老人の戯言

老人の経験、知識、見識も現在に貢献するものが多いのではないか。

教育基本法に思う

2006-12-16 09:12:50 | Weblog
 教育基本法が59年ぶりにに改正された事を喜ぶ一人です。戦後61年を経て漸く改正できたのは遅きに失した感が拭えないが、これからの具体化により遅れを取り戻して欲しい。
家庭教育  (父母が子の教育について一義的責任を負う)のは当然の事であるが、戦後の教育で育った親の歴史観、価値観で果たして実現できるであろうか。
親の自己主義的観念を先に再教育して是正する必要があると思う。
生涯教育  寿命の延びた現在生涯にわたる自己啓発は重要と思うが、米国のようなコミニュテーカレッジが多くの町に出来るように、統廃合された校舎などの活用を検討して欲しい。
公共の精神 これも重要課題で戦後の誤った個人主義が高じて自分さえ良ければの気運を治せば、ひいてはイジメや殺伐とした事件も未然に防げるのではないか。
愛国心 米国でもクリントン時代に愛国心の高揚の教育を重点的に行い、各家に国旗を掲げる運動などもあったが、愛国心は決して軍国主義と同じではないのに、アンケート結果を見ると校長先生にも可なりの反対があるようだ。伝統と文化を重んじて国際社会の平和と発展に寄与する態度を養う事が本文にあるので、このような校長にはお引取りを願いたい。juntaro