もーーーいつぶりのブログアップでしょうか、、、もはや覚えていない。
ブログを書かなくなったままコロナに突入しそのままブログ不精を継続しておりました。
そんなこの頃ですが、2年近くもブリッジが浮いて放置していたアコースティックギター(History)の修理にチャレンジしてみた。
Historyは島村楽器のブランドなのですが、購入当時で12万円。オールマホガニー材で組み立てられたなかなか鳴りもいいギター。
今年の2月にGibsonJ45のブリッジのリペアはさすがに購入店にお願いしたのですが、Historyは自分でやってみようと思い立った。
ネットで道具を調べて購入したのですが、もたもたしてて全部揃うのに1っか月くらいかかってしまった^^;
①スクレーパー(ブリッジの隙間に差し込んではがす道具。シールもはがせます)
(手術台)
②木工用ボンド(プロ仕様で速乾タイプ)
③紙やすりパック(ボンドをはがしたり木目を木面を磨くために使用)
④クランプ(ブリッジ専用タイプで接着後の固定で使います)
<はがし工程>
スクレーパーを差し込んだら経年劣化で接着剤が乾燥しまくっていたのか、あっさり剥がれました。
相当接着剤が張り付いているのでここを磨き上げていきます。
<磨き工程>
しっかり養生をして紙やすりをかけていきます。
400番から1000番までを順に使って地道に磨いて凹凸を整えていきます。
これ反省点として、ブリッジを外す前に、カッター等で境界線をしっかり面取りしとくべきだったなーと、、、。どこまで削っていいかがわからなくなっちゃうんですよね。。。
ま、ま、ま、まあ、そこは雰囲気で進めてボディー側とブリッジ側を指感覚で磨いて平らになりましたのでなんとかなるっしょ。。。
<接着工程>
ボディーとブリッジ側にたっぷりとボンドを垂らして指で伸ばしていざ接着。
ボデーから接着剤がはみ出ても水で拭き取れるのではみ出すぐらいが理想です。
くっつけたらすかさずクランプを装着して圧着を開始します。
ボデーにはみ出したボンドを水拭きで取り除いて2日間放置。
そうして2日語、完成!しっかりくっついたようです。
早速弦を張ってみましたところ最初はもさっとした感じがしました。
おそらく、長期間弦を張っていなかったのでボディーの緊張がなかったのだと思われますが、弦を張った翌日以降は程よいボディー緊張状態となってよい鳴りになりました。(ネックも準ぞり気味だったのですがそれも解消)
ということで、今回のセルフリペアを通じて、ブリッジの交換くらいなら何とかなるなーと少し自信がつきましたが、そのギターの状態によっては厳しいことも起きそうなので、場数を踏まないといけないなと感じました。
ま、でもさすがに高価なGibsonまで自分でやろうとは思わないですけどね、、、
juntino