谷津発 どうでもいい話

谷津・津田沼の地域密着不動産会社の社長日記

国旗掲揚その2

2007年01月13日 | Weblog
 
 私は近現代史の書物をよく読む。中学生くらいの頃だと思うが、よく特攻隊志望だった親父に「何で負けると分かっている戦争をしたんだ」とか「特攻で勝てるとでも思ったのか」など今思えば酷な事を言っていた。親父も「負けると分かっていても怒らなきゃならない時もあるんだ」とか「そりゃぁ飛行機1機で戦艦1隻沈める事が出来れば勝てるさ」と答えていた、そしていつも親父なりの歴史観を語った後で「色んな本が沢山あるから読んで自分なりに考えろ」と言われてた記憶が強い。

 歴史は、時間軸の繋がりで今日に至っている。一つの事実に関してもどの時期から捉えるか、見る角度、どっち側からなのかで違ってくると思う。子どもの教科書で一方的な歴史観の押し付けはいかがなものかと思う。長男の教科書を見てもそりゃぁ無いだろうと思える記述が目に付く。
JC理事長時代、行政に提出した提言書の中に『教科書採用過程の透明化』を謳った。教科書の内容に立ち入る事は出来ないが、どのような人がどのような基準で選んだのか説明、公表してもらいたいと提言した、是非実現して頂きたいものだ。

 我が家では、学校の先生と親である私とで言っている事が違ったら私の言っている事の方を聞きなさい、と教育している。別に先生を信用してない訳ではない、私は国語や算数等を教える事はできないが、近現代史だけは親父から聞いてきた事や私の歴史観で話してやりたいと思っている。それには私自身がしっかりした歴史観を持たなければと近現代史の書物をよく読んでいる。

 生前、同期の戦友との集まりには嬉しそうに出かけていった親父も亡くなって14年経つ。64歳で他界したので仲間の皆さんも80近いお歳になられている、出棺の時、「帽フレー」で見送って下さった皆さん、お元気でありますように。
 
http://www.miyokawa.jp

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