わたしは六百山

サイゴンでの365日を書き直す 

秋のたけのこ

2005年10月28日 | ことばあそび
こちらk-603. 秋のたけのこ。
孟子は自分を大切に育ててくれた母親が病の床で筍が食べたいというので、雪が積もった真冬だというのに、野山に探しに行きました。その親を思う気持ちにほだされて、筍が雪の中から顔を出したといいます。 これは、冬のたけのこ。
竹の秋 という春の季語があります。晩春に竹の葉が黄ばみそれがかぜに舞います。ほかの植物が緑を盛んにしているときに、いかにもあわれを感じさせます。
これと反対に、竹の春 という秋の季語もあります。これは、秋になって緑を濃くしている竹の晴れやかさをうたいます。
さて、写真は、『秋のたけのこ』ですから、これは、かなり珍しいですよ。
でも、どこも取材に来ないねえ・・・。
『たけのこ』と『しいたけ』と、似て、いる?いない?
そこで、どうせなら『とりたて!!秋のおいしいたけのこ』ってのはどうでしょう。

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