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バラの周りを歩く

2020年02月03日 | 🩺夫の病気・ALS

主人の病気の兆候はよく転ぶことでした。それと酷い疲労感に襲われていました。でも私たちももう年だから 仕方ないよね などと話していたのですが、実は ALS (筋萎縮性側索硬化症) という病に冒されていたのです。

主人はよく転んで  一体 どのように転ぶのか? 反射的に体を守る動きが出来なくなっていたからか、歯を欠いたり 頭や顔が血だらけになったり大事になり 2度も 救急車を呼ぶ騒ぎになりました。

 

奥の方に マリア様の銅像があります。

 

主人がまだ 自宅で過ごせた頃のアパートの中庭です。彼は いずれは歩けなくなるかも知れないと承知していたので 歩くことに酷く固執していました。  歩行器を使ってよくこのバラの周りを歩いていました。

まだ歩いてるよ、まだ歩いているよ!と 皆が 呆れるほど 毎日 毎日ぐるぐる歩き続けていましたね。でも段々 足も弱ってきて 倒れたら大変なので  医師からもストップされ 歩行器から 車椅子になっていきました。

 

 

このアパートは monuments classés historiques デス、と聞いています。日本語にすると歴史的建造物とでも言うのでしょうか、業者さんが内装を変えて改造し アパートにして使って保護していくということのようです。かつては 修道士の宿舎だったそうです。ですから 庭内に マリア様がいたりします。

 

 

ベランダに飾られている鉢植えの赤い花 (😶名前が出てこない) は春になると 毎年 花屋さんがトラックで運んできて 各家庭に分けて 飾られます。庭師さんがしょっちゅう来て花を剪定してました。

主人は病院から施設に移って行って もうここに戻ることは無いとわかった時、主人のいる施設の近くに引っ越しました。ここは主人と住んだ 懐かしい場所です。🍀

 

追記:花の名前は ゼラニウム です。 

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (まるち)
2020-02-03 10:53:56
きのうの桜の絵葉書とコメントを読んで
なんだかコメントするのが恥ずかしくなりました。
なので、一日遅れで(笑)

桃子さんのブログファンは
皆さん優しい方ばかりですね。

40年連れ添ってきた、たまご(笑・夫ですが)は、
念願のリタイヤで優雅な年金生活を
楽しみにしていましたが、去年の私の癌で
だいぶ落ち込んでいたようで
自分の不調は気にしなかったんでしょうねぇ。
新しい薬の効果で、奇跡的回復だと先生に
煽てられ元気に入院生活を送っています。

自分としては、なるべく自分らしく
自然体で病気を公開していこうとして
更新しています。
でも、桃子さんやコメントの方々の優しさや
思いやりは本当に素晴らしくて
なんだか自分は病気を茶化しているようで
恥ずかしくなったんです。

誤解されやすい性格の私ですが
不安で眠れない夜だってあります
そんなときは誠実さや思いやりのかけらもない
製薬会社の病気や薬の解説を読むより
個人のブログのほうが落ち着きます。
ならば、
病気の体験を公開して情報にしたほうがいいし
自分でもため込まなくていいですもんね!
だから
桃子さん、ひとりで溜めこまないでくださいね。

感情的でまとまらなくて、スイマセン。
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もしかするとゼラニウムかな (old-dreamer)
2020-02-03 12:08:56
この庭の光景、記憶に残っています。懐かしいですね。
かつてイギリスにしばらく滞在していた頃、アパートの管理者から聞いた話ですが、ベランダでの栽培に適した花のひとつが、センテッド・ゼラニウムという独特の匂いがする花でした。この匂いを虫が好かない(笑)と聞いた覚えがあります。開花期が来るとアパートの景観維持のためにも一斉に取り替えるのだそうです。手入れも容易なので、後は定期的に替えるだけとのことでした。
フランスはかつての修道院などを歴史的建造物として残しているようですね。かつてパリのサンジェルマンで泊まったホテルがそうでしたが、その後改装され高級ホテルとなり、宿泊料も高くなって泊まれなくなりました(涙!)。
返信する
こんにちは (チエちゃん)
2020-02-03 12:17:37
人はそれぞれ、いろいろなことを抱えて生きているものですね。
私がALSを知ったのは、ハリー・ポッターシリーズの日本語翻訳者松岡佑子さんの活動でした。
でも、筋肉が衰えていく病気と認識してはいるものの、その症状や筋ジストロフィーなどの病気とどう違うのかなど具体的なことは全くわかりません。
どうぞ、ご主人さまの病気のこと、ご主人様への想いをブログに書いてください。
教えてくください。
私も半年前に夫を亡くしました。
これから思い出話を書き込んでゆくのかなぁ。
返信する
修道士さんのお住まい (くるみまま)
2020-02-03 13:32:34
なぜマリア様の像があったのか不思議でしたが、そう言う理由だったのですね。

桃子さんのブログがもう見られなくなって寂しかった頃、私の実家の母が自転車で転倒し背骨を圧迫骨折しました。
父はそれまでは軽い認知症だったけど、母が入院した不安から一気に重くなりました。
母の入院は半年におよび、父は完全に何も出来ない人になってしまいました。
誰も私を助けてくれない状況で(夫も弟も他人事のようで)そう言う時に、いろんな面で私に介護の情報を教えてくれたのも、私一人じゃないんだと励ましてくれたのもネット上の介護ブログでした。
ちょうど日本の介護システムの過渡期で、毎年のように変わっていきましたので、今までの経験は余り役には立たず、今現在のフレッシュな情報が必要でした。
ただ読ませてもらうだけで、コメントとかするわけではなかったですが、ネット上の介護者の皆さんと共に居る、一人ではない感じがしました。
ですので、ブログでご主人のご病気のこと、介護をするご家族のことを発信してくださることは、とても貴重だと思いますし、励まされる方々もたくさんおられるかと思います。

ゼラニウム、毎年大家さんが取り換えてくださるってことに感心した覚えがあります、お洒落だなぁ〜って。
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まるちさんへ (桃子)
2020-02-04 03:20:38
ずいぶん長いコメントじゃあないですか!
いつも平均 一行半くらいのお方が。(笑)
私だって まるちさんが もうぶっ飛んでるって言うか
コメントなんか出来なくて、こっそりメールなんかしてましたっけ。

そう、私も 本当にいろんな方のブログに支えられました。
クイズダービーの篠沢教授のブログは奥様が続けられていて
励まされましたねえ。
笠井アナも ブログ始められて 抗がん剤の効果がよく出ています とお医者様から言われた とあり、良かったあ!と思いました。
ガンは治る病気です。みんな頑張れと言いたいです!
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old-dreamerさんへ (桃子)
2020-02-04 03:23:03
「ゼラニウム」と言うようですね。画像を確認してみました。
ありがとうございます。この花はいわゆる長持ちする花で 夏中 秋にかけても咲いています。虫が好かないというの知りませんでした。あのアパートも11月くらいに回収に来ましたね。
県というのか国が出してくれているようです。庭師さんは あんなに小さい庭なのに 一日置きくらいに来ていました。
この庭は そう言えば 昔のブログに載せました。2枚目は特に覚えています。
パリのホテルなどは税金逃れもあり ちょこちょこ工事をして星をあげ値段を上げていきます。本当に いつものホテル と言うのが無くなっていくようで 悲しいですね。
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チエちゃんへ (桃子)
2020-02-04 03:25:50
アイス・バケツ・チャレンジ という活動が世界中に広がったことがありました。氷の入った水をかぶって 世界中の有名無名の方々が ALSの研究を支援しようという活動をされていました。
いつのことかなと調べてみたら 2013、2014年頃でした。

主人は病気の特定にすごく時間がかかり、始めは パーキンソン病だろうと言われていましたが、この活動の頃は まだALSについてはよく知りませんでした。
今でも医学的なことはよく分からず 上手く書けそうにないですが、一つ一つ 起きたことを思いつたら書いて行きたいと思っています。

ご主人を亡くされて まだ半年なんですね。ついこの間ですよねぇ…。
またブログも拝見させて頂きます。
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くるみままさんへ (桃子)
2020-02-04 03:27:16
私すっかり忘れてしまっていたのですが、昔のブログにこの庭の写真を載せていたのですね。皆さんに言われて ああそうだったっけ と。お恥ずかしい。
そう言えば 猫のモモコさんが 外を見るのが大好きで そんな写真も載せました!

そうなんです。マリア様がいますうーとだけ書いてたんですね、私。
でも昔のブログと今始めたブログがだんだん繋がってきました。
ブログには私も励まされてきました。何処のどなたか 会ったこともないのに 凄いことですよね。

ゼニウムの花は大家さんと言うより 国か県が 庭の剪定も含めてやってくれているようです。私は昔のブログも適当なこと書いてたのかもしれません。
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