またまた靴ネタでスミマセン。昨夜、S水ハウスのNさんと〈靴話〉を肴に食事した、彼も最近靴に興味があるらしい、私のブログの写真が綺麗だとお褒め頂く。^^そんな訳で10年超の靴がまだあるので紹介させて下さい^^
写真の茶色の靴は、14~5年選手のフェラガモの“ヴァラ”リボンのローファーです。当時、“ヴァラ”デザインはすごい人気だったと思います。
先日、初めから履き心地の良い靴は稀だと書きましたが、この靴は初めて履いた時にそれまで履いてきた靴との違いを感じました。カジュアルなタイプのローファーなのでクラシカルな紳士靴と比べる訳にはいきませんが、私が靴に興味を持つきっかけになった1足です。フェラガモと言うと、女性靴で有名ですが、人気の訳が判る気がします。
この靴も2回ソールを張り替えました、夏場には素足で履く事も多かったので傷みも激しく、そろそろ寿命かなと思っています。同じモデルを新品で欲しいのですが、多分もう作ってないよなぁ。
当時、グッドイヤー製法に代表されるイギリス靴よりもマッケイ製法のイタリア靴の方が足裏に伝わる情報が敏感で、履き心地の違いが判り易く好んで履いていた。写真の黒い靴も13~4年経つフェラガモの“ヴァラ”。(こちらも1度ソールは張り替えた)茶の“ヴァラ”が気に入ったので革質の違う黒も購入した。ただ、フェラガモの靴はオシャレで履き易いんですが、耐久性の点ではどうでしょう?この黒の“ヴァラ”も型崩れが早かったように感じます。また最近は、耐久性を考えてなのかラバーソールのフェラガモをよく見かけますが、マッケイの履き心地が味わえるのか疑問です。耐久性は、グッドイヤー製法の方が高いんじゃないかなぁ?(温暖なイタリアに対して寒くて雨も多いイギリスでは強固な靴作りになったのだろうなぁ。)
今でもマッケイの靴は好きですが、最近はグッドイヤーの靴を履きやすく仕上げていくのを楽しんでおります。 いやー、それにしても靴って奥が深いよなぁ…^^。
※グッドイヤー製法:ウエルト式製法の一つ。リブと呼ばれるパーツが中底に接着してあるのが特徴でリブが作る空間を埋めるためコルクが用いられる。縫いがインソールにかからないので縫い糸を伝っての水の浸入を防ぐ。
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