化してみます。Web.上に情報を上げている方々には、いつも拝見させていただいて感謝しています。

 発走順で、まずは日曜京都のシルクロードSから見てみます。

 日曜 京都11R シルクロードS GⅢ 追い切り情報 まとめ 

★★★★★ 5.0+α  ルガル 

 ★★★★★ 5.0   オタルエバー

 ☆★★★★ 4.5   メイショウソラフネ  アグリ        バースクライ  

  ★★★★ 4.0     

  ☆★★★ 3.5   エターナルタイム   ジューンオレンジ     

   ★★★ 3.0   サンライズオネスト  サトノラムセス    トゥラヴェスーラ

 これは評者の皆さん一致して、文句なくルガルが一番手評価です。前走のGⅢ京阪杯が2着、京都は4戦して1・2・0・1とコース相性も良好とくれば、人気も避けられないでしょう。二番手評価のオタルエバーもGⅠでは跳ね返されていますが、GⅢは3着2回がありますので、ここでも好走が期待できそうです。その他、実績馬アグリも斤量は58㌔と重くなりますが、高松宮記念に向けてまずまずの出来で出て来ましたし、3連勝の上がり馬バースクライや初距離ながらルメール騎乗のエターナルタイムがともにハンデ54㌔でどんな走りを見せますか。追い切り好調馬で穴っぽいのは、サンライズオネストでしょうか。7歳馬で最近の成績にもややかげりも見えてきましたが、2022年のGⅡセントウルSでは、メイケイエール、ファストフォースに続く3着でしたので、アッと言わせる資格はあると思います。あとはトゥラヴェスーラですが、さすがに9歳ですんでねぇ。

 時計は長くなるので、以下のサイトなどをご覧ください。

【シルクロードステークス2024】追い切り/調教を見てわかる事 (keibanomiryoku.com)

 

 つづいて、東京の根岸Sです。

 日曜 東京11R 根岸S GⅢ 追い切り情報 まとめ 

 ★★★★★ 5.0   

 ☆★★★★ 4.5   フルム          

  ★★★★ 4.0   パライバトルマリン  エンペラーワケア   サンライズフレイム

            ピアシック

  ☆★★★ 3.5   アームズレイン     

   ★★★ 3.0   アイオライト     タガノビューティー  アルファマム

            オマツリオトコ    シャマル       ライラボンド

 ここはシルクロードSに比べると、抜けて評価のよい馬は見当たらず、押し出されるかたちで一番手になったのがフルムです。東京は1・0・2・1で相性も悪くないので、相応に走ってくれるのではないかと思いますが、軸に据えるまではどうかという感じはします。勢いを買うならサンライズフレイムでしょうし、これに先着したこともあるパライバトルマリンもけっこう手強そうです。川田騎乗のエンペラーワケアもいますが、op初戦でどこまでやれるか、未知数です。前走重賞組かop勝ちした馬から中心馬を選ぶとすれば、名前の見える実力馬タガノビューティーですが、個人的には、月曜に検討したとおり、まだアルファマムへの期待を捨てきれずにいます。実力馬たちがGⅠフェブラリーSを見据え、まだ余裕残しでつくってくるとすれば、ここで好走しないと次に進めないこの馬の末脚が炸裂するチャンスはあると踏んでいます。

 ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。土曜に向けて、あと一日がんばりましょう。

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1/24(水) 小倉芝1200のビッグアーサーねらい

2024-01-24 | 馬券作戦

 宮田式馬券術は当たると痛快ですが、血統馬券にも同じところがあって、時計とか他の要素を一切考慮せずに決め打ちして、見事に的中したときのあの驚きと心地よさは格別です。血統については雑な統計しかとってこなかったのですが、むかし小倉の芝1200でサクラバクシンオー産駒がおもしろいように馬券に絡んでいた(ような感じがあった)ので、その子のビッグアーサーの産駒も走るのではと思いながら、データを追ってみると、父親ほどではないにしても、確かに来ている感じはあります。競馬ラボの統計を見ると、一番手ではありませんが、上位は上位です。2022年1月から2年余りのデータによると、小倉芝1200の全レースの種牡馬別ランキングの上位は、

 ロードカナロア(LC)  21・13・ 5・142 単勝率 11.6%/複勝率 21.5%

 ダイワメジャー(DM)  12・  9・ 8・  71 単勝率 12.0%/複勝率 29.0%

 ビッグアーサー(BA)    9・  9・ 5・  67 単勝率 10.0%/複勝率 25.6%

 モーリス   (M )    5・  5・ 2・  54 単勝率   7.5%/複勝率 18.2%

 (小倉芝1200mの血統分析【2024年1月28日小倉11R】 | 競馬ラボ (keibalab.jp)) 

 ファンのみなさんはこういうデータに精通しているのでしょう。今年の小倉のレースを見ても、人気馬には血統が反映されている感じがあります。しかし、問題は結果ですね。1月の小倉の芝1200の結果を眺めると、以下のとおりです(〇数字は人気順、赤字がビッグアーサー産駒です)。

〇1月13日(土)

 10R 小郡特別:ヨール(父LC)⑦4着

         カンチェンジュンガ(父BA)③8着

         ナリタローゼ(父DM)⑧9着

         ニシノディフィレ(父RC)⑨11着

 12R 1勝クラス:アドマイヤジェイ(父RC)②2着

          レディメローラ(父BA)①17着

〇1月14日(日)

  2R 未勝利 :ロードトレイル(父RC)③2着

         クリーゲリン(父DM)⑯5着

         モリエヌス(父BA)⑦16着

  6R 未勝利 :レオナルドスター(父DM)⑤4着

         ジュエルドレーサー(父BA)⑥7着

         スリーロマンス(父DM)⑮10着

         カナアミデスマッチ(父BA)⑦11着

         ロッキンドア(父BA)⑬15着

  12R 1勝クラスマキアージュ(父BA)⑥4着

         サザーランド(父DM)⑤9着

         タガノスペルノヴァ(父M)⑧11着

         ルージュルミナス(父RC)④13着

〇1月20日(土)

  2R 未勝利 :ロードトレゾール(父RC)⑤1着

         カナアミデスマッチ(父BA)⑩11着         

         ゴージャスゴールド(父DM)⑪16着

  9R 萌黄 :ビッグドリーム(父BA)①1着

         ロードマイライフ(父RC)③2着

  12R 1勝クラス:サンポーニャ(父M)②3着

         スマートメイプル(父M)⑥14着

〇1月21日(日)

  5R 新馬  :メイショウヤマモモ(父M)④1着

         シアーエレガンス(父DM)②3着

         レッドマーレ(父M)⑤11着

  7R 牝未勝利:クイーンカナロア(父LC)①5着

         ソルセルリ(父LC)⑤10着

         ウインドブレイク(父DM)⑪16着

         グッドムード(父DM)⑯17着

  9R 八幡特別バシレウスシチー(父BA)⑥3着

         リシャールケリー(父BA)②6着

         ホイッスルソング(父BA)⑦8着

 ビッグアーサー産駒の成績は、先々週は人気になってもさっぱりでしたが、先週は特別戦で1着・3着してますので、まあまあだったようです。

 さて、では、肝心の今週ビッグアーサー産駒はどうかという話ですが、条件戦の出走馬はわかりませんが、27日(土)の12R周防灘特別に1頭カンチェンジュンガがいます。中1週はちょっとハードですが、陣営としては、小倉開催のうちに勝っておきたいということなのでしょう。他の出走メンバーからすると、太鼓判を押せるレベルではありませんが、可能性はあるかも知れない……という程度でしょうか(それだとかえってねらい目かもしれませんが)。翌28日(日)はメインの巌流島Sが芝1200のハンデ戦ですが、こちらにはビッグアーサー産駒は出て来ませんので、「次点」でダイワメジャー産駒のマイネルレノンとロードカナロア産駒のアドマイヤラヴィが血統的に要注意ということになるでしょう。でも、いずれも人気にはなりそうなので、あまり馬券的妙味はないかも知れません。それならば、下級条件のレースからビッグアーサー産駒を探した方がよいかも知れません。

 というわけで、あまり推奨できる話の展開にはなりませんでしたが、統計上、複勝率25%超、出走4頭に1頭は馬券になるので、今年も小倉の芝1200では、「ビッグアーサーねらい」は有効と考えてよいと思います。 

 本日もお読みいただきありがとうございました。寒波襲来で週明けまで寒そうですが、何とか今日も一日無事に過ごせますように。     

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1/23(火) シルクロードSの展望

2024-01-23 | 分析

 今朝は暖かいです。暖冬に慣れてるせいか「最強寒波」などと言われると身構えてしまいますが、週中から寒くなるのは確かなようで、土日は例年どおりの冬場のレースに戻りそうです。

 今日は京都の重賞レース、シルクロードSを検討してみます。GⅠ高松宮記念まではまだ間がありますが、ここで好走すると、本番でも上位に来ている傾向は看過できません(去年は1・2着馬が本番で2・1着でした!)。今年も本番で上位を狙えそうな馬が参戦しているので楽しみです。競馬ラボの出馬表には、まだ斤量が反映されていませんが、一応下に載せておきます。

シルクロードS【2024年1月28日京都11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

シルクロードステークスの過去10年データ、好走馬一覧(2024年1月28日京都11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 京都競馬場での施行は4年ぶりで、中京開催の3年と傾向が変わってくると思いますので、中京の近3年とそれ以前の京都開催の過去7年の3着以内馬のデータを併記してみます。

 

1)斤量(ハンデ) ※( )内は今回の該当馬。左頭数が中京の過去3年。右頭数が京都のその前7年。

           中京  京都

 ・58㌔           1頭

 ・57.5㌔    2頭  1頭

 ・57㌔      1頭  4頭(オタルエバー サンライズオネスト ホープフルサイン)

 ・56.5㌔    1頭  1頭

 ・56㌔      3頭  3頭(カイザーメランジェ ディヴィナシオン テイエムスパーダ メイショウソラフネ)

 ・55.5㌔         1頭

 ・55㌔      1頭  6頭(カルネアサーダ カワキタレブリー サトノラムセス サンライズロナウド

                    ショウナンハクラク) 

 ・54㌔      1頭  1頭

 ・53㌔           3頭(ドグマ)

 

2)前走(ステップ)※( )内は今回の該当馬、〇数字は人気順

 〇淀短距離S          6頭(メイショウソラフネ⑥2着 カルネアサーダ④4着 サトノラムセス⑮4着

                    ショウナンハクラク⑤7着 カワキタレブリー⑭10着)

 〇京阪杯      1頭   4頭(ルガル①2着 トゥラヴェスーラ⑫4着

 〇スプリンターズS 2頭   1頭(テイエムスパーダ⑩14着

 〇尾張S          2頭(※別条件で施行

 〇タンザイナイトS 2頭     (ホープフルサイン⑨2着

 ちなみに、前走との間隔を見ると、突出して多いのは中2週です。今回該当するのは、前走カーバンクルS組と新春S組です。

 

3)性齢 ※頭数は延べ数

 4歳 4頭6頭   〇5歳 1頭6頭   〇6歳 3頭6頭   〇7歳以上 1頭3頭

/◇牝馬 3頭7頭   ◇騸馬 0頭0頭

 

4)血統

 中京開催の近3年はサンデー系が優勢でしたが、その前の京都開催はミスタープロスペクター系の方が強かった印象です。この一年でも、京都の芝1200で一番成績がよいのはミスプロ系のロードカナロア産駒(キングカメハメハの子)ですので、この血脈で拾っておくのがよいと思います。

ミスタープロスペクター系(ロードカナロア ドゥラメンテなど)

 ・エターナルタイム:父ロードカナロア/母父ハーツクライ(サンデー系)

 ・オタルエバー:父リオンディーズ/母父Redoute's Choice(ノーザンダンサー系)

 ・カイザーメランジェ:父サクラオリオン/母父サクラプレジデント(サンデー系)

 ・サトノラムセス:父ルーラーシップ/母父ディープインパクト(サンデー系)

 ・ホープフルサイン:父モンテロッソ/母父グラスワンダー(ロベルト系)

 ・ルガル:父ドゥラメンテ/母父New Approach(ノーザンダンサー系)

 

5)JRAホームページのデータ分析

 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。

データ分析:シルクロードステークス 今週の注目レース JRA

  ①前走も京都芝1200の馬に注目

  ②前走掲示板(5着以内)

  ③ここ5年で4勝の4歳馬が活躍

  ④優勝馬は牡馬56㌔以上、牝馬55㌔以上

 ①~④をすべて満たすのはルガルだけです。③を除けば、トゥラヴェスーラ、カルネアサーダ、メイショウソラフネらも浮上してきます。

 

6)宮田式バイオリズム

 最後に、宮田式バイオリズムがの馬を見ておきます。

 ・ショウナンハクラク   4・0・2・13

 ・ジューンオレンジ    4・1・1・5

 ・リバーラ        2・0・1・4

   

6)結 論

 データ的に最もふさわしいのはルガルです。前走京阪杯ではトウシンマカオに競り負けましたが、明け4歳の伸びしろを考えれば、斤量増のハンデを補って好勝負可能と思えます。ただ、ここはハンデ戦でもあるので、JRAの分析とは見解が異なりますが、軽量馬にも目星を付けておきたいところです。マイル路線から転戦してくるエターナルタイムは、活躍傾向の牝馬で54㌔は、何やら無気味さが漂います。前走富士Sは②人気7着に敗れましたが、勝ったナミュールは次走マイルCS勝ちで、他もGⅠ戦に出走するメンバー相手でしたから、実力の程は確かでしょう。ルメール騎乗なので人気になるかもしれませんが、ルガルを逆転するとすれば、この馬かなという感じがします。それから、実績馬のアグリはここを叩いてからだと思うので、今回は一枚割引きかなと思います。あと、穴っぽいところでは、サンライズオネストの復活とカワキタレブリーの「一発芸」があるか、というところです。いずれにしても、人気上位2頭とあと一頭は人気薄というヒモ荒れパターンを期待しています。

 今週は小倉の土日のメインがともに1200なので、「ビッグアーサー(サクラバクシンオー系)狙い」が通用するかどうか、検討してみようと思います。本日もお読みいただきありがとうございました。今晩あたりから寒くなりそうです。暖かくしてお過ごしください

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1/22(月) 根岸Sの展望

2024-01-22 | 分析

 突発で用事が出来たりして、何となく腰が落ち着かないまま、正月の中山競馬が終わってしまい、今週からはもう東京開催に移行します。いよいよ今年最初のGⅠレース、フェブラリーSが近づいて来た感じです。この間、馬券成績が今ひとつだったので、心機一転して、大きな馬券が獲れるようにがんばりたいところです。今日は、そのフェブラリーSの前哨戦、根岸Sを検討してみます。例年に比べてややメンバーが手薄な印象はありますが、4連勝中の上がり馬が含まれていますので、どんな走りを見せてくれるか、注目です。

根岸ステークス【2024年1月28日東京11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

根岸ステークスの過去10年データ、好走馬一覧(2024年1月28日東京11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 では、以下に過去10年の3着以内馬の傾向を見ていきます。

 

1)前走(ステップ)※( )内は今回該当する馬、〇数字は人気順です

 武蔵野S     7 (タガノビューティ⑥2着 ヘリオス⑩10着

 〇チャンピオンズC 6 (※該当なし 

 〇カペラS     5 (ベルダーイメル③6着

 〇ギャラクシーS  2 (アイオライト③5着)

 〇すばるS     2 ※該当なし

 〇師走S      2 (※該当なし

 〇ファイナルS   2 (※該当なし

  ちなみに、前走との間隔で一番多いのは中7週、次が中10週です。今回のメンバーで該当するのは、中7週がアイオライト、中10週がタガノビューティーヘリオスです。

 

2)性齢 ※頭数は延べ数

 〇4歳 4頭   〇5歳 8頭   〇6歳 10頭   〇7歳 2頭   〇8歳 6頭

/◇牝馬 1頭   ◇騸馬 4頭

 ダートらしく高齢馬が活躍する傾向で、明け4歳はやや劣勢です。過去10年に4歳で3着以内に入った馬は、去年3着のバトルクライ、2019年1着コパノキッキング、2018年2着サンライズノヴァ、2016年1着モーニンの4頭ですから、今回4連勝で臨むサンライズフレームがこれらの馬のレベルにあるかどうか、よく吟味する必要があります。

 

3)血統

 流行廃りがありますが、少し前ならミスプロ系、全体的にはノーザンダンサー系が目を引きます。ここ2年ならば、サンデー系のオルフェーヴル産駒(ステイゴールドの血脈)でしょうか。ここでは、オルフェーヴル × 母父ノーザンダンサー系の馬だけ挙げておきます。

 ・オセアダイナスティ:父オルフェーヴル/母父メジロライアン(ノーザンダンサー曾孫)

 ・ヘリオスオルフェーヴル/母父フレンチデピュティ(ノーザンダンサー曾孫)

 ・ベルダーイメル:父オルフェーヴル/母父スニッツェル(ノーザンダンサー玄孫)

 

4)JRAホームページのデータ分析

 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。

データ分析:根岸ステークス 今週の注目レース JRA

  ①武蔵野S組が有力

  ②上がり脚の速い馬が優勢

  ③外国産馬の好走率が高い

  ④3連勝以上、2連勝を含む5連続連対の実績馬は要注目

 ①②④で条件に合うのは、タガノビューティーベルダーイメルです。

 

5)宮田式バイオリズム

 最後に、宮田式バイオリズムがの馬を挙げておきます。

 ・アルファマム      6・1・1・7

 ・アームズレイン     5・0・1・5

 ・オセアダイナスティ   4・0・1・12

 ・ジャスパーゴールド   4・2・3・20

 ・ボイラーハウス     4・2・5・16

 

6)結 論   

 連勝中のサンライズフレームは、前走スタートで出遅れての一気差しですから、実力的にGⅡ戦でも十分通用しそうですが、ここは高齢馬が活躍しているデータもありますし、格から言って、前走武蔵野S組から中心馬を選ぶ方が、妥当というか「安全策」のような気もします。となると、同レース2着のタガノビューティーが最右翼、続いて、6着のベルダーイメルと10着のヘリオスとなりますが、やや「出がらし感」というか、昔の名前で出ている印象もあるので、希望的には新進の馬に出て来てもらいたい感じです。期待しているのは、5歳牝馬のアルファマムです。後ろから差し脚を決めるパターンが多いので、成績が極端ですが、前走霜月Sの上がり脚34.7秒は、上に挙げた4頭と御しても、全然ひけをとらないと思いますので、上のデータから導き出したというよりも、個人的な期待感の方が前に出てしまいますが、今日の段階ではこの馬を主軸の一番手としておきます。あと、距離がもてばでアームズレイン、地方で実績を積んできたシャマルあたりの好走にも注意しておこうと思います。

 明日は京都のシルクロードSを検討をしてみようと思います。GⅠ高松宮記念と縁があるレースですので、こちらも楽しみです。本日もお読みいただきありがとうございました。朝から風が強いですが、今日も一日無事に終わりますように。

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1/21(日) 本日のねらい AJCCなど

2024-01-21 | 朝予想

 昨日は予想外の急な用事が入って、ライヴ予想どころか馬券さえ買えずに出かけることになって、まったく不本意なことになってしまいました。戻って朝予想したレースの結果を確認したら、1勝2敗でしたが、唯一荒れた京都は大外れでした。さすがに今日は馬券は買えると思うので、腰を据えて予想していきます。

 今日のねらいは、中山と京都の重賞レースです。雨が降って重巧者が台頭してきそうです。早速今朝のオッズから、枠人気とねらい馬を並べてみます。発走順で早いのは、京都の東海Sですので、まずはこちらから(〇数字は単勝人気順、馬名の前数字は斤量)。

 

 1/21(日) 京都11R 東海S GⅡ ダート1800 

 〇1番人気枠=5枠  オメガギネス①     レッドファーロ⑩

 〇2番人気枠=7枠  ウィリアムバローズ②  ブライアンセンス⑤

 〇3番人気枠=3枠  ペプチドナイル④    スマッシングハーツ⑧

 〇4番人気枠=2枠  ヴィクティファルス③  キリンジ⑫

 〇5番人気枠=8  オーロイプラータ⑥   ブラックアーメット⑯

 〇6番人気枠=6枠  タイセイドレフォン⑨  バビット⑪

 〇7番人気枠=1枠  ミッキーヌチバナ⑦   ビヨンドザファザー⑭

 〇8番人気枠=4枠  サンライズウルス⑬       ゲンパチルシファー⑮ 

 京都のダートが雨でどこまで悪くなるか、それ次第というところはありますが、前走のグリーンCCが強かったオメガギネス中心でよいのではと思います。相手には、前が潰れて後方勢が台頭すると踏んで、ウィリアムバローズペプチドナイルよりも、オーロイプラータブライアンセンスのほうを優位と見ます。上の一覧を見ると258枠が枠人気上位5つに収まっていますので、このパターンでねらうとすれば8枠のオーロイプラータですが、雨馬場で最後方から追い込む馬が勝ち切るのはどうかなと見ています。あと怖いのは、レッドファーロあたりでしょうか。ミッキーヌチバナも相手の穴候補と考えていましたが、ウィニング競馬の大久保氏も△をつけるなど、意外にマークされて人気が下がらないので、ちょっと躊躇します。いずれにしても、オメガギネスがここでは力が一枚上と思います。


 つづいて、中山のアメリカジョッキークラブ・カップ(AJCC)です。

 1/21(日) 中山11R AJCC GⅡ 芝2200 

 〇1番人気枠=8枠  ボッケリーニ②     チャックネイト③

 〇2番人気枠=1  マイネルウィルトス①

 〇3番人気枠=7枠  カラテ⑥        ラーグルフ⑧

 〇4番人気枠=3枠  モリアーナ④

 〇5番人気枠=2  クロミナンス⑤

 〇6番人気枠=4枠  ショウナンバシット⑥

 〇7番人気枠=6枠  アドマイヤハレー⑨         シルブロン⑩ 

 〇8番人気枠=5枠  サンストックトン⑪      ホウオウリアリティ⑫

 上位人気馬が強く波乱の目はあまりない感じです。中では、道悪実績のあるボッケリーニを中心と見るのが一番無難ですが、調教具合を含めて勢いがあるわけではありませんので、同じ8歳ならカラテの底力に賭けてみる方がおもしろい感じがします。元々がマイラーなので、距離2200に不安がないこともないですが、JCで⑬人気8着など、年齢を重ねて距離に融通がきくようになってきたと思います。この距離の中山芝実績は見劣りますが、まだ若駒時代の話ですし、中山の芝レース自体の戦績は3・1・0・4ですから、まあ不得手ということもないでしょう。馬場も悪くなってここは上位人気馬に一泡吹かせる絶好のチャンスと見ています。相手には、最低人気のホウオウリアリティを加えて三連勝負としますが、そんなに荒れる感じはしていません。

 

 あとひとつ、小倉メインの豊前Sがハンデ戦でおもしろそうですので一言だけ。これは前走奥羽Sで⑥人気13着と惨敗を喫したメイショウジブリの巻き返しに期待しています。前走は9ヶ月ぶりでしたから、叩いた今回は一変すると見込んでいます。

 


 ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。みなさんの高配当・好配当を祈ります。

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