Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

8/22(木) キーンランドCの展望

2024-08-22 | 分析
 最初に英国のインターナショナルSですが、いやぁシティオブトロイは強かった。先行して押し切るとは予想外でしたが、ムーア騎手は直線に入っても自信満々でしたねぇ。唯一の日本馬ドゥレッツァは、離されはしましたが5着は立派でした。以下は鞍上ルメールさんのコメントです。
:「スタートはいつものように少し遅れて3、4番手でレースを進めることになりましたが、道中、馬は冷静でしたし、フットワークも良かったです。直線に入ってからも手応えは良かったのですが、ラスト300から400メートルくらいから、はやい流れについていくことが出来ませんでした。馬は良い競馬をしてくれましたが、おそらく休み明けの影響があったと思います。」
 
 馬券の方は、昨日書いたようにほぼ当てずっぽうでしたが、2着のカランダガンから入って、3着のゴーストライターも一応斤量優位の3歳なので押さえておいて正解でした。配当もまあまあでしょう。週中にいい感触をつかめてラッキーでした。
 
 さて、今日は夏のスプリント戦・日曜札幌のキーンランドCを検討してみます。秋のGⅠスプリンターズSの上位馬を輩出する重要レースです。昨年ここを勝って本番のGⅠで3着だったナムラクレアが今年も出て来ます。ここをステップに悲願の頂点に立てるかどうか注目です。過去10年の3着以内馬のデータを見てみます。
 
 
1)前走(ステップ) ※( )内は今回の該当馬、〇数字は前走の単勝人気順
 〇函館SS    8サトノレーヴ②1着 オタルエバー⑬5着 セッション⑪8着
                マテンロウオリオン⑮13着 ジュビリーヘッド⑭14着
 〇UHB     6頭プルパレイ⑤1着 キミワクイーン④2着 ソウテン⑭5着
                ダノンマッキンリー②6着 ミッキーハーモニー⑩7着
                シュバルツカイザー⑪15着 シナモンスティック⑥16着)  
 〇ヴィクトリアM 2頭(※該当なし)   
 〇高松宮記念   2頭ナムラクレア②2着
 〇アイビスSD  2頭ディヴィナシオン⑤4着
 〇葵S      2頭エトヴプレ①4着
 
 ちなみに、前走との間隔で言えば、中9週函館SS)が最多ですが、あいだ3~5ヶ月ぶりの久々の馬も好走する傾向です。5ヶ月ぶりのナムラクレアにとっては好ましい傾向です。
 
2)性齢 ※頭数は延べ数
 〇3歳:5頭  〇4歳:12頭  〇5歳:8頭 〇6歳:2頭 〇7歳以上:3頭
/〇牝馬:16頭 〇騸馬:2頭
 
 4歳が優勢ですが、半数以上が牝馬というのが特注ものです。 
  
3)血統
 難解ですが、洋芝で馬場が悪化すれば、ーザンダンサー系の好走率が上がる感じです。これで該当馬を拾っておきます。
 ※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  、 
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
 ・オオバンブルマイ :ディスクリートキャット(Storm Bird系)/母父ディープインパクト(サンデーサイレンス)
 ・シュバルツカイザー:Dark Angel(Try My Best系)/母父Nashwan
 ・エイシンスポッター:エイシンヒカリ(ディープ)/母父Barathea(Sadler's Wells)
 ・エトヴプレ    :Too Darn Hot(Seeking The Gold)/母父Clodovil(Danzig系)
 ・オタルエバー   :リオンディーズ(キンカメ)/母父Redoute's Choice(Danzig系)
 ・ダノンマッキンリー:モーリス(スクリーンヒーロー)/母父Holy Roman Emperor(Danzig系)
 ・ナムラクレア   :ミッキーアイル(ディープ)/母父Storm Cat(Storm Bird)
 ・ビッグシーザー  :ビッグアーサー(サクラバクシンオー)/母父Tale of Ekati(Storm Bird系)
 
4)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ① 通算出走数23戦以内
 ② 内枠不振:過去10年3着馬の枠は4~8枠
 ③ 年明け以降の重賞で7着以内(出走13頭以上)
 ④ 前走の4角通過順は②~⑫番手:逃げ馬と極端な追い込み馬は不振
 
 現時点で②はわかりません。その他で浮上するのは、数が多いですが、エトヴプレオタルエバーサトノレーヴダノンマッキンリーナムラクレアビッグシーザーの6頭です。
 
5)宮田式バイオリズム 
 ・エイシンスポッター   6・1・3・11
 ・エトヴプレ       3・2・0・3
 ・オオバンブルマイ    4・0・1・3
 ・サトノレーヴ      6・1・0・1
 ・ソウテン        4・3・3・11
 ・ダノンマッキンリー   3・0・0・4
 ・ナムラクレア      5・5・4・3
 ・プルパレイ       4・3・1・15 
 
6)結 論  
 順調に調整できていればナムラクレアが中心で、相手はサトノレーヴでほぼ決まり、焦点は3着争い……といったところでしょうが、札幌は雨が多く、あまり馬場が良くないようなので、「二強」の隙をつけるとしたら、重巧者ではないかと思います。となると、武が乗ってやや人気になりそうですが、まずはオオバンブルマイ、それから去年2着のシナモンスティック、あとは、オタルエバーキミワクイーンセッションミキノハーモニーでしょうか。道悪の評価が不明ですが、これらに3歳のダノンマッキンリーと桜花賞5着のエトヴプレを加えたあたりが相手候補と思われます。「二強対決」はどちらかがコケる傾向がありますし、先週の札幌記念のようなこともあり得ますので、今日のところはナムラクレアを対抗にとどめて、オオバンブルマイから狙ってみようかと考えています(武が乗るので不安ですけど 笑)。
 ということで、
 オオバンブルマイ 〇ナムラクレア ▲サトノレーヴ △エトヴプレ…… 
 
でまとめておきます
 
 天気予報を見ていると、しばらく雨の日が続くようですし、来週はまた台風が近づいて来そうで困るのですが、夜間が少し気温が下がってきた感じがするのだけはよい傾向です。昼間も早く涼しくなってほしいものです。本日もお読みいただきありがとうございました。今日も一日がんばりましょう。
コメント
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