気の向くままに junne

不本意な時代の流れに迎合せず、
都合に合わせて阿らない生き方を善しとし
その様な人生を追及しています

今年は花火が見られる

2023年07月27日 | ブログ
恐らくは今年も無理かな…と思っていたけれど、2類⇒5類の影響か開催する事に。明日の夜は隅田川沿いに酔っ払いが溢れ返る事になるのでしよう。イヤだなぁ。距離的には苦も無く行けるのですが、帰りの混雑を抜ける事を考えると、徐々にその気が薄れていきます。そう言えば実際に現場で見たのは何回ぐらいかなぁ?コロナ前迄は侵入禁止の屋上で見ていたけれど、年々高いビルが建ち初め、絶好のポイントと . . . 本文を読む

「海を見つめて」‘77.5.22. (on G)

2023年07月23日 | ブログ
西表島から石垣島に戻った日の民宿美崎荘で、明美に貰ったレポート用紙に書いたもの。            海を見つめて初めての船の旅揺れる波間    体を踊らせ南へ下る    歓び満ちたキミは心を隠せない船酔いも何のそのしぶきを浴びて    濡れた黒髪明るい笑顔   &n . . . 本文を読む

「潮風の悪戯」‘77.5.19. (on F)

2023年07月23日 | ブログ
西表島へ渡る船の時間待ちをしていた喫茶アルバトロスで、ウトウトしていた明美を見ていた時のもの。           潮風の悪戯南の国の潮風が降り注ぐ光りを浴びる黒髪の中爽やかな詩(うた)をささやき吹き抜けて行く悪戯好きな潮風さ海からは逸れてく私の見つめるものは次第にキミの笑顔へと移って行くよああ、離島を通うこの船が運ぶものは人と荷物だけな . . . 本文を読む

「花の館」’77.5.18. (on G)

2023年07月22日 | ブログ
泉屋の庭を見て明美の口から漏れた言葉「花の館ね」の一言から生まれたもの。現在の泉屋の庭とはその趣きが違っている。            花の館見知らぬ故郷(くに)から今宵    集い来たる旅人よ心の疲れを癒してお行き飾りの要らない時の流れに任せ花の館で心が語る意のままに叶わぬ望みと言わず今日も自由を求めては旅路のホコリ . . . 本文を読む

(‘77) 7月9日 (土) 帰路

2023年07月21日 | 日記・エッセイ・コラム
5月7日以来、物事は起こりうる時に起こるものである…と納得してしまう事も有った。九時三十分。五分遅れのバスに乗って平野を後にしてバスターミナルの在る美崎町へと向った。美崎町、私はバスから降りると写真屋に走り、頼んでおいた写真を受け取ると、店の前からTAXIで空港へと向った。何をそんなに急いでいたのだろうか…?十一時十五分。日射病に冒され復調せぬまま今帰路に着く私。最初か . . . 本文を読む

(‘77) 7月3日 (日) 竹富島を後にして

2023年07月20日 | 日記・エッセイ・コラム
午前十時三十分。ショーコ、小浜さんと共に石垣へ向け出航。私の泉屋での仕事も終ったと云うところで、私もここを離れる事にした。石垣グランド・ホテルで冷珈琲を飲み、三人で今度の八重山の愉快談をしたりして名残りの時を過ごした。石垣空港。多くの旅仲間をここから見送った。そして今日も、また。いくら慣れた頃と言っても、やはり人を送り出すのは…別れ、見送るのは辛い。小さなローカル便の飛行場。その空港 . . . 本文を読む

(‘77) 7月2日(土)#2 コンドイ浜の夕陽

2023年07月19日 | 日記・エッセイ・コラム
夕食を私とショーコは早めに食べて、コンドイ浜へ急いだ。言うまでもない。夕陽を見る為だ。前に西桟橋からの夕陽は見た。それで今日はコンドイ浜に腰を下ろして…と云う事になったのだ。爽やかだった。夕陽が落ちるのを見ながら、取り留めもない話をしていた。今にも陽がその姿をすっかり隠そうとしている頃、すぐそこ迄来ている夜の世界を知らせる様に、涼風が吹き始めていた。「…そっか〜、二人共 . . . 本文を読む

(‘77) 7月2日 (土) #1 大潮

2023年07月18日 | 日記・エッセイ・コラム
午前中、ボケ~っとしながら煙草を吸っていたところへ高知のオバヤンがやって来て、これから帰宅の途に付くと云う事を聞かされた。私はここの主ではないのに、わざわざ声掛けしてくれた。この竹富を楽しめたのかな…、満足そうな顔をしていた。見送りに桟橋迄行こうかと思ったけれど、外に出た途端、何を思ったのか握手をして、泉屋を離れていくマイクロバスの後から手を振って見送った。ところで、今日は大潮であっ . . . 本文を読む

(‘77) 7月1日 (金) お酒、飲みに行かない?

2023年07月17日 | 日記・エッセイ・コラム
午前九時。28日(火)に他の島を観に出掛けていたショーコ達が帰って来るというので桟橋へ迎えに行く。仕事の方は大方出来上がっていて、後は電気の配線などといった専門家の仕事ばかりで、お役御免になった私は再び『旅人』になっていたのである。凡そ二週間程度の事だったけれど、色んな事に関われて、それなりの経験を楽しめた。また今日もオヤジさんが船を出すと言うので、帰って来たばかりのショーコを連れ立って一緒に潜り . . . 本文を読む

(‘77) 6月27日 (月) #2 清美は特異体質(?)

2023年07月16日 | 日記・エッセイ・コラム
そして洋上。船の上からオヤジさんと共に彼女達を監視したり、海に入ったりを繰り返した。ショーコ達二人はまずまずであったけれど、どうにもいただけないのが大阪三人娘。その中でも取り分け言葉にならないのが清美であった。本人は潜る気が十分有るのであろうが、どうした理由か少しも潜らないのである。よく世間では躰が浮かずに緊張した躰で潜ったまま、または呼吸するタイミングのバランスが崩れ溺れる者はいるけれど、先ずそ . . . 本文を読む

(‘77) 6月27日 (月) #1 お客さんを迎えに…

2023年07月15日 | 日記・エッセイ・コラム
朝食後、今日は久し振りの部屋増築工事の仕事《スラブ打ちをした後、コンクリートが乾く迄仕事が出来なかった為》の日だ…と元気一杯、用意をしていたところにオヤジさんの一言。「ジュン、アンタ桟橋へ行って、お客さんが二人着くから連れて来てくれんか…」言われた時、すぐに返事の出来なかった私であった。と言うのも名前を知らされただけで一面識も無い人物を迎えに行く事に、何故か抵抗を感じた . . . 本文を読む

(’77)6月15日(水) 汗と夕涼み

2023年07月14日 | 日記・エッセイ・コラム
朝一番の東廻りのバスで終点、バスターミナルの在る美崎町へ向った。降りてから波止場迄二分弱。私は直ぐに竹富丸の乗船券を買い、朝の潮風を楽しみながら一服の煙草を味わった。間のいい事に然程待つ事もなく、船は竹富へ向け出発した。竹富島、何度訪れても私を童心に帰らせる。桟橋に降り立つやいなや、いつでも私は歓喜の声を張り上げそうになってしまうのである。意気揚々と歩き始めた。いつもの歩き慣れた道を。泉屋に着くと . . . 本文を読む

(‘77)6月14日(火) オヤジさんからの呼び出し

2023年07月13日 | 日記・エッセイ・コラム
6/10 Y.H.  春海荘6/11 Y.H.  真栄田岬6/12 Y.H.  春海荘6/13      「玉龍」船中真栄田岬Y.H.は海洋博会場の近くで近くにはムーンビーチなるものが在るけれど、何とそこは有料の海水浴場と云う金儲けに走った所であった。当然そんな所には行くわけがない。この本島に戻って来たのは内地に(とりわけ)日田・大分に渡 . . . 本文を読む

(‘77) 6月9日(木) 「ハイビスカスの歌」タンゴ

2023年07月10日 | 日記・エッセイ・コラム
5/31             美崎荘(石垣島)6/1〜6/2     きよみ荘(西表島)6/3               大和田荘(石垣島)6/4〜6/8     平野荘(石垣島)ここ迄過ごして来てやっと、そろそろ . . . 本文を読む

(‘77) 5月25日 (水) 安息の日 ギンネムの種

2023年07月09日 | 日記・エッセイ・コラム
昨日は午前中、オヤジさんの船で潜りに出た。監視役がその名目であった為、私自身楽しんで潜るという事は無かった。午後は再度船の上から釣りと云う真に長閑な一日を過ごした。そして今日も昼頃から船で潜りに出た。一昨日迄の事が、実は初めから何も起こってはいなかったかの様に竹富の風は凪ぎ、太陽は生命の光りを注ぎ、蒼空は何処迄も広がり、凡そ時の流れを感じさせない静寂を映し出していた。一体、私はどうしてしまったとい . . . 本文を読む