今日 2月11日は、日本は「建国記念の日」だそうですね。そう言えば、父の命日になるんでした。2006年に亡くなったので もう14年経ちます。
母は4年前の4月1日、エイプリルフールの日でした。義兄は 体育の日とかで、父の父・お祖父さんは ずっと昔ですが 8月15日の終戦記念日(今はもう無い?) でした。うちの家系はみんな ただの日には絶対死なないという 思い入れでもあるんでしょうか⁈ 覚えやすくてイイですけどね。
フランスの葬儀社。まるでお花屋さんのようで 街のあちこちにあります。
夫が亡くなった後、葬儀屋さんがどうするか ほとんど教えて下さって 本当に有難かったですね。でも、いろいろ決める事があり それが大変でした。棺 (ひつぎ) や ブーケや 骨壷とか 新聞に掲載する文章とか セレモニー(葬儀の流れ)とか・・・・
カタログを見せられて 順に選んで決めていくのですが、まず "棺"です。夫は 地味で全てに簡素な人だったので 一番安いので~~ で 本来 問題ないんですが。
私も見栄が出たり 引っ込んだり、夫へのリスペクトも込めなくてはならないし! 色合いとか 何の木で出来てるとかを重視してるふりをしながら チラチラッと値段も見つつ……大汗 💦
もうあんな思いは二度としたくありません。沢山ある中。だいたい真ん中ぐらいの値段のところで決めましたが、どっと大汗が出ました。
※ ひとつ ひときわ 色もデザインも地味〜な棺があったのですが、これは?と訊くと ああ、これはイスラム教徒の棺です って。フランスあるあるですね。
葬儀社の店内です。
次に "骨壷"を選ぶのですが、もう棺でクタクタだったので 子供達に 意見を言って欲しかったのですが、何も言ってくれません。何か意見言って!とこめかみのあたりがキーン💢となりましたね。
子供達も 極度の緊張があったのかと思いますけど、若い男は本当に役に立ちません。夫がいてくれたら 意見を言ってくれるのになあと思ってしまいました。
🍀
結局 どんな骨壷を選んだのか 全く覚えていません。金やら銀やら 質素なのやら 豪華な模様やら…… それは沢山ありましたが、息子たちに聞いても どんな骨壷を私が選んだのか 誰も覚えていないのです。
棺もどんなものだったか⁉️ あんなに大汗掻いて 必死に選んだのに・・・何も覚えていません。
葬儀の時ってバタバタしてしまいますから、どれを選んだらいいのか分からなくて、結局無難な中くらい値段の物を選んでしまいますよね。
その辺の事情は世界共通なんですねえ。
私の場合、2年前に実父が亡くなっていたのでその時の経験が役に立ちました。
結構、パパッと決めたと思います。
そうですね、日本がもう夜の10時なのに こちらはまだ午後2時で「こんにちは~ 」って感じですね。
>無難な中くらい値段の物を選んでしまいますよね。
やっぱりそうなんですね。私も結局 真ん中ら辺を。
でもアレは 誰かと これにしようか、こっちのほうがイイね!と相談したいところでした。娘がいたら 意見を言ってくれるかもしれませんが、男の子は こういうときダメですね。
経験は役に立ちますよね。でも夫の両親も 私の両親も見送って、次は私だあああ~!息子たちもその時 私の気持ちが分かるでしょう。
うちも 父が10月に亡くなり 夫は夜勤仕事中で抜けられず 高齢の母を家において
姉夫婦や息子夫婦が同席してくれたものの 私が ほとんどを決めました。
町内会や親戚への連絡もありますし。
ちょっと前までは 自宅葬でしたから それは もっともっと大変でした。
3択か5択で質問される中 どんどん選んで行けば葬儀を何とか無事に執り行える
挨拶の言葉も 何ならそのまま読んでもいいひな型をくださる…
殆どお客状態でよく 至れり尽くせりの時代となりました。
しかし 四十九日が済んだころから 安堵が広がり 夫婦そろってインフルエンザに罹って
1週間ダウンしました。
日本も葬儀の雛形もあるし、近年は 会場も家ではなく なって大分 楽にはなってきているでしょうね。
フランスは 隣近所は一切関係ないですし、日本に比べたら それこそ簡単です。
葬儀も 葬儀社が司会者をお願いしてくれて みんな進めてくれました。あとは 子供達が 夫の写真を会場に飾ってくれました。
私のしたことは 棺選びで 大汗かいたことくらいですかね。笑
私と夫は そんなに仲の良い夫婦ではなかったんですけど、夫の病気から それは大切な人になって …… でも、もっと何かしてやれたと 後悔ばかりです。2年経ちますから 大分 落ち着きましたけど。
生きてるものは 美味しいもの食べたり 楽しいことをしなければなりませんが、死んでしまったら 本当 本当ににお終いなんですねえ。
葬儀社が本当にお花屋さんのようですね。
ちっとも暗いイメージがありません。
そうですか・・・、大切な人を亡くして
直ぐに行われる葬儀というのは、
本当にどれだけ大変か・・・と。
まだ私は経験がないので、想像するだけなのですが。
私の二番目の夫の父が亡くなった時、
余りお金に余裕のない家だったので、
葬儀、どうするんだろう・・・と思っていたのです。
そうしたら、義父の友人が
映画で使う葬儀のセットを貸してくださって
それはもう立派な祭壇でした。
義父は京都太秦の、映画の美術さんでしたので。
映画のセットの祭壇で・・・
義父らしい最期でした。
映画のセットの祭壇って、周りの方がなんとかよい葬儀を!と
御義父さまの生前の御人徳かと思います。
私の夫の父、私の義父ですが 生前に全て葬儀社に注文して
もちろん 支払いも。何年かかの墓地の掃除まで注文していました。
どんだけ自分が信頼されていないかと 夫は呆れていましたが。
義父は人を信用しない頑なな人だったので、みんな 生きてきたように
亡くなって行くものなのかと 思いましたねえ。
カナダにお住いだったお姉さまと ほぼ同時期なんて、
それは寂しすぎますね。
他のご兄弟・姉妹はいらっしゃるのでしょうか?!
私も歳を重ねてきて 同級生でも亡くなる人が出てきました。
若くても人は亡くなってしまいますから 歳は関係ないのですが、
「死」は 完全な終わりであることは 悲しい現実です。
あとは心にどう残して 生きてるものは どう生きてくかですね。
glimさんは 旅行されたり 素敵な趣味のものを持たれていて
素敵な生き方をされていると いろいろ教えられています。
私は 完全インドア派で 猫に頼って生きようとしている ダメ人間です。
でも今年から ブログを始めて 楽しい気持ちになっています。
良いこと・楽しいこと探しですね!