今日はリニューアルされた愛知杯を検討してみます。愛知杯と言えば、1月の牝馬2000芝ハンデ戦でしたが、京都牝馬Sの条件をこの時期の中京に(無理矢理)持ち込んで、5月のGⅠのステップレースにしようということなのか。4月ではないので、あまり得心のいかない新設レースですが、過去のデータが役に立ちません。というより「ない」ので、ほぼ当てずっぽうの予想となります。逆にその方が当たったりして(笑)。
1)血統
競馬ラボの分析によると、中京1400に適合的な父系血統は、サンデー系(キズナ)、ロベルト系(モーリス)、ミスプロ系(ロードカナロア、ドゥラメンテ)あたりのようです。合致する馬は何頭かいますが、父系だけですし、条件戦も含めた血統傾向なので、これが牝馬のopクラスでどこまで有効かはわかりません。したがって、あとは好みの問題でしょう。個人的にはノーザンダンサー系(ND)が意外によさげに見えます。同距離opの例では、去年のファルコンSの1着ダノンマッキンリーと2着オーキッドロマンスの母父はいずれもはNDでした。今回は該当馬が3頭しかいませんが、いずれかが馬券圏内に来るようなら、おもしろいと思います。
※サンデー系= 、ノーザンダンサー系= 、ミスプロ系= 、
ナスルーラ系= 、ロベルト系=
・クランフォード :父ブリックスアンドモルタル(Storm Bird系)/母父キングカメハメハ(Kingmambo)
・エトヴプレ :父Too Darn Hot(Dubawi)/母父Clodovil(Danzig系)
・リバーラ :父キンシャサノキセキ(フジキセキ)/母父Stormy Atlantic(Storm Bird系)
2)JRAホームページのデータ分析
京都牝馬Sの過去データをもとにしているので、あまりあてになりませんが、強調されている点は以下のとおりです。
① ①人気が7連対
② 前走重賞組が好走
③ 4・5歳馬中心
④ 前走芝1400か1600、前走着順6着以内、前走人気⑥人気以内の馬から狙いを立てるべき
条件をすべて満たす馬はいませんが、比較的適合するのは、カピリナ、クランフォード、スウィープフィートの3頭で、グランテスト、コラソンビート、シングザットソングが続くといったところです。
3)宮田式バイオリズム◎
・エトヴプレ 3・2・0・6
・エポックヴィーナス 3・3・0・7
・シングザットソング 2・1・2・12
・セントメモリーズ 4・1・0・2
・テイエムスパーダ 5・1・1・16
・ナナオ 3・3・1・4
・ヤマニンアンフィル 3・3・3・14
・リバーラ 2・0・1・8
4)結 論
フルゲートの1400なので、荒れそうな雰囲気が充満しています。実績的には、去年の桜花賞4・5着のスウィープフィートとエトヴプレの争いでしょうか。あとはイフェイオンとカピリナあたりで、いずれにしても4歳が中心のレースと思います。一応、この距離で勝った経験のあるエトヴプレを軸に据えて、ヒモ荒れ警戒のスタンスでいこうと思います。相手はスウィープなど、上に名前が挙がったところに加えて、グランテスト、クランフォード、セントメモリーズ、モリノドリームにシングザットソングまで押さえておくべきかなと。ナナオやコラソンビートはどうでしょうか。穴っぽさはあるものの、前走の負け方から一変はまだ先のような感じがします。ただ、ナナオは上の宮田式バイオリズムが良好なので、切るのはちょっと迷いますけど。
ということで、
◎エトヴプレ 〇スウィープフィート ▲クランフォード △セントメモリーズ……
でまとめておきます。
明日は土日の重賞に出走する馬たちの追い切り情報を集めてみます。本日もお読みいただきありがとうございました。彼岸の中日です。穏やかな一日となりますように。
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