Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

6/ 9(金) エプソムC追い切り情報メモ

2023-06-09 | 調教

 今週はGⅠレースが一休みとなって、前のめりな感じが少し和らいで、通常モードの予想となりますが、変わりなくweb上に重賞レースの追い切り情報を上げてくれる方々には敬意を表します。

 今週から函館競馬が始まって、いよいよ夏競馬のシーズン到来です。日曜は函館でもGⅢ函館スプリントがありますが、三場開催のときはあまり手を出さず、東京のGⅢエプソムカップに重点をおいて予想していこうと思っています。今日は昨日までにwebに上がっているいくつかの情報をもとに、出走各馬の具合をまとめて寸評をつけてみようと思います。いつもながら名前は出しませんが、参考にさせていただいた記事や動画の作成者、運営者のみなさんには、感謝申し上げます。

 日曜東京11R エプソムC出走馬 追い切り まとめ 

インダストリア:南W36.0-23.2-11.5。好状態。前へ前へと進もうとする意欲的な追い切り。鞍上も魅力。

・エアファンディタ:坂路55.8-25.9-12.7。上昇度はないが一連の出来はキープできている。まずまず。

・エアロロノア:坂路52.8-24.3-11.9。反応やしまいの伸びも悪くなく、力は出せる仕上がり。

・ガロアクリーク:南W53.1-38.4-11.3。久々は走るタイプだが、もっさり感が抜けず、今回は半信半疑。

・カワキタレブリー:坂路54.3-25.5-12.5。昨年NHKマイル3着があり侮れないが、このメンバーでどこまで。

・ジャスティンカフェ:昨年重で4着。マイルCS6着の実力馬で、相応の仕上がりだが、突き抜けるまではどうか。

・ショウナンマグマ:攻め動くタイプだが、このメンバーに入るとあと一歩鋭さが欲しい印象。

・トーラスジェミニ:南W37.9-12.1。一杯に追われる。2年近く二桁着順が続く。ここもどうか。

・ピースワンパラディ:反応が鈍く未勝利馬に手応えで劣勢の場面もあった。今回は苦しいのでは。

フィアスプライド:南W36.4-22.8-11.2。ターコイズ3着以来。休み明けだが伸び脚鋭く、なかなかの好状態

・マテンロウスカイ:坂路54.1-24.7-12.1。中2週で時計は平凡だが、順調。どこまでやれるか、期待の一頭。

・ヤマニンサルバム:坂路52.3-24.7-12.6。加速度が鈍く時計も平凡。この馬としてはもう一歩か。

・ヤマニンサンパ:坂路53.2-12.1。昨年7着。10ヶ月超の休み明けだが、体勢は整えた感じ。

・ラストドラフト:間隔がつまり軽めの調整。悪くはないが、2年前の毎日王冠13着以来の距離で不安。

・ルージュエヴァイユ:手前替え一息で、印象はよくないが、オークス6着の実績もあり、怖さはある。

・レインフロムヘヴン:南W36.4-23.5-11.6。新馬に手応えで劣る併走で、評価は微妙。あと一歩か。

・レクセランス:坂路57.2-27.1-13.2。セーブしたが、4ヶ月ぶりだけに、もう少し速い時計が望まれるところ。

 全体的にはインダストリアが好調度で一歩リードしている印象で、ルメールさんが騎乗することもあり、当日は1番人気に推されるかもしれません。これに続く、やや離れた2番手がフィアスプライド、エアロロノア、マテンロウスカイあたりで、個人的に狙っている昨年2着のガロアクリークは、その次あたりの評価と見ています。あとは、雨で悪化が予想される馬場の適性がどうかでしょう。当日の流れも含めて、意外に難しいレースになるかもしれません。

 函館スプリントは今のところ勝負レースにはしないつもりですが、トウシンマカオは好調が伝えられていますので、まずこれが一番人気でしょうか。洋芝適性が問われる一戦だけに、ヴァトレニ、ジュビリーヘッド、ブトンドールらが一変した走りを見せるかもしれません。

 本日もお読みいただきありがとうございました。朝から雨で、また大雨被害が出ないか心配ですが、今日も一日がんばりましょう。

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