Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

7/16(火) 中京記念の展望

2024-07-16 | 分析
 最近またコロナ感染者が増えてきているようです。マスクをしている人も一頃よりはだいぶ減りましたし、世間の警戒感が薄れているのは確かなんで、気をつけないといけないなあと思います。
 
 今日は日曜の中京記念を検討してみます。2年ぶりの小倉開催となり、過去のデータがどこまで活きるかわかりませんが、ハンデ戦なので波乱要素はあります。一応過去10年の3着以内馬のデータを振り返ってみますが、2021・22年の小倉開催は別格(赤数字)としておきます。
 
 
1)斤量(ハンデ) ※( )内は今回の該当馬 
 ・58㌔     1頭
 ・57.5㌔   
 ・57㌔     4頭 1頭
 56.5㌔   1頭
 ・56㌔     9頭 2頭アスクワイルドモア アナゴサン エスコーラ
 ・55.5㌔   1頭
 ・55㌔     5頭 1頭テーオーシリウス ワールドリバイバル
 ・54㌔     3頭 1頭
 53㌔     2頭 
 ・52㌔     4頭 1頭
 
2)前走(ステップ) ※( )内は今回の該当馬、〇数字は前走の単勝人気順
 〇米子S     5頭    アナゴサン⑩3着 エスコーラ⑦9着
 〇パラダイスS  4頭   
 〇ヴィクトリアM 3頭   
 〇安田記念    2頭 2頭エルトンバローズ⑭8着 カテドラル⑱16着
 〇NHKマイルC 2頭   
 〇マイラーズC  2頭 1頭 
 〇京王杯SC   2頭   
 〇マーメイドS  2頭 2頭タガノパッション⑤15着
 〇谷川岳S    2頭 1頭 
 
3)性齢 ※頭数は延べ数
 〇3歳:2頭  〇4歳:6頭1頭  5歳:17頭4頭 〇6歳:4頭1頭  〇7歳:1頭
/〇牝馬:6頭2頭 〇騸馬:0頭
    
4)血統
 全体としてはサンデー系ですが、小倉の芝1800ということならば、ロベルト系のエピファネイアやモーリスの産駒も台頭してくる印象です(サンデーもロベルトも遡れば同系ですが、個人的には別立てで考えています)。ここでは、父ロベルト系の血統を挙げておきます。
※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
 ・アルナシーム   :モーリス(スクリーンヒーロー)/母父ディープインパクト
 ・エピファニー   :エピファネイア(シンボリクリスエス)/母父ディープインパクト
 ・セルバーグ    :エピファネイア(シンボリクリスエス)/母父キンシャサノキセキ(フジキセキ)
 ・ソレイユヴィータ :スクリーンヒーロー(グラスワンダー)/母父カーネギー(Sadler's Wells)
 ・ワールドリバイバル:エピファネイア(シンボリクリスエス)/母父アグネスタキオン
 
5)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ①伏兵が活躍:過去10年で⑥人気以下が13連対
 ②前走オープン特別組が中心:過去10年3着内馬の14/30頭が該当
 ③ヘイルトゥリーズン系(サンデー・ロベルト系)が活躍
  :キングカメハメハなどミスプロ系は不振か
 ④5歳以下。前走より斤量が軽くなる馬に着目。
 
 ②はほとんどの馬が該当します。③ではエピファニーエルトンバローズカテドラルセオあたりの実績馬が浮上してきます。④だと、セルバーグニホンピロキーフでしょうか。
 
6)宮田式バイオリズム 
 ・アナゴサン       4・7・4・16 
 ・エスコーラ       4・0・1・3
 ・カテドラル       4・6・1・24
 ・タガノパッション    2・2・8・13
 ・ボーデン        4・4・1・10
 ・ワールドリバイバル   2・3・1・11
 
7)結 論  
 前走GⅠ組の3頭が能力上位と見れば、平地で決め脚が冴えるカテドラルを狙いたいところですが、さすがに8歳馬ですしねぇ。エルトンバローズも強いと思いますが、59㌔だと連に絡むのが精一杯と見ます。あとエピファニーもいますが、ハンデ戦ですので、ここは思い切って軽量馬を軸馬に据えようと思います。勝つまではどうかと思いますが、狙いはハンデ55㌔のワールドリバイバルです。去年の8月小倉日経opで2着があるように、この時期の小倉1800はこの馬にはぴったりです。GⅠ・GⅡクラスでは能力的に太刀打ちできませんが、GⅢのハンデ戦ならば、3歳時に福島ラジオNIKKEI賞2着があるように、ぎりぎり粘りこめる感じです。ここ2走二桁着順が続いて今回人気を下げそうなのも好都合でしょう。相手は、上記3頭とセオに、カテドラルを物差しにして一緒に走って好走している馬から、アルナシームセルバーグロングラン、穴馬でニホンピロキーフまで加えて、三連勝負がおもしろいと思います。
 
 ワールドリバイバル 〇エルトンバローズ ▲エピファニー △カテドラル 
 
で今日はまとめておきます
 
 本日もお読みいただきありがとうございました。週の後半からまた猛暑になるようです。無事にお過ごしくださいませ。
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