北モシリ島の暮らし

北モシリ島(北海道)民の暮らし

ストラングラーズ/ノー・モア・ヒーローズ

2006-10-31 11:34:41 | パンクロック
わしが中学の頃、
友達にビートルズが聞く奴がいて、ハマった。
そいつがプログレとかパープルを聞くと
わしも買って聞いていた。

確か中学2年か3年の頃だったと思う。
音楽楽しむのはラジオかレコード。
昼間にラジオで耳にした今まで聞いた事のない音楽。
それがストラングラーズのノーモアヒーローズだった。
衝撃的な出会いとなった。
新聞の娯楽欄じゃなくて社会面でセックスピストルズを知った。
右翼の襲撃を受けたとか。
ストラングラーズも受けた事がある。

ストラングラーズは実はパンクロックではないらしい。
それは彼ら本人もそういう自覚だったらしく、
とにかくキーボードが入るのはパンクではありえなかったからだ。
当時はドアーズと比較もされたが、それも見当違いだ。
とりあえず、パンク以外で明らかにオールドウェイブと違う音楽は
ニューウェイブと称された。
ザ・ジャム、ブームタウンラッツ等だ。

コテコテのパンク少年にはやはりキーボードの音は受け付けないらしいけど、
わしはストラングラーズは排除しなかった。
この彼らのセカンドアルバムの中からサムシングベターチェンジとノーモアヒーローズがシングルカットされヒットしている。それで日本でもラジオでオンエアされたのだ。

ただ、このアルバムはヒット曲だけではなく、ほとんどの曲がいい。
全曲ラジカルなのだ。
当時はもちろんCDはないからレコードである。
針を落として溝に入った瞬間から耳に聞きなれない世界が始まる。
1曲目アイフィールライクアウォッグ
キーボードから入るのだが、いきなり全セッションの全開だ。
普通ではありえない、ベースギターのゴリゴリのピッキングがガンガンと耳に響きわたる。そしてそのベースを弾くジャン・ジャック・バーネルが「てめぇら、俺をガイジンみたいに見るんじゃねぇ」「俺を二度とガイジンと呼ぶんじゃねぇぞ」と歌う。
いや、歌っているというよりも怒って、怒鳴っていると言ったほうが正解かもしれない。
いきなり1曲目から緊張の展開だ。
2曲目ではビッチングで「うるせぇぞ、バカ女」と怒鳴る。
A面の最後の曲のノ-モアヒ-ロ-ズでまず閉める。
この曲で初めてわしはトロツキーとレーニンの名を知った。
どんな人かも調べた。

溝が減るんではないかと思うほど聞いた。
それからわしはピストルズ、クラッシュとどんどんパンクロックにはまって行くのだった。

今でもほんとたまに聞くかな?
とにかくこいつは攻撃的な気分にさせるので
体調のいい時にしか聞けない(笑)

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2 コメント

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Unknown (ベチコ)
2006-11-01 13:42:06
誕生日おめでとう
いい日になりますように
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ありがと、ベチちゃん。 (JUNK)
2006-11-01 20:57:39
ベチちゃん、gooの絵文字ハマってるでしょ?
返信する

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