北モシリ島の暮らし

北モシリ島(北海道)民の暮らし

なぜ日本の大手メディアはパラリンピックのメダリストを黙殺するのだろう?

2010-05-10 23:25:40 | Weblog
オリンピックは子供の時から、
楽しみの一つだった。
一番、遠い記憶では札幌オリンピック。
日の丸飛行隊、
ジャンプ、メダルを日本人が独占。

でも、昨年の北京といい。
今年のバンクーバーと言い、
冷めてきた。

特に冷めた理由は、冬季オリンピックのメダリストが自民党の参議院議員として、
デカイ、ツラしてるのが許せなかった。
橋元聖子は、町村派、清和会の飼い犬。
スケート選手は、北海道の選挙区では自民党の応援部隊。

その橋元聖子参議院議員が国会の会期中にもかかわらず、
選手団長として、何度もメディアに顔を出し、
何で、岡崎朋美なんぞが、出場できるのか?
負けてもカーリング。
NHKは目黒しか写さなかったが、
きっと民放は本橋麻里ちゃんだけ、出てたんだろう(笑)
俺は、フィギュアのダイジェストしか、結局見なかった。

しかし、ビックリしたのは、
NHK教育テレビの午後8時枠で、ずっとパラリンピックのダイジェストの放送をやっていた事だった。
生まれて初めて、見たよ。
パラリンピック。
最初は、正直、違和感があった。
こんなレベルでメダル?
いわゆる健常者目線である。

しかし、俺のめんたまをくりぬいたような衝撃を与えたのは、
日本人選手では無く、他国の選手だった。
男子の回転だったかな?
両腕が無いのに、つまり、ストック無しで滑ってる姿を見て、
言い方は悪いが「狂ってる」と思った。
それほど感激して、嗚咽のような涙が止まらなかった。

そして、全く興味の無かった
アイススレッジホッケー。
いや、日本人なんて勝てるワケが無いと思ってた。
予選のカナダとの試合。
俺は、2点目の入った瞬間、「よっしゃぁー!」と大声を上げていた。
銀メダルだよ!
信じられなかった。

他国では、オリンピックのメダリストとパラリンピックのメダリストは、
ほぼ同等に近いヒーローとして讃えられるそうだ。

しかし、日本のパラリンピックのメダリスト達を、
日本の大手のメディアは黙殺し続ける。

いつも正義を気取る、
日本の大手メディアこそ、障害者を黙殺する極悪人である。

蛇足、
民主党の比例代表の候補者のタレントやスポーツ選手の公認には、
さすがの俺も、呆れた。
小沢幹事長の采配もここにきて旧態以前。
おぼれるものはわらもつかむ状態だな。

別に、おぼれてないんだけどね。
メディアがいくら騒いでも、衆議院で300議席あるんだよ。