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「沈黙は共犯である」

2021年10月27日 | 🪧社会(世界)の動き

 

Silence is complicity     「沈黙は共犯である」

これは今年のノーベル平和賞を受賞したフィリピンのジョーナリストマリア・レッサ氏の言葉です。

ドゥテルテ大統領の強引な麻薬撲滅作戦によって、市民に多数の死者が出ている実態などを報じた、勇気あるジョーナリストです。



政府から目を付けられて捕らわれた事も。

 

「沈黙は共犯である」

この言葉を聞いた時、思うことがあるのです。

“私は万引きをしたのか?!” このレッサ氏の言葉を借りれば、私は万引きをしたのであります。

 

👧🏻 私が小学校高学年の頃です。

仲の良かった🧒🏻S美ちゃんと、となり町まで歩いて行ったことがあります。

それは小さな子供にとって、結構な冒険だったんです。

 

となり町に着いて、私たちの町には無い喫茶店があったり、大きな書店があったりで、都会に来たような気分で、気持ちが高揚していたのは今でも覚えています。

元気なS美ちゃんの提案で この冒険を実行したのですが、私はただただ彼女に付いて行くだけでした。

彼女は入れるお店は どんどん入って行って店内を眺め回します。

 

小さなスーパーに入った時です〰︎〰︎ 

スーパーの中を一巡して出て来た時、S美ちゃんのポケットからキャラメルの箱が出てきたのです!お金なんて持っているはずもなく、レジを通ってもいないのに・・・

森永だったか、グリコだったか、キャラメルは当時は遠足の時ぐらいしか口にすることが出来ない貴重な物でした。昭和の中頃…😅💦

 

       一粒で2度美味しい〜〜😋

 

何粒か?覚えていませんが、S美ちゃんは私にもくれました。

その瞬間から、私は“共犯者になり”「万引きをした」という自覚でいます。

レッサ氏の「沈黙は共犯である」、私は小さい時にすでに体験して、その黒汚点を背負っていたのです。

もう半世紀も過ぎ、とっくに時効だと思いますが 白状しちゃいます。🙇‍♀️

 

あの時の私は子供過ぎて、S美ちゃんを叱る事もせず、返して来いとも言えず、キャラメルを貰って 舐めちゃった時点で 共犯者です。

レッサ氏ノーベル平和賞を機に、強烈に蘇ってきた私の消えない黒い汚点です。

 

「沈黙は共犯者である」罪を犯しがちな弱い人間の 弱点を戒める、貴重な言葉だと思います。人間はどれだけの罪を犯し続けているのか!

「沈黙は共犯である」含蓄のある言葉です。人間って、何処までも戒めなくてはいけないのでしょう!🌹前科者の言葉💦

 

 

🎖 ちなみに、今年のノーベル平和賞は、レッサ氏(左)と共に ロシア紙の編集長ドミトリー・ムラトフ氏(右)も受賞しています。

 🍀

 

      

コメント (4)
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