昨日は津田沼区画整理組合の街づくり検討部会に出席してきました。
議案は、これまで検討されてきた新しくできる街(奏の杜)の運用や維持管理、そしてコミュニティ形成のためのエリアマネジメント組織の設立に向けての進め方。
奏の杜では、地権者や居住者、テナント等まちに関わるすべての人を会員対象に一般社団法人の立ち上げを予定しております。エリアマネジメントの意義やこれまで検討されてきた経緯、今後の取り組みや活動等の説明会を開催して入会をお願いしていく予定です。
ただ、説明会を開いてみないとわかりませんが、昨日の話し合いでもいくつかの懸念が上がっておりました。他の町会と同じように市からの補助金はあると思いますが、基本的には会員の会費で維持・運営される組織です。その会費の金額が居住者や区分所有者は一律ですが、地権者は面積や容積率で算出されます。中には年間数十万円の会費になる地権者の方も多くいる訳で、そういう方々の理解を得られるか?理解して下さったとしても未加入者の率によっては会費納入に対する不公平感が募るのではないだろうか?そうなると健全なコミュニティの形成ができるのだろうか?入退会自由の任意団体ですので、後から退会された場合に費用的に運営に大きな支障が出るのではないだろうか?
個人的には安全・安心で住み良いまちづくりにはコストがかかるのは致し方ないと思っておりますが、確かに町会費の感覚だと高額に感じてしまわれます。エリアマネジメント組織のメリットや費用対効果をしっかり説明して、皆さんが納得できる100%加入を目指して理解を求めて頂きたいと思っております…。
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