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レース展望と回顧、馬券術について

1/23(火) シルクロードSの展望

2024-01-23 | 分析

 今朝は暖かいです。暖冬に慣れてるせいか「最強寒波」などと言われると身構えてしまいますが、週中から寒くなるのは確かなようで、土日は例年どおりの冬場のレースに戻りそうです。

 今日は京都の重賞レース、シルクロードSを検討してみます。GⅠ高松宮記念まではまだ間がありますが、ここで好走すると、本番でも上位に来ている傾向は看過できません(去年は1・2着馬が本番で2・1着でした!)。今年も本番で上位を狙えそうな馬が参戦しているので楽しみです。競馬ラボの出馬表には、まだ斤量が反映されていませんが、一応下に載せておきます。

シルクロードS【2024年1月28日京都11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

シルクロードステークスの過去10年データ、好走馬一覧(2024年1月28日京都11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 京都競馬場での施行は4年ぶりで、中京開催の3年と傾向が変わってくると思いますので、中京の近3年とそれ以前の京都開催の過去7年の3着以内馬のデータを併記してみます。

 

1)斤量(ハンデ) ※( )内は今回の該当馬。左頭数が中京の過去3年。右頭数が京都のその前7年。

           中京  京都

 ・58㌔           1頭

 ・57.5㌔    2頭  1頭

 ・57㌔      1頭  4頭(オタルエバー サンライズオネスト ホープフルサイン)

 ・56.5㌔    1頭  1頭

 ・56㌔      3頭  3頭(カイザーメランジェ ディヴィナシオン テイエムスパーダ メイショウソラフネ)

 ・55.5㌔         1頭

 ・55㌔      1頭  6頭(カルネアサーダ カワキタレブリー サトノラムセス サンライズロナウド

                    ショウナンハクラク) 

 ・54㌔      1頭  1頭

 ・53㌔           3頭(ドグマ)

 

2)前走(ステップ)※( )内は今回の該当馬、〇数字は人気順

 〇淀短距離S          6頭(メイショウソラフネ⑥2着 カルネアサーダ④4着 サトノラムセス⑮4着

                    ショウナンハクラク⑤7着 カワキタレブリー⑭10着)

 〇京阪杯      1頭   4頭(ルガル①2着 トゥラヴェスーラ⑫4着

 〇スプリンターズS 2頭   1頭(テイエムスパーダ⑩14着

 〇尾張S          2頭(※別条件で施行

 〇タンザイナイトS 2頭     (ホープフルサイン⑨2着

 ちなみに、前走との間隔を見ると、突出して多いのは中2週です。今回該当するのは、前走カーバンクルS組と新春S組です。

 

3)性齢 ※頭数は延べ数

 4歳 4頭6頭   〇5歳 1頭6頭   〇6歳 3頭6頭   〇7歳以上 1頭3頭

/◇牝馬 3頭7頭   ◇騸馬 0頭0頭

 

4)血統

 中京開催の近3年はサンデー系が優勢でしたが、その前の京都開催はミスタープロスペクター系の方が強かった印象です。この一年でも、京都の芝1200で一番成績がよいのはミスプロ系のロードカナロア産駒(キングカメハメハの子)ですので、この血脈で拾っておくのがよいと思います。

ミスタープロスペクター系(ロードカナロア ドゥラメンテなど)

 ・エターナルタイム:父ロードカナロア/母父ハーツクライ(サンデー系)

 ・オタルエバー:父リオンディーズ/母父Redoute's Choice(ノーザンダンサー系)

 ・カイザーメランジェ:父サクラオリオン/母父サクラプレジデント(サンデー系)

 ・サトノラムセス:父ルーラーシップ/母父ディープインパクト(サンデー系)

 ・ホープフルサイン:父モンテロッソ/母父グラスワンダー(ロベルト系)

 ・ルガル:父ドゥラメンテ/母父New Approach(ノーザンダンサー系)

 

5)JRAホームページのデータ分析

 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。

データ分析:シルクロードステークス 今週の注目レース JRA

  ①前走も京都芝1200の馬に注目

  ②前走掲示板(5着以内)

  ③ここ5年で4勝の4歳馬が活躍

  ④優勝馬は牡馬56㌔以上、牝馬55㌔以上

 ①~④をすべて満たすのはルガルだけです。③を除けば、トゥラヴェスーラ、カルネアサーダ、メイショウソラフネらも浮上してきます。

 

6)宮田式バイオリズム

 最後に、宮田式バイオリズムがの馬を見ておきます。

 ・ショウナンハクラク   4・0・2・13

 ・ジューンオレンジ    4・1・1・5

 ・リバーラ        2・0・1・4

   

6)結 論

 データ的に最もふさわしいのはルガルです。前走京阪杯ではトウシンマカオに競り負けましたが、明け4歳の伸びしろを考えれば、斤量増のハンデを補って好勝負可能と思えます。ただ、ここはハンデ戦でもあるので、JRAの分析とは見解が異なりますが、軽量馬にも目星を付けておきたいところです。マイル路線から転戦してくるエターナルタイムは、活躍傾向の牝馬で54㌔は、何やら無気味さが漂います。前走富士Sは②人気7着に敗れましたが、勝ったナミュールは次走マイルCS勝ちで、他もGⅠ戦に出走するメンバー相手でしたから、実力の程は確かでしょう。ルメール騎乗なので人気になるかもしれませんが、ルガルを逆転するとすれば、この馬かなという感じがします。それから、実績馬のアグリはここを叩いてからだと思うので、今回は一枚割引きかなと思います。あと、穴っぽいところでは、サンライズオネストの復活とカワキタレブリーの「一発芸」があるか、というところです。いずれにしても、人気上位2頭とあと一頭は人気薄というヒモ荒れパターンを期待しています。

 今週は小倉の土日のメインがともに1200なので、「ビッグアーサー(サクラバクシンオー系)狙い」が通用するかどうか、検討してみようと思います。本日もお読みいただきありがとうございました。今晩あたりから寒くなりそうです。暖かくしてお過ごしください


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