Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

6/ 4(日) 本日のねらい GⅠ安田記念

2023-06-04 | 予想

 台風の直撃はありませんでしたが、金曜、土曜とずいぶん雨が降りました。場所によっては6月1ヶ月分に相当する量の降雨で被害も出ています。しかし、馬場の回復は意外に早く、昨日は阪神メインが良、東京は芝・ダートとも重でレースが終わりました。今日は一日好天ということですので、東京競馬も安田記念の頃には、芝は良に近いところまで回復しているかも知れません。

 安田記念の検討をする前に、昨日のねらい鳴尾記念の反省と弁解を少し。昨日は午後から急用が出来たために、慌てて鳴尾記念の馬券を買って出かけることになり、いつもの「ライヴ予想」ができなくなりました。当初は不良か重馬場のレースを想定していましたが、終わってみれば良馬場でしたし、シロウトっぽいのですが、週中まで西は京都でレースがあるような誤解をしていて(恥)、土曜になってやっと「あっ、阪神だわ!」と気づいた次第で、昨日の記事のタイトルも阪神に訂正したつもりが、web上のランキングでは見出しが「京都」のまま変更されなかったりで……、こんなんじゃ馬券も当たらないような嫌な感じを残したまま、結局朝の予想どおりにカラテを軸に三連で勝負したところ、カラテは9着に沈み、勝ったのは朝、迷った方のボッケリーニでした。あとでレースの映像を見ましたが、カラテという馬は、馬群の狭い間を割って伸びてくるような器用さはなく、前に馬がいない大外を一気に伸びるようなレースでないと持ち味が出ないようです(実際3着のアドマイヤハダルには去年の中山記念で先着しています)。今回は直線で馬込みから出せずに不完全燃焼に終わった感じです。

 先月あたりから当方の予想もあまり「バイオリズム」がよろしくありませんが、今日は腰を落ち着けて安田記念の予想ができるとよいのですが(私事で「お呼び」がかからないことを祈ります)。では、今朝の前売オッズを参考に、枠の人気とねらい馬を並べてみます。〇数字は単勝人気順です。

 6/ 4(土) 東京11R GⅠ 安田記念 芝1600 

 〇1番人気枠=2  セリフォス③      ジャックドール④         

 〇2番人気枠=7枠  シュネルマイスター①  レッドモンレーヴ⑩          

 〇3番人気枠=3枠  ソダシ②           

 〇4番人気枠=5枠  ソウルラッシュ⑦    シャンパンカラー⑪                                     

 〇5番人気枠=8  ソングライン⑤               

 〇6番人気枠=6枠  イルーシヴパンサー⑥                  

 〇7番人気枠=4枠  ガイアフォース⑧            

 〇8番人気枠=1枠   

 2枠のジャックドールがすんなり先行できそうなメンバーです。天皇杯(秋)の走りなどを見ると、そのまま逃げ切るだけの能力は秘めていると思います。しかし初のマイルですから、後続の競りかけ次第では、走り慣れた2000よりもきつくなるのではとも想像します。今回の枠人気は、よく見ると、258枠が5番人気以内に収まっているケースです。昨晩時よりも5枠と8枠の人気差が縮まっていて、レースの頃には順番が入れ替わっている可能性もありますが、ねらい馬としては、1番人気枠の2枠と4番人気枠の5枠ではなく、最も人気のない8枠から大外18番のソングラインを中心視したいと思います(5枠には、週の初めに推したソウルラッシュが入っていますが、馬場が回復傾向なので、ねらいを下げたいと思います)。

 ソングラインはこのレースの連覇がかかります。サウジ、ヴィクトリアMから安田記念に進むステップは昨年と同じですが、今年は、前走ヴィクトリアMでソダシに勝ってしまったところが、ファン心理として、逆に上位評価を少し躊躇させているのではないか。もし、安田記念連覇、ヴィクトリアMとのGⅠ連勝ということになれば、2009年の名牝ウォッカ以来の快挙となります。ソングラインが果たしてウォッカに匹敵するほど抜けて強いのか、というより、今回の精鋭たちがそんな大記録達成をおめおめと許してしまうようなメンバー・レベルなのか。そうした疑念がファンの頭をよぎるということだと思います。

 しかし、宮田比呂志さんではありませんが、ここは「数運」というか、「宇宙の大法則」みたいな得体の知れないシグナルが出ているので、素直にそれに従っておこうと思います。相手は、いつもより1頭多くなりますが、トライアルの京王杯SCを勝ったレッドモンレーヴやNHKマイルCを制した3歳シャンパンカラーまで押さえておこうと思います。

 余計なことを1つ書きますと、東京競馬はオークスのあった5/21(日)からすでに4開催日連続で11・12Rで1番人気が3着以内の連に絡んでいます。今回の安田記念の1番人気は今のところシュネルマイスターで、ルメール人気もありますが、確率的に「危険な1番人気」の巡り合わせとなっていることに触れておきたいと思います。もし、連から外れるようなことになれば、好配当が期待できます(「捕らぬ狸」ですが)。

 さて、どうなるでしょうか。みなさんの高配当・好配当を祈ります。本日もお読みいただきありがとうございました。今日もがんばりましょう。

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