老人の戯言

老人の経験、知識、見識も現在に貢献するものが多いのではないか。

White Color Exemptionの是非

2006-12-27 20:57:23 | Weblog
 今政府は事務職の就業時間をフリーにして、直接労働者の残業料に相当するものを無くそうとしているが、労働組合や事務職の方々がこれでは過労死すると反対している。
 欧米でも所謂ホワイトカラー族には残業代は付かないのが原則である。日本でも主任ないし課長以上には役手当てが付いて,略残業25時間程度の金額が支払われている。
 ホワイトカラーの仕事の大部分は所謂ジョブ契約であり、決められた日限以内に出来なければ要領が悪いか能力がないかである。逆に能力のある人は充分規定の服務時間内に完成させ、余力で自分の能力を磨くようにしなければならない。
 労働組合の範囲で時間の切り売りで企業に貢献し、毎日定時に帰宅して、奥さんがタイムレコーダーの横に列をなしている光景を見たことがあるが、それはそれで
家庭生活が主で仕事はパンの為で夫婦間で結婚前に決めてどちらかを選ぶのが普通である。
ホワイトカラーを選んだ方々は朝暗いうちから出勤して、夜遅くまで仕事して能力を認められたり、自分の能力を仕事を通じて向上させて、高い地位に上がるか、ジョブホッピングして、高給の呉れる企業に移るか、自分で事業を始めるかが普通である。
 その上で50歳代前後でリタイアーして第二の人生を夫婦で楽しむのが一般的である。
 日本のようにすぐ過労死に結びつけるのは如何なものであろうか。健康管理はその過程で充分自分で管理すべきで、過労死などしてはならない。
 これからの日本は機会均等でチャンスは公平に与えられるが、民主党の言うような格差社会を無くす事事態が不公平な事である。
 失敗しても再起が出来、能力に応じた生活が出来るのが格差の無い社会と思うべきでしょう。
 今までのような護送船団方式の年々序列の生温湯的な生活では、世界に伍して企業も生きていけないし、自分は自分で守る世になった事を自覚して欲しいし、過労死などと短絡して甘えないで欲しい。juntaro