今日の朝、地元選出の国会議員さんが秘書さんと一緒に顔を出された。暮れの業界支部役員会の忘年会での話の続きでもしに来られたかな?(な訳ナイ^^)ではなく、今年確実に行なわれる選挙に対して、かなりの危機感をお持ちのようで地元回りをされている様子。(現在の自民党の状況では当然だろうなぁー)
この女性議員さんは世襲議員ではないが、国会議員の世襲率は高いよなー。(自民党の衆議員は40%くらいでしょう。)このところの首相も世襲議員続きだし…。
別に世襲がダメと言う気はないが、(幼少の頃から政治に囲まれた環境の中で、高い志を持って政治を勉強されてきた方なら、優秀な政治家に育つ可能性は高いと思う。)腑に落ちない点も多々ある。
世襲議員は選挙で地盤・看板・鞄が断然有利とよく言われるが、私はその中でも鞄(お金)が解せない。地盤・看板は良くも悪くも本人評価で変わることもあるが、鞄は変わらない。政治資金と言う名の下に無税で相続できるのは如何なものか?
親の家業を手伝い、継いでいる中小零細企業では、親から子どもに会社を相続すれば会社の評価額に応じて相続税がかかる。別に現金のキャッシュインがあるわけでもないのに税金を払わなければならない。それにより会社の継続が困難に陥る事も…。社長である親を手伝っている子どもが、頑張って家業を立派にすればするほど会社評価が上がって相続税が払えなくなる事に…。(やっと平成21年度税制改正で中小企業の事業承継に関する法律が創設されて、80%が納税猶予できる模様)
今の政治家の世襲も事業承継と変わらないのでは?
よく国政選挙はお金がかかると言われている。只でさえ地盤(後援組織、経験値の高い優秀な選挙のプロ的人材もいる事でしょう。)を引き継いで有利な世襲議員に対して資金面まで優遇してたら新規に挑む候補者はなかなか出て来れないよなぁー。(せめてネットでの選挙運動を認めて、お金のかからない選挙も出来るようにするとか…。)
このままだと益々政治の世界は新規参入が出来なくなってしまうのでは?(独禁法に引っかからないかぁー?) 以上 勝手に時事放談でした。
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