Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

8/21(水) 海外GⅠインターナショナルSのねらい

2024-08-21 | 海外競馬
 今日は英国でGⅠインターナショナルSがあり、日本馬のドゥレッツァが参戦するようで、JRAで馬券発売がありますので、ちょっと注目しています。①人気が予想されるシティオブトロイにはエクリプスSに続くGⅠ3連勝がかかりますが、どうなるでしょうか。個人的には血統以外に判断材料がないので、ほとんど当てずっぽうですが、短く検討してみます。
 
 
 去年勝ったモスターダフ、その前のバーイードともに父系がノーザンダンサー系(ND)です。その前の2頭はミスプロ系でしたから、そんなに単純ではないと思いますが、欧州競馬ですし、やはり血統としてはまずNDに注目しないわけにはいかないでしょう。となると、日本馬のドゥレッツァは父ドゥラメンテがキンカメ子のミスプロ系なので、今回はどうか、母系にND血脈もあるので欧州競馬に全く合わないとは思いませんが、馬券の中心とするにはやや心許ない感じです。他方、シティオブトロイは父方がStorm Bird系のND血脈、母父がGalileo(Sadler's Wells子のND)なので、これは欧州競馬の血脈にそう感じです。父系がやや軽めなのでスピードは父系譲り、スタミナと体力は母系からってところでしょうか。その他の馬たちも、父系を遡ればだいたいNDに辿り着くので、さすが欧州競馬というか、陣営も血統と無関係に大舞台に管理馬を上げてはこないなというところです。NDに該当しないのはザラケム(父系ミスプロ)くらいですが、これとてドゥレッツァ同様、部分的にはNDの血脈を含んでいますから。
 
 ということで、血統面でややマイナスに映るのは、ドゥレッツァとザラケムの2頭くらいで、これだとまだ残り11頭もいますんで(笑)、もう少し絞り込みたいところです。血統面でさらに着目すべきは、シティオブトロイの母系に見える Galileo-Sadler's Wells-ノーザンダンサー の筋でしょう。これはコテコテの欧州血脈ですが、これでさらに絞り込めば、以下の4頭が該当します。
 ドックランズ:父Massaat(Galileo孫)
 〇ハンスアンデルセン:父Frankel(Galileo子)
 〇アンビエンテフレンドリー:父Gleneageles(Galileo子)
 〇カランダガン:父Gleneageles(Galileo子)
 
近いところで、もう一頭挙げると
 〇ブルーストッキング:父Camelot(父モンジューがSadler's Wells子)
もいます。
 
 あと、母系では、
 〇マルジューム:母Nictate(父TeofiloはGalileo子)
 〇シティオブトロイ:母Together Forever(Galileo子)
の2頭が該当します。
 
 だいたいこの計7頭で馬券を組み立てるのがいい感じです。
 中心馬は父系にGalileoがいる4頭からカランダガンを抜擢します。GⅠ初挑戦ですが、ここまで3連勝の勢いで、シティオブトロイを完封できるのはこの馬と見ます。相手は、英ダービーでシティオブトロイに敗れて勝負づけが済んだ感じもありますが、アンビエンテフレンドリーの再浮上に期待し、馬場が悪化すればより台頭しそうなブルーストッキングを三番手とします。シティオブトロイはその次でしょうか。まとめると、
 
カランダガン 〇アンビエンテフレンドリー ▲ブルーストッキング △シティオブトロイ……
 
で、日本馬のドゥレッツァは申し訳ないけど今回は切ろうかなと思っています。馬券発売はこの後、朝7:00からで、レースは日本時間の23:35頃ということですので、早めに買っておきます。さて、どうなりますか。土日の資金づくりになるとよいのですが。
 
 本日もお読みいただきありがとうございました。今日も一日がんばりましょう。
 
コメント
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