梅雨の中休みで好天続きです。3日も雨が降らないのはいつ以来でしょうか。去年は6月に梅雨が明けてしまいましたが、今年はまだもうひと山ふた山あるんでしょう。被害が大きくならないことを祈りますが。
さて、今度の日曜は上半期最後のGⅠレース、グランプリ宝塚記念です。楽しみは楽しみなのですが、イクイノックスが一頭だけ強すぎて、斤量2キロ増しの60㌔くらいで走ってくれないと(笑)他馬にはちょっとつけいる隙がない感じです(あるいは当日雨で泥んこ馬場になるとか)。ですので、2・3着狙いというか、イクイノックスは出ないものと仮定して予想をするのがいい気がします。
その前に、日曜の反省を。まず、狙いの阪神マーメイドSは「例の法則」にしたがって、7枠のビジンから入りました。酒井騎手は強気に乗ってくれ、直線で一時先頭に立つなど、よく頑張ったと思うのですが、いかんせんスピード勝負になると、この馬にはあれが限界という印象です。もう少し距離があって持久力比べになった方が持ち味が出たんだろうなと思いました。思いのほか荒れませんでしたが、3着に入ったホウオウエミーズは10番人気で、このレースは本当に10番人気に縁がある不思議なレースです。
それから、東京のユニコーンSの方は、147枠よりも258枠の方が強い日でしたので、1枠のオマツリオトコは諦めて、人気でも逆らわずに2枠のペリエールを軸に据えました。予想以上の強さでしたが、サンライズジークがよく2着に粘り込みました。朝の段階では、成績的にはとても間に合わない感じがありましたが、10Rで枠人気8番人気(単勝12番人気)の馬が3着に来たので、もしかしたらここも枠の7・8番人気の馬が来るかもと思い、切らずによかったと思います。
では、宝塚の続きです。
宝塚記念【2023年6月25日阪神11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)
宝塚記念の過去10年データ、好走馬一覧(2023年6月25日阪神11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)
まず、過去10年で3着以内に入った馬たちの前走を見てみます。
・天皇賞(春) 9頭
・大阪杯 5頭
・ヴィクトリアM 4頭
・ドバイシーマC 4頭
・鳴尾記念 4頭
・目黒記念 2頭 など
去年勝ったタイトルホルダーが天皇賞(春)を制しているように、比較的春天組が好走するパターンのあるレースです。意外に、過去、鳴尾記念組が穴を開けているのが目を引きます。今回で言えば、ボッケリーニ、モズベッロ、カラテがいますが、いずれも7歳馬ですので、やや新味を欠く感じです。そこで、同じく過去10年の性齢を見てみると(延べ数30頭中)、
・牡馬 17頭 ・牝馬 11頭 ・騸馬 2頭
・4歳 9頭 ・5歳 16頭 ・6歳 4頭 ・7歳 1頭
ですから、7歳以上はやや厳しい感じがします。それよりも強調されるべきは、牝馬が好走するレースということでしょうか。今回は、ジェラルディーナ、ライラック、スルーセブンシーズ?、ウインマイティ?の4頭が出走登録していますが、ジェラルディーナは去年だったら先物買いで食指が動くところですが、出来としては昨秋がピークだった気もしますし、ライラックは去年のエリザベス女王杯3着の印象から期待はもてますが、出走できるかどうかギリギリというところです。
それから、血統面では、以前は父ディープやキンカメがよい感じでしたが、最近は、母父がクロフネとか、競馬ラボの分類上、ニアークティック(ノーザンダンサー)系の活躍が目につきます。となると、ヴェラアズールとか、ブレークアップ、プラダリアなどがけっこうやれるのかもしれませんが、はたしてどうでしょうか。
ちょっと雑な検討になっていますが、乱雑ついでに、今回宮田式バイオリズムが◎の馬も最後に挙げておきます。該当馬は少ないのですが……。
・アスクビクターモア 4・1・3・3
・スルーセブンシーズ 4・2・2・3
・ドゥラエレーデ 2・2・0・3
どの馬にとっても、宝塚記念は照準を合わせて万全の態勢で臨むレースというより、これより前にすでにこのシーズンの目標だったレースを走り終えて、今回はもう一丁というところでしょうから、馬の状態も微妙で、その分波乱の要素があるレースなのだと思います。宮田式バイオリズムのよい馬が少ないのは「そういうこと」かと理解しています。こうなると、ますます混迷の度合が強くなりますが、続きは、また明日にします。
本日もお読みいただきありがとうございました。今日も一日がんばりましょう。