北モシリ島の暮らし

北モシリ島(北海道)民の暮らし

なぜマスメディアは、障害者の幸せの成功例は男性は就職、女性は結婚と流し続けるのか?

2011-02-21 23:39:49 | Weblog
福祉関連の番組を見続けて、
約2年間になるが、

マスメディアでは、マイノリティや障害者の幸せの成功例というものをよく取り上げる。
さんざん、不遇の目に遭い、
結局、
男性であれば、見事に就職が決まり、
女性であれば、結婚して、子供を出産、今は幸せに暮らしています。
マイノリティ・ドリームとでも言いたいのか?

これって、今の健常者の社会と一緒でしょ?(笑)

たった今、両足を骨折した人に向かって、
「今すぐ走らなければ、おまえは死ぬぞ」と言える?
普通、抱きかかえるか、おんぶしないの?

ロールモデルを見せて、励みとする。
新入社員の研修みたい。

ちなみに、NHK教育の金曜、夜8時からの「きらっといきる」での
番組制作にあたっては、
そういった傾向を反省をし、今の現状をありのままに見せる事も大事だと考えているそうだ。
ここが「ハートをつなごう」と全く違うところである。

浦河べてるの家の理念の一つには、こう書いてある。
「昇る人生から降りる人生へ」
一見、今の非常識のように見えるが、
べてるの家の理念には、全てが100%正しいとは言えないが、
なるほど、今の健常なる企業経営、人生、対人関係、マネジメントなどに参考になるものがあると思えるのだが。





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