わたしは六百山

サイゴンでの365日を書き直す 

おいばね ベトナム便り 48

2006年04月10日 | 雑想
こちらk-603.(写真は赤い大きなオイバネと緑の小さなオイバネ)
季節のないホーチミン市のように見えますが、自然は季節を敏感に感じているようです。旧大統領官邸前を歩いていたら、たくさんの赤いおい羽根を見つけました。
高さ20m以上もある街路樹を見上げると、陽の光を透かして無数の赤いリボンが枝先に結ばれています。風が吹けば、これらが空にくるくると舞い飛んで行くのでしょう。それが地に落ちて羽が枯れて、種が現れるころ、きっと雨季が訪れるんじゃないでしょうか。


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