ビックリするような絵が出来ました。と言うよりも、「手慰みに描いたf4キャンバス」です。
身近に散らかっているB3の風景は、何年も前の習作です。 どちらも、何か新しいものを見つけたような「新鮮でやや奇妙な感じの絵」に成っています。
意識的に、変わったものを描こうとしなくでも、つい手を出してしまったようなものの中に、自分の意外な「側面」が垣間見えるのです。
103歳に成った書家の大家「篠田桃紅」が、近著の中に、私など、もう治外法権の世界で暮らしていると書いているのです。
なるほど、一人で暮らし、一人の世界を全うするのは「治外法権」の世界を生きる事だな、と、ちょっと早いけれどもその線で進めて見たいと自分に言い聞かせています。
玄関口には、庭の端に、遠慮がちに咲いてい音『ドクダミ』や「そのほかの野草」をを活けています。 花を慈しみながらの彼女の生活は、これまた、自分だけの世界のような気がするのです。 嫁の送って来た「隅田川」と言う名のアジサイの額が、目立つところまで花の形を整えてきました。。 小さなタケノコも出て来ました。 小さいなりに、花に満ちた玄関口です。