ザ・サウンド オブ わんわん The sound of wan wan

ベルジアンシェパードグローネンダールのズースです。

2023年ハワイ旅行その4

2023年11月15日 | 旅行など
マウイ島からハワイ島への移動日。
早朝、ヨーグルトとバナナを食べて、コンドミニアム出発。カフルイ空港へ。
私が食べたヨーグルト、賞味期限を8日くらい過ぎていたことに食べたあとに気づいた。アメリカのスーパーあてにならない、今度から賞味期限をよく見ようと思った。(たまたまかもだけど)
カフルイ空港からハワイ島のエリソン・オニヅカ・コナ国際空港までの飛行機の中は、大きな身体のアメリカ人が多く、しかもみんな手荷物がものすごく大きい。規格外ではないのかな、と不思議に思って見ていた。
乗り込んでから人みんな、その大きな手荷物を上の棚に押し込んでいく。棚が足りなくなって困っている人もいた。
前の座席には、黒い冬のコート、黒い毛糸の帽子、グレイの大きなマスクのどこか怪しげな東洋人。常夏のハワイの中の移動なのに、冬支度の服装が目をひいた。
「あの人、熱があるのかも。マスクしとこう」という夫の言葉で予防のマスクする。はてさて、熱があった人なのかどうかわからないけど。

ハワイ島到着。
空港からのこの景色。ハワイ島にきたな、という気になる、広がる真っ黒な溶岩と、ぽしゃぽしゃ生えている植物。




このサンドイッチはいつ食べたか、覚えていないのだけど。サラダも。




コンドミニアムに落ち着いてから、ワイコロア方面にドライブ。夕陽を見たり、マーケットを見たり。

夕食はQueen's Market のフードコートで、ガーリックシュリンプを食べた。


海老がたっぷり。味はまあまあ。






2023年ハワイ旅行その3

2023年11月12日 | 旅行など
午後から、ハレアカラ山に登るツアーがあるので、午前中はコンドミニアムまわりをお散歩しました。
海沿いにウォーキングトレイルがあったので、そこを歩きました。
途中で、アメリカ人のおじさんが写真を撮ってくれましたが、新潟の柏崎に住んでいたと言ってました。




お昼ごはんは、コンドミニアム近くのマーケットにあった中国人がやってる小さな店でテイクアウト。豚肉とチキンのサンドイッチ。これを4人で分けました。豚肉はプルドポーク?というのか、ホロホロに煮込んであり柔らかく美味しかった。


午後2時頃、コンドミニアムまでツアーのバンが迎えに来てくれて、ハレアカラツアーに出発。
途中のマーケットで晩御飯を調達。ツアーガイドさんおすすめのポケ。

種類が多い中、ツアーガイドさんがシェアできるように、4〜5種類選んで注文してくれた。
雲海が目の下に広がるハレアカラの頂上へ。標高3055メートルの休火山。



アポロ月面探査のリハーサルをここで行ったらしいです。
また、映画「2001年宇宙の旅」の撮影がされたのもここハレアカラ。






夕陽が落ちるのを見た後、ポケの夕食。
山頂で地面に置いて、地面からとって食べる。
とても美味しく感じました。山の上だからか。ポケの味が良かったのか。空腹だったのか。



暗くなると山頂の空に一面、星が輝きだします。
ガイドさんが、大型GPS望遠鏡、天文双眼鏡
レーザーを使いながら星空の解説をしてくれます。
この日は、半月よりもふくらんだ月が明るかったのですが、星もきれいに見れました。

ガイドさんは、iPhoneを使って星空を綺麗に撮ってくれます。
やり方をきいたのですが、自分でやってみてもうまく撮れませんでした。




3000メートル以上にも届く5Gのおかげで夫がスターウォーク2で星空観察していました。












2023年ハワイ旅行その2

2023年11月08日 | 旅行など
マウイ島の東端に、ハナというのどかな町があります。「天国のハナ」と言われ、ハワイでも手つかずの自然が残る数少ない場所のひとつです。
ここに行くハナハイウェイという道が有名で、600以上のカーブと54の小さな橋を渡るくねくね道です。このハイウェイ自体が観光地で、途中に滝や海の景観の美しい場所、植物園など見どころが点在しています。
今回のマウイ島旅行で、このハナハイウェイを自分で運転することは、夫の大きな目的でした。私は、なんだか危険な匂いがして、さほど乗り気じゃなかったのですが…。
西側のカパルアのコンドミニアムを2台のレンタカーで朝6時半出発。
私と夫で1台、もう1台のレンタカーには義兄夫婦が乗っています。
2台のレンタカーは、たちまちはぐれました。
勝手知らない場所ではぐれ、どうしよう、と思いましたが、Googleマップというものがある時代、夫が朝食の場所を指定して携帯で連絡をとったら、ちゃんとそこで会えました。すごい、と思いました。全然知らない町のはずれみたいな場所で会えて…。

朝食をとったカフェ(?)
地元感があり、よかったです。メニューを見てそれぞれ頼んでみました。








私が頼んだのはこれ。バナナブレッドのフレンチトーストなるもの。フルーツがのせてあり、甘いシロップがかかっていました。


朝食後、しばらく車を走らせて、ハナハイウェイに入ります。
600ものカーブのある道は細くてくねくねして、私は助手席に乗っているだけですが、気疲れして写真も撮ってません。車酔いするほうですし。緊張していました。
たしかに途中、ところどころ小さい滝があったり海が広がるところがあったり。そこで降りて水遊びしている外国人もいました。私たちはその余裕なく、夫はひたすらカーブをくねくねしながらひたすら車を走らせます。
道は狭く、橋の上はさらに狭く、一車線分しかないので対向車を待たないといけません。

ガーデンオブエデンアーボリータム(Garden of Eden Arboretum)という植物園に寄りました。
いわば熱帯植物園のようなところ。名前のわからない大きな鳥が歩き回っていて、餌の自動販売機があり、お金25セントいれてみましたが、餌が出てきませんでした。2つの自動販売機試してどっちも出てこなかった。鳥たちは集まってきて、餌ちょうだいちょうだいと。困りましたよ。だからここの印象あまりよくありません。綺麗なところですけれども。









次はワイアナパナパ州立公園(Waianapanapa state park)ここは黒砂ビーチです。


















日没近くなり、帰りはまたくねくね道を戻ります。往復で1200のカーブ。運転はさぞかし大変でしょう。私は車酔いしてしまいました。夫が慎重に運転していたら、後ろからアメリカ人の若者に中指立てて追い抜かれました。

「天国のハナ」への道は滝で遊んだり海水浴しながら、ゆっくりと楽しむほど価値があるのだと思います。まあ、いわば若い人むけかも。
私たちはその半分も味わえなかったかもしれません。なんせ、シニア4人旅で、気軽に水遊びや山歩きもできませんし。ドライブの大変さは味わったかな?

このあたりはなぜかバナナブレッドが名物で、道端にバナナブレッドと書かれた看板をよく見かけました。
途中下車して買って食べてみました。甘くておいしかったです。日本のいわゆるバナナケーキとは違う、食べたことのない味でした。

名物バナナブレッド。

帰りも義兄夫婦の車とはぐれました。
コンドミニアムまでの道がわからず、迷ったらしい。
途中で、8月に火事があったラハイナの被災者に支援物資を配っていた赤十字の人々と話して、なんと、支援の食事を持っていくように言われたと、意気揚々と「お弁当ゲット!」と帰ってきました。


支援物資のお弁当は、ドライカレー風のごはん。長いドライブのあとで疲れていたし、美味しかった。

なお、火事で燃えてしまった古都ラハイナの惨状は、マウイ滞在中何度か近くを通って目の当たりにしました。
私たちのマウイ旅行申し込みの3日後に起こった火災で、中止や行先変更も視野に入れつつ、検討して、行くことを決めました。
地元のひとびとの中には、まだ観光受け入れは早いと思っている人もいるとのことでしたが、マウイ島は観光で生計をたてている島なので、自治体は受け入れを決めたようでした。

最後になりましたが、夫がどうしてもブログに載せて、と言ったのは、ハナのワイアナパナパ州立公園の駐車場の予約票。これがなければ入れません。
日本から予約したものです。
どういう時間帯に到着するかわからないので2枠予約しておいた、とのこと。
英語堪能で、アメリカのガイドブックを読み込むことのできる夫だからこそできたことで、感心感心👏🥇






ガーデン・オブ・エデン・アーボリータム
+1 808-572-9899


2023年ハワイ旅行その1

2023年11月02日 | 旅行など
4年ぶりの旅の計画が持ち上がって以来、頭を悩ませていたのは、犬のズースをどうするか?
我が家はずっと多頭飼いだったのだが、昨年パールが死んでから、ズース1匹となり、ひとりぼっちのお留守番は寂しいに違いない。とびきり甘えん坊のズースを置いていくのはしのびない。
それでも計画は立ち消えにならなかった。私たちにとって久しぶりの旅行の誘惑は大きかったわけだ。
まず、ペットシッターさんに慣れる期間をたっぷりとった。7月ころからたびたび来てもらい、一緒に散歩してもらった。
それから近所の親しいともだちに、留守中ときどきズースの様子を見ていただきたいと恐縮しつつお願いした。
ほんとうは、どこかに犬を預けられれば主婦としては楽なんだけれど、犬の留守番の環境は家が1番いいというのが夫の譲れない意見だった。

そういうわけで留守番の犬に後ろ髪引かれつつ、ようやく出かけたハワイ旅行。10月20日から28日まで。

成田でチェックインの時、私のESTA申請できていないと指摘され、危うく出発できないところでした💦ギリギリで申請が受理され、無事機上の人となれました。

ハワイアン航空機内食。

デザートのパンナコッタ。

機内食朝食。晩御飯食べなかった夫はしっかりめのを。

私のは軽めの朝食。

塩がはいってた折り紙。

ホノルルの空港を経て、マウイ島カフルイ空港に着いて、昼食を食べようと、YouTubeで見たことのあるフードトラックが集まっている場所を探したのだが見つからず。
通りすがりの地元の女性にきいたら教えてくれたサラダのお店。
注文のしかたがわからなくて往生した。サラダ一人前の量の多さにアメリカを実感する。








カパルアの夕日。





ハワイで初めての夕食は、コンドミニアム近くのホテル内のレストランにて。
おさかなはKANPACHIと書いてあった。

エビとカンパチ。付け合わせがおにぎり?
ホタテ。

ロブスター入りのマカロニグラタン風。






新幹線ワゴン販売・まだ暑い

2023年09月20日 | Weblog
東海道新幹線の車内ワゴン販売が、この10月末に終了とのこと。寂しい限りです。
住居のある関西圏から、東京の実家に帰るために、新幹線に乗れば必ずワゴン販売のコーヒーを買っていました。
乗って最初に通るワゴンを呼び止めてコーヒーを注文する。目の前のテーブルにコーヒーを置けば、新幹線に乗ったなあとリラックスした気持ちになります。
父の見舞いに行くときも、母危篤の知らせに新幹線に飛び乗った時も、重い心をコーヒーの香りで少し和らげてもらったり。。。

もう28年前ですが、阪神大震災のあと子どもたちを実家に預け、家や仕事場の片付けをし、やがてガス水道が通って迎えに行ったときのこと。
こどもたちを従えて発車間近の新幹線に飛び乗ろうとしていて、どういうわけか、ホームの柱に頭をしこたまぶつけた私。正確には柱に設置されている金属の箱の角にぶつけたのです。
たちまち、おでこからおびただしく流れる血。同時に鳴り響く発車のベル。
そのまま新幹線に飛び乗り、子供たちを座席に座らせて、洗面所で傷を洗いました。
そして、車掌さんに怪我した旨を話すと、「うわあ」と言いながら傷を見て、絆創膏を貼ってくれました。
血は止まったようなので、座席に戻って落ち着け落ち着け、と自らに言いながら、やっぱりワゴンを呼び止めてコーヒーを買いました。
子どもたちはもう忘れて漫画読んでうちに帰れることで楽しそうでした。
神戸に帰って、すぐ外科で傷を見てもらったら「これでよく気絶もせずに電車乗ってかえってきたね。骨まで見えてるよ」と、縫ってくれました。

それにしても、血を流す私を見ても、誰も助けに来てくれなかったなあ。東京駅ホームのサラリーマンたちは、びっくりして見てたけど通り過ぎてしまったよ。関わりたくなかったんだろうなあ。

ワゴン販売のコーヒーなくなるのはやっぱり寂しいといろいろ思い出しつつ…

☕️🚄📖🍵

まだ暑い🥵。今年は暖冬との予報。気候に関してはあきらめの境地。
おそらく地球が温暖期なんだろう。











ほんの少し秋の気配・「モンテクリスト伯」

2023年08月22日 | 
今朝の5時台の散歩は、少し涼しい風が吹いていて嬉しかった。
夜になると、チリチリ虫も鳴いていて、微かに秋を感じる。
早く、秋よ来い。
昨日夕方のズース。
暑くてベロがながーくなっちゃう。かわいそうに。

 ☕️📖🍀🍵
記念に書いておく。
ついに「モンテクリスト伯」読み終わった。全7巻。通算2年近くかかったんじゃないか。
途中なんども中断したから。
これ、私が好きなあるエッセイストさんが小学生の頃読んで、読み終わるのが悲しいほど面白かったとエッセイに書いていて、いつか読みたいと思っていた。小学生でこれを読むなんて、信じられない。早熟で賢い子なら読めるのかな。子ども向けの版だったんじゃないかしら?私も昔、こどものころ、「巌窟王」という子ども版は読んだことある。
それはともかく、1巻目はすごく面白かったんだけど、途中から人の名前がごちゃごちゃ、わからなくなって、長らく中断していたら、誰に復讐しようとしてるのかもわからなくなって、迷子になりながら、前に戻って人物を書き出したりして。
気を取り直して読んでいたら、なんとなく繋がって、あ、そうか、と思いながら読み続け…
7巻目は面白かった。ヴァランティーヌが死んだとき、これは生き返る(死んだふり)に違いないと思っておしまいのほうページをめくったら、やっぱり!
そんなこんなでようやく読み終わった、バンザイ。
でも、誰にどんな復讐したんだっけね??
私、あたまわるっ!

もう一回ぼちぼち読んでみようかなあ…




子どもたちの帰省・武田百合子「絵葉書のように」

2023年08月18日 | 
7月末に長男が、この前のお盆の時期に長女が、今週末から次女が、それぞれ帰省。
3人の子どもたちも、青年期をとうに過ぎ、壮年といえる歳となりました。
それぞれみんな、このままならない世を真面目によく頑張って生きている。嬉しいしありがたい気持ち。と同時に自分の人生だけでなく、我が子どもたちの人生も、なんとなく見通せるような気がして、少しものがなしい。ほんとに、人生って短いなあ、と。
でも、彼らはまだその子どもたちと未来を見ることができる。
孫たちはまだまだこれから!

3代で川遊び。じいちゃん、息子、孫。

壮年の息子よ、なにか見える?




ズースと仲良し。

この夏は毎日暑くて暑くて。こんな暑い夏は初めてだという気がする。
ズースも保冷剤を巻いて散歩。しかし、毛の多いズースは毛を冷やしてるだけのような。
保冷剤がただ重いだけて、たいして効果ないかもしれない。

☀️🌞🏖🏊‍♂️

 
大好きな武田百合子さんの新しい文庫本を本屋さんで発見。喜びいさんで購入。
単行本未収録エッセイ集「あの頃」(図書館で借りたことがある)の中から、娘さんの花さんが選んで編集したもの。
厳選されているだけあり、武田百合子さんのエキスが詰まっている。
誰にも真似できない、独特の味。
もともと書くという行為は自分とはかけ離れたものだと思っていたそうで、富士の山荘の記録を書くきっかけを作ったご主人武田泰淳氏の慧眼から生まれた奇跡のエッセイストだ、と思う。




「はるかな国の兄弟」・大阪の寿司割烹・夏バテズース

2023年07月17日 | 
夏休みの子どもの読書みたいな本で暑さの中、少々別世界に旅しました。昔読んだ本ですが再読。リンドグレーンの世界は、学校も家もかなりしんどかった私の子供時代の逃げ場のようなものでした。「やかまし村シリーズ」や「ピッピシリーズ」「名探偵カッレくんシリーズ」など、本の中に入りたい、とどれほど憧れたことか。
スウェーデンという国に、そこはかとなく好意を抱いているのはリンドグレーンの存在が大きいです。根性がないので言語を学ぶこともそこに旅行することもありませんでしたが。
「はるかな国の兄弟」は、どこかジブリ映画を思わせるファンタジーで、この世ではない別の世界で、悪者や龍の怪物と戦う話です。
昔読んだとき、終わり方に疑問を感じましたが、ネットで感想を拾うと、同じように感じるひとが多いようでした。でも、今回読み直して、終わりのシーンにも納得。67歳のリンドグレーンが描きたかったのは、「けちなごみくずではない」人間の真の勇気なのだろうと思いました。

大阪難波の「英ちゃん冨久鮓」という寿司割烹のお店に行きました。美味しかった。私は飲めないけど、のんべえさんには最高の店でしょう。大将さん、ハンサムでいい腕、いい感じ。
それにしても大阪難波は、外国人観光客でいっぱい。すごい人混み。街並みもなんというかディープな雰囲気。人に酔いそうでした。
すかすかで夜は暗い神戸に帰ってきたらホッとしました😆

🍺🍣🥢🍻

暑いので、ズースもバテ気味。
5時からの早朝散歩でもけさはきつそうでした。毛皮着てるんだもんね。






見果てぬ夢は…・ハンバーガー・暑いね

2023年07月12日 | Weblog

英語ペラペラになりたい、というのは多くの日本人の願望に違いありません。
私の父母も晩年までNHKのラジオ英会話を聞いたり、英会話教室に通ったりしていました。
ペラペラには程遠いままだったけれども。
私も、いつの頃からか英語が話せる日を目標としていました。しかし、ことはうまく運びませんでした。自らの根気のなさと才能のなさを嘆きつつ、高齢者となり、もう諦めの境地です。
ところが夫は、留学もしていないのに英語を喋ったり聞いたりできます。
犬の散歩中もイヤフォンで、また、車の中で、私がまったく聞き取れない英語のPodcastを流しています。
じつに悔しい。
大きな違いは、脳の構造もあるだろうけど、「好き」の気持ちだと思うのです。
とにかくアメリカが大好き、英語の歌が大好き。勉強の積み重ねは苦ではなかったのだろうと。
根っからの外国人好きだから友だち作りにも積極的だったようだし…
英語の歌を英語のまま味わえる。
英語が「好き」の気持ちは私には全くなかったです。それどころか英語を勉強しているとおしりがむずむずする気分でした。
好きじゃない英語は、いくら求めど、ちっとも近寄ってきてくれません。
かくして、見果てぬ夢のまま終わりそうです。

夫は今でもアメリカのドラマや映画や音楽が好きだし、外人が好きなんだなあ。🥯
私は日本のもののほうが好きで、見やすいし聞きやすい。本なんて、日本語で読まないとなんの読書の楽しみがあるものか。

好きでもなく必要にもかられなかったもんなあ。別に英語で話したいこともないし。機械的な瞬間英作文の練習とかつまんなくてたまらなかったし。能力もないんだろうけど。。。ぶつぶつ…

英語教育学が専門の和歌山大名誉教授、江戸川晴雄さんは、「学校教育だけで『使える英語』を身につけさせるのは、体育の時間だけで五輪選手を育てるのと同じくらい無理難題」と言っている、と新聞で読んだ。
ほら、そうなんだ!

それにしても、見果てぬ夢は恨めしい。イソップの酸っぱいブドウみたいです。

🔠🆒🆗🆙

英語嫌いでも、ハンバーガーは美味しい。われわれは老夫婦だけど、よく食べに行きます。
ここは、古民家を改造した店で、家族で営業しているハンバーガー店です。

アボカドチーズバーガー。
アボカドたっぷり。


🍔🍿☀️🌞

毎日暑いです。散歩がつらい日々。まだ夏はこれからが本番☀️






YouTubeの旅行記も面白いけれど。。。

2023年07月07日 | 
この頃、いわゆる旅系YouTubeをよく見ています。
まあ、たくさんの人が自分の旅行をYouTubeで紹介していること!外国も国内も見たいところを検索すればたいてい出てきます。
世界中を旅しながら、その様子をYouTubeにあげている人がいます。いいカメラで撮られた景色は臨場感たっぷり。食事の様子も映像で見れば、匂いまで伝わってきそうです。説明の言葉は最小限で充分。
更新を楽しみに映像を日々楽しんでいるのですが、最近、本棚から引っ張りだしたこの本。


知人に10年ほど前に謹呈していただいた紀行エッセイの本です。
一度目を通しているのですが、再読してみると、昨今の映像の旅行記に慣れた脳と目に新鮮で、驚きました。
1987年からほぼ20年にわたり、ご夫婦で欧米を旅行した際の紀行文で、写真ではなく、著者である奥様ご本人の油絵がたくさん添えられています。
飛行機や列車など交通機関での様子から建物、風景、人々、食事の内容など五感全てに触れたことがらが、実にこまごまときめ細かく綴られています。
紀行のエッセイは、焦点を絞らないと、子どもの作文のようになる、と教わったことがあるけれども、歴史、絵画の教養や、おとなとしての観察眼や見識に裏打ちされたこの本の文章はその限りではなく、すみずみまで読み応えがあって、旅心をそそられます。
映像や写真ではない、文章で伝える魅力、というものを再認識したのでした。
📖☕️✈️🚄🥂🌴

暑くなりました。
少しでも涼をとりに水辺に行きたい。
ズースは臆病なので水にはいるのはあまり好きじゃなさそう。
泳がせてみたいね。










食にまつわるエッセイ集・洋食屋さん

2023年07月01日 | 
阿川佐和子さんの著書で「残るは食欲」というエッセイ集がありました。(読んでいないので内容はわかりません)
高齢になって、物質的な欲がめっきりなくなりました。街に出て、デパートに行っても、買うどころか品物を見歩く興味さえなくなっていて我ながら驚いたりします。
でも!おなかはすきます。
これはとてもありがたいこと。
体調が良いという証拠ですので。
まさしく残るは食欲だ、と思うきょうこのごろです。

最近、図書館で借りて、食についてのエッセイ集をまとめて読みました。このほかにも、「おやつ」とか「お弁当」とか「朝ごはん」とかいろいろありました。
現代作家から故人となった懐かしい名前まで、古今の作家の食に関するエッセイが、集められていてなかなか興味深い。
江國香織さんや武田百合子さんや村上春樹さんのような好きな作家のエッセイは既読のものも結構ありました。
武田百合子さんが、ご主人の作家、武田泰淳さんが枇杷を食べる様子を描いた「枇杷」は名作だなあとあらためて。短いエッセイですがあんなに生々しい芳醇な文章はめったにないです。
左上はこの前作ったオムライス。

神戸は洋食屋さんの激戦区です。
最近あまから手帖で見て行った、行列のできる洋食屋さん「SAEKI」。
ミックスフライ定食は、有頭エビフライ、チキンカツ、コロッケ、ミンチカツの盛り合わせ。コスパも良いです。
夫は神戸で2番目に好きな店になったんだそうです。(1番は神戸キチンという洋食屋さん)

🍀📖☕️🍽

ズースも一緒に茅の輪くぐりをしました。
健康祈念。

川までの散歩も慣れました。遠く感じなくなった。

朝の散歩コースのお地蔵様には、日々の感謝をささげます。




樫本大進とバーミンガム市交響楽団・朝のボール遊び

2023年06月25日 | 音楽
一緒に行くはずだった友だちが行けなくなったから、代わりにいかがですか?と突然のお誘い。久しぶりの芸文。昼間の音楽会です。
夕方は、犬の散歩優先の生活ですから、長いこと音楽会にはご無沙汰でした。
なんとなく出不精になってもいました。
思い切ってでかけました。
結果、行ってよかったです。
樫本大進さんのブラームスは柔らかな音で心地よく、外国の交響楽団の、リラックスした楽しげな様子も久しぶりに見て、いいなあと思いました。指揮も客席もノリノリのいい雰囲気。心が解放されたようになって帰ってきました。
エルガーの1番は聞いたことなくて、思わず眠気が…でも、厚みのある迫力ある音でした。







朝のかけっこ。ボール取り遊び。走れ!
いつまでできるかな。
投げる夫も肩が痛いのなんのと。歳が歳だもので。






川・紫陽花・アナグマ・映画「怪物」

2023年06月12日 | 映画
雨降りの日が多く、たくさん降った翌日には近くの川が増水します。神戸は、後ろ側に六甲山が控えていて、そこから海に流れ込む川が何本かあり、市街地を流れているわりには清流で、そばを歩くと気持ちがよいのです。
江戸時代から、灘の清酒作りを支えた水路にあった水車が残っていて住宅地に風情を添えています。



朝の散歩で、水遊び。


夕方の散歩で。かなり急流になってました.




今年は紫陽花の当たり年ではないかしら?散歩道あちこち綺麗で楽しんでいます。うちの「隅田の花火」というガクアジサイも例年より多く咲いています。剪定したせいかもしれませんが。







最近、2日連続でアナグマに遭遇しました。
目が合ったら何故か座り込んだので、近くで撮れました。可愛いです。
餌あるのかな。車に轢かれないようにね。
このあと、側溝にもぐっていきました。




このごろは歳のせいか、めったに心が動かなくなりました。テレビも映画も面白いと感じられるものはほとんどないし、小説もぴったりくるものはなかなかお目にかかれません。本屋大賞の作品を読んでみても、ピンとこないのは若い人向けだからか。と、思って、内館牧子さんの老人向けの小説を読んでみても、私の心情にはあてはまらない。

そんな硬い気分を揺さぶってくれる映画に出会いました。いま公開中の「怪物」です。
一度では咀嚼しきれず、2回見ましたが、まだわからない部分があります。
見る側に解釈を委ねる映画です。
私はストーリーの面白さもさることながら、子どもたちの可愛らしさだけでも大満足でした!
映画『怪物』 公式サイト

映画『怪物』 公式サイト

監督・是枝裕和 × 脚本・坂元裕二 日本屈指の映像作家&ストーリーテラー、夢のコラボレーション実現! 映画『怪物』 2023年6月2日(金)公開決定!!

映画『怪物』 公式サイト

 



おばあちゃん記念日

2023年05月30日 | 犬たちのこと
先日、ズースの散歩のときに、「あ、オオカミみたいな犬だ」と、小学校一年生くらいの男の子が走り寄ってきました。ズースは驚くと飛びつく習性があります。「危ないから離れといてね」と言うと、「おばあちゃんだって危ないんじゃないの?」と男の子。
一瞬、戸惑いました。
私を「ばあば」と呼ぶ孫が6人いますが、孫以外から「おばあちゃん」と呼ばれたのは初めてのこと。
そうか、ジーパン履いていようが.散歩で20000歩歩こうが、名実ともにおばあちゃんなのね、と納得。
「おばあちゃん記念日」だと思いました。
令和5年5月14日。67歳と5ヶ月。



出かけるよ、行ってきますと声かけた時の寂しそうな目

いつもつがいでいるのに一羽しかいない。どうしたの?と声かけるとガァガァなんか言っていました。

深田池のそばの道の上。

母の日にもらったお花。

住吉川に行った気分・長崎の桃カステラ

2023年04月30日 | 犬たちのこと



今日、夕方の散歩は、いつものコースより少し足を伸ばして、久しぶりに住吉川に行きました。六甲山から流れ出る住吉川は、急流で雨のあとはごうごうと音を立てて流れるので、ズースは怖がって近づきませんでした。
見知らぬ人から声をかけられたりしながら少し川を眺めて休憩しての、帰り道、ふと、ずいぶん遠くまで来てしまったような感覚にとらわれました。今まで味わったことのないような心もとないような不思議な感覚でした。
住吉川はニケやパールを連れて何度も来ました。ニケやパールが若くて元気な頃は、川沿いの道を海まで歩いたこともあります。そんな馴染みの場所のはずなのに、何故だろう?
確かに、ニケ、パールが次々と歳をとり調子悪くなって、遠くまで散歩できず、ここまで来たのは、何年かぶりではありました。
それにしても、この、まるで知らないところにきたかのような、夢の中で迷っているかのような心細さは?
そうか、私もそれだけ歳をとったということか?この距離を遠くに感じるようになったのかもしれない。
私は「ホーム」から離れることを嫌がる年齢になってるのか?
いや、この景色が久しぶりすぎて慣れてないだけか?
あれこれ考えて心が千々に乱れたまま帰路を急ぎました。
距離にするとどのくらいかわからないけれど、スマホのアプリによれば、この夕方の散歩だけで10000歩ほどでした。
あの気分は老化の一種だろうか?
冒険心の欠如もはなはだしい。
こんなことで行きたいと思ってる海外旅行なんてできるんだろうか?




夫の郷里の味「桃カステラ」。夫がふと食べたくなって、桃の節句でもないのに注文しました。
万月堂の桃カステラは、大きい。
カステラの上を覆っている桃をあらわす砂糖菓子は、とても甘くて、以前知り合いに差し上げたら、それをとり去って食べていると言っていました。その気持ちもわかる。からだに悪そうな気がするほど甘い砂糖の塊です。しかし、慣れるとこれがあっての桃カステラなのです。
万月堂のは、砂糖菓子の部分もどこか上品な爽やかさがあり、とてもおいしいです。