風の樹人日記

写真付きで日記や趣味を書く

心静かな起床でした。今朝は…。

2015年05月07日 | 日記

 時間が懸っていますが、少しばかり「風貌」が予測できるところまで構図が固まってきました。

なかなか定まらない展望が、何となく「凝集」できて来て、物語が何層にも語り繋いで行くような「空気」が満ちてきました。

             100号も何十枚となく描いて来たのですが、矢張りちょっと手強い大きさです。  500号などのような、壁画などを描く感じでまさに「描き繋いで行く」ことが課題に成るのです。

 この一週間は、何となく体調なのでしょうかね、モチベーションが上がらないばかりか「Cafe」にばかり出掛けていて、まるで志向が停止して終って居て、「これはどうしたことだ」と、戸惑っていたのです。               

 

 

                     でも、時間が態と超を取り戻してくれたのでしょうかね。書店に出掛けて、福岡伸一の「変わらないために変わり続ける」(文芸春秋社)のはしがきを読むのと同時に、元気を取り戻し始めたのです。  つまり「動的平衡」を意識的にやっている感じになって来たのです。

 福岡伸一のコラムは「AERA」で月2回ずつ連載されていますが、この著書は、週刊文春に2年間の留学・客員教授として赴任した際の研究生活の一端を日記風に書かれたものです。

  「生物と無生物の間」等の著書は、非常にエキセントリックに、私たちのようなものにも、宇宙の成り立ちのようなものから、素粒子まで、関心を持たせて呉れた「名著」でした。

       さて、100号を進めながら、壁に貼ってる私のダレ描きを見ますと、随分純粋な語りかけをしてくれるようです。           その横には、「板絵・富士」や、個展の時の言葉・陶板などが無造作に架けられています。  

  その時々の想いが、今もだれの目にも触れないで、静かに飾り続けられていることが、不思議な感じで、綿とに語りかけてくれるのでした。

    

   


連休は、体調がもやや不調でした。誰もと同じように出来なくなった「齢」を、自覚しなくては…。

2015年05月07日 | 日記

   atelierを覗くことは、続けていますが、一寸、玄関まで来ると怖気ついてしまうのです。

           シルク印刷も交えた「タブロー」が未完のままイーゼルに架かっています。         インクの煉り板に残っているローラーの煉り後のインクが、意外に無造作な美しさを見せて呉れます。

                                                          背景に馴染んだ、「日常の一シーン」そのものが作品だな、などと、都合のいい想いに至るこの頃。  まさに、怠惰な自分の日頃そのものです。

 連休間は、そんな訳で、毛布などをシャボンに出掛けて洗濯したり、ランドリーで同じように「冬もの」洗って頂いたものを「蔵」の2階にしまったり。   重労働にすら感じてしまいました。 

      元の教室生などや、知人がほんの時々訪ねて呉れる程度で過ごした「連休の最終日に、息子から電話が入りました。    「どんなものだろう。迎えに行くから岡山のホテルでゆっくりしないか、その間に、時間の取れたものから出かけて食事でもしたりしてゆっくりすれば」との提案です。                                  「迎えに還ったついでに、墓参もしたいし」と。

 「6月の「日・月」にしよう」と即決、あとは息子に任せることにしました。 「国際ホテルが気に入っている私たち。不住な体ですのでそれが一番」です。   電話は17分を超える長電話に成っていますした。孫や嫁も順次に…。