老人の戯言

老人の経験、知識、見識も現在に貢献するものが多いのではないか。

地下鉄東京メトロは安全か?

2006-12-08 20:04:54 | Weblog
今日午後4,10頃地下鉄千代田線二重橋駅のホームにいたら、急遽高音のベルが1分余鳴り響きベルの故障か?緊急事態の発生?と思っていたら、鳴り止むと放送があったが、声が割れて誰も聞き取れなかった。やむを得ず改札口に行き事情を駅員に聞き他の駅の安全装置の故障で全線不通との事であった。
 地下鉄メトロになり駅も綺麗になり、流石と思っていたが、これで安全対策は二の次の事が判明した。
 もしこれがサリン事件の発生の場合のようなテロ事件であっても、駅内放送は誰も聞き分けられず、逃げようにもどちらに逃げて良いのか判らず大災害の人災になっていた筈であり、また勘ぐればテロリストに地下鉄の弱点を教えた事にもなる。
 外装を綺麗にするより、安全の確保の方が先にすべきではないか。
 さらに日比谷線から銀座線に乗り換え千代田線への乗り換え駅が近付くとテープが流れ千代田線、半蔵門線への乗り換えを案内するので、千代田線が回復したのかと思うと車内放送で聞き取りにくい声で千代田線の故障中をやっと聞き取れる次第であった。
 このような時は平素のテープを流さずしっかりした声で現状を説明すべきではないでしょうか?
 戦後企業では工場内で大声で指示するのが若い従業員は不得意で駅員さんにご指導願ったこともあるのに、この訓練も駅員さんも頼りにならないようでは、緊急非難の時の混雑、混乱が思いやられる事象であった。
 社内に安全担当の部署があると思うが、改善は簡単、抜き取りで駅に行き、意地悪テストで構内放送をして、それを聞かせればすぐ出来ることである。
 混乱時地下が一番危険な事を思い出し改善策の実行をお願いする次第である。
juntaro