ワンダフル・ライフ/ブラック

この検索しにくいグループ名と曲名。
日本語ではほとんどヒットしない。
それでもこの８０年代ミュージックを題材にしているブロガーは実は沢山いるのだ。
やはり中古ＣＤ堀り中心らしく楽しそうである。

わしは８０年代の音楽の変質は
アルバム主体からシングル主体になったと思うのだ。
アルバムとして買う魅力は薄れ、だから１曲、１曲の魅力が洪水のように記憶となっているのだ。
おそらくＭＴＶ隆盛のせいもあるであろうね。
アルバムよりはＰＶ作成に軸を置き始めた時代だからね。

さてＰＶを見ては、ハマリ手を出したアルバムがいくつかある。
その中には当時は超格好いいと思って買ったが、その後二度と聞かないものもある。
で、そこでわしのＣＤコレクションを見てたら出てきた１枚。

懐かしい。
確かにＰＶ見て買ってしまったアルバム。
もう実に暗い、暗いＰＶ。
実に暗い、暗い曲調。
そして現実に暗い歌詞。
暗いグループ名。暗い服装。暗いジャケット。
でも、そんな自省的な曲を作るＵＫシーンが実にわしは好きだった。

「友達が欲しい」
こんな歌詞で１９８７年夏全英８位
アルバム、チャートも全英ＮＯ３までいったのだ。

再度聞いても実に良い。

画像はアルバム・ジャケ