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防災関連・物品・正しい情報など個人で追求している防災ブログです。備え は自分の為ではなく身近な弱者様用と考えましょう。

【独女通信】ナプキンができる前は、女性たちはどうしていたの?

2008年02月21日 | ◆特別の配慮を要する方々
【独女通信】ナプキンができる前は、女性たちはどうしていたの?
2008年02月19日18時00分コメント(3) トラックバック(9) ブックマーク
生理用品の歴史は、自由への歴史でもある月に一度の憂鬱な数日間。ちょっとした楽しみはドラッグストアに山積みされている「ナプキン」の山から、今月のひとパックを選ぶことだ。「吸収力アップ」「さらさらで快適」「ムレないモレない」などの宣伝文句は当たり前。製品はどんどんリニューアルされ、「今度の使い心地はどうだろうか」などと、使い比べるのも一興だ。

しかし、このナプキンが日本で登場したのは1961年。戦後もずいぶん経ってからだ。ではそれまで女性たちはどうしていたのだろうか。

調べて見ると平安時代あたりでは貴族は絹、庶民は麻などを当てていたという記録がある。特にその資料が豊富に存在するのは江戸時代以降。当時は粗末な紙や布を詰めたりあてたりして、その上から「丁字帯」(T字型をしたふんどしの様な布)で押さえていたらしい。明治時代になっても、脱脂綿等を詰めていたらしく、不自由なばかりか、衛生的にもかなり問題があったよう。実は意外にもタンポンの方が早く開発されており、日本でも流通していたが、「女性の自慰を招く」という偏見があったというから笑えない。

大正時代に入ると、脱脂綿を切ったものをあて、黒いゴム製の月経帯で押さえる女性がでてくるが、当初は高級品であり普及するのは昭和に入ってからとのことだ。しかも「ムレる」「モレる」は当たり前。これが1960年代まで一般的だった。その後「テックスタイプ」と呼ばれる紙綿性のパッドが登場する。ナプキンの原型のようなもので、月経帯と比べれば格段に快適だっという。しかし、アメリカで広く流通していたこの“画期的”な生理用品が日本ではなかなか流通せず、一部の「物知り」女性の間で使用されたに過ぎないようだ。

日本初のナプキンを世に送り出したのは、板井泰子(よしこ)氏が設立したアンネ社である。アンネ社の歴史を物語る書籍のひとつに「月経をアンネと呼んだ頃」(田中ひかる)がある。本の中で著者は、戦後にも根強く残った「血の穢れ」についても触れている。女性の経血によって地神や水神を穢すといった思想だ。明治政府が公令によって廃止するまでは、月経中の女性は小屋や仮屋に隔離されることもあったという。時代とともに慣習はなくなっても「生理」は隠されるべき、そして「恥ずべき」もので、「経血の処理」は母親から娘へ陰でコソコソと伝えられるものだった。

アンネ社製のナプキンは女性に「衛生」と「動きやすさ」をもたらしたが、功績はそれだけではない。広告宣伝に力を注ぎ、それまで「穢れたもの」として隠され続けてきた「生理用品」を表に出し、お洒落で爽やかなイメージを植えつけることに成功。その後、流通ルートを薬系から雑貨系に変えたユニチャームがスーパーなどにもナプキンを置きはじめ「人目に触れても平気なもの」という地位を確立。おかげで女性たちは「生理の日に快適を求める自由」を手に入れることができたのだ。

独女世代ならまだ聞き覚えはあるだろう「アンネ社」は1993年にライオン株式会社に吸収合併され、その後ライオン社が生理部門から撤退したことにより、アンネブランドも市場から消えたようだ。しかし現在、雑誌やCMで新製品情報をゲットできるのも、店頭で「どれにしようかな」と選ぶ楽しみがあるのも、「穢れからの解放」という歴史があったからこそ。ナプキンを手に取るときに、そんな歴史を振り返ることができれば、少し前向きに憂鬱な日々を迎えることができるのではないだろうか。(オフィスエムツー/真鍋しまこ)


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心臓病 優しいランドセル

2008年02月21日 | ◆特別の配慮を要する方々
心臓病 優しいランドセル
肩・腰ベルト工夫 ペースメーカー守る


ランドセルを受け取り、入学を心待ちにする崚真君(加古川市の自宅で) 世界に一つだけのランドセル、もらったよ――。先天性の心臓病を患い、ペースメーカーを付けて保育園に通う加古川市の藤原崚真(りょうま)君(6)が今年4月、特注のランドセルを背負って市内の小学校へ入学する。体に負担がかからない工夫がいっぱいで、崚真君は「学校で早く友だちと遊びたい」と新一年生の春を心待ちにしている。

 崚真君は心拍が不安定な「完全房室ブロック」という難病で、2歳からペースメーカーを付けている。入学に向け、ランドセルを買おうとしたが、主治医に「既製品は肩ベルトがペースメーカーに当たって危ない」と言われていったん断念。手提げカバンやリュックサックを検討した。

 しかし「みんなと同じランドセルで通いたい」とあきらめきれず、両親とたつの市のメーカー「セイバン」に相談。快諾した担当者と知恵を絞り、2か月がかりで改良を重ねていた。最大のポイントは肩ベルトの位置を調節する腰のベルトを取り付け、肩ベルトがペースメーカーに当たらなくしたこと。肩ベルトには衝撃吸収材を入れ、歩きやすくしている。

 崚真君は「世界に一つだけのランドセルになったよ」と大喜びで、「頑張って勉強し、将来は、いろんな病気を治すお医者さんになりたい」。父親の会社員太一さん(37)も「親身になってくれて本当にうれしい。同じ境遇の子の励みにもなるのでは」と喜んでおり、セイバンの担当者は「崚真君のうれしそうな顔に元気をもらった。要望には、今後も応えていきたい」と見守っている。


兵庫 地域 YOMIURI ONLINE(読売新聞)

アレルギーの子 島ぐるみで歓迎/久米島

2008年02月21日 | ◆特別の配慮を要する方々

アレルギーの子 島ぐるみで歓迎/久米島
2008年02月04日

 
ホテルでのバイキング方式の夕食では、アレルギーを起こす食材を除いた料理が並んだ=昨年12月23日夕、久米島町で
 
 食物アレルギーがある子どもも安心して旅行できる島をつくろう――。沖縄県久米島町が、そんな構想の実現に向けた準備を進めている。ホテルはアレルギーを起こす卵などを除いた食事を用意し、万一の場合には島の公立病院が協力する態勢をつくる。採算性などの課題もあるが、親たちも期待している。


 島で昨年12月下旬、食物アレルギーの子がいる家族を対象にしたモニターツアーがあった。企画したのは、温浴施設を運営する第三セクターを中心に、町と公立病院、食物アレルギーの子を持つ親の会(親の会)など11団体が同年6月につくった協議会。福岡や長崎、東京から親の会のメンバーや医師の紹介を受けた11家族36人が参加した。


 その2日目。リゾートホテルのレストランに11種類の料理がバイキング形式で並んだ。島豚と島野菜のハッシュドポーク、白身魚と香味野菜の網焼きホワイトバルサミコソース、鮮魚のブイヤベース……。どれもアレルギーを起こす恐れのある食材を抜いたメニューだ。参加者は「見栄えも味もいい」「除去食とは思えないぐらい、いろんな味が楽しめる」と、次々と取りわけていった。


 長崎市の会社員原田久さん(34)と妻知子さん(32)は子供2人と参加。次男(1)は卵や牛乳、肉、小麦などのアレルギーがある。母乳で育てており、知子さんも除去食しか食べられない。治るまでは旅行は無理とあきらめていたという。「安心して思いっきり食べられた。また来たい」と知子さんは笑みを浮かべた。


 子ども2人と参加した福岡市早良区の薬剤師山田英見さん(41)はこれまで、旅行の際は炊飯器を持参し、家族で別々の料理を食べていた。「みんなで同じ食事を食べられてよかった」


 1月28日夜には、関係者ら約30人が島内のホテルに集まり、これまでの取り組みを報告。今後も町を挙げて進めていくことを確認した。


 町の取り組みのきっかけは1年ほど前。沖縄各地の地域振興を手がける東京のコンサルタント会社社長栩野浩さん(45)が、平良朝幸町長(58)の知人から、伸び悩む島の観光の現状を打破できないか、と相談を受けたことだった。


 食物アレルギーの子のための観光施設は長年、栩野さんの頭の片隅にあった。自分の娘も卵や牛乳、小麦、魚などのアレルギーがあった。旅行する時はレトルト食品が手放せず、食事の場所を見つけるのに苦労した。そんな体験から、事業として成り立つニーズはあると考えていたという。


 島を訪れた栩野さんは、県と町でつくる組合が運営する24時間対応の公立病院に島のどこからでも20分前後で行けることを確認。町側に構想を持ちかけた。平良町長は「話を聞いて、うちの島ならできると思った。実現すれば観光にも結びつく。今はターゲットを絞らないと生きていけない」と語る。沖縄観光は好調だが、久米島を訪れる観光客はこの数年、9万~10万人で横ばいが続いている。


 協議会は病院でアレルギーの専門医を招いた勉強会を開き、ホテルや飲食店はアレルギー対応型メニューの試食会を重ねてきた。モニターツアーが好評だったため、協議会は島の受け入れ態勢作りを進め、旅行会社を通じて売り込む考えだ。


 だが、商品化には課題もある。モニターツアーで食事を準備したあるホテルは微量混入を防ぐため、一般客の食事を含めた全メニューでアレルギーを起こす小麦粉や大豆油の使用を中止。別のレストハウスは鍋やフライパンなどを新たに買いそろえ、普段とは別の調理場を用意した。


 コストに見合った価格設定で客が集まるのか。個別の患者にどこまで対応できるのか。栩野さんは「何度かモニターツアーを重ね、食の安全性の質を高めて08年度中にも患者家族の団体や個人を受け入れられる態勢をつくりたい」と語る。


<小児アレルギーに詳しい群馬大医学部付属病院小児科の森川昭広教授の話>
 食物アレルギーによるショック症状のある患者や家族は、旅行に自分で食べ物を持って行くなど不便な思いをしており、取り組みは大きな福音になるだろう。ただ、食物アレルギーは患者によって起きる症状の種類が違うので、それに対応する工夫と、ショック症状が起きても大きな事故につながらないようにする態勢作りを、専門家の指導を受けながら進めることが大切だ。


<久米島>那覇市から西へ約100キロに浮かび、周囲約48キロ、面積約59平方キロ。橋でつながる奥武島などを合わせた久米島町の人口は約9100人。泡盛やクルマエビ、みそが特産品で、プロ野球・楽天イーグルスのキャンプ地でも知られる。

http://209.85.175.104/search?q=cache:s47iK7NiMaUJ:mytown.asahi.com/okinawa/news.php%3Fk_id%3D48000000802040001+%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%AD%90+%E5%B3%B6%E3%81%90%E3%82%8B%E3%81%BF%E3%81%A7%E6%AD%93%E8%BF%8E%EF%BC%8F%E4%B9%85%E7%B1%B3%E5%B3%B6&hl=ja&ct=clnk&cd=1&gl=jp より


シリーズ・はじめての救急研修

2008年02月20日 | ◆特別の配慮を要する方々
はじめての救急研修
One Minute Teaching!

桝井 良裕・箕輪 良行・田中 拓
(聖マリアンナ医科大学・救急医学)


[ Case21 ]
尿路感染では単純性か複雑性かを考慮!




(前回よりつづく)

Key word
下腹部痛,頻尿,複雑性尿路感染症,間質性膀胱炎

【Case】  われらが河田君は今日も当直である。そろそろ研修医生活も先が見えてきた。インフルエンザ,胃腸炎から始まった救急研修だが,今日は転倒して打撲,骨折という患者がやけに多い。ふと外をみるとうっすらと雪が積もっている。なるほど,とうなずきながら途切れない患者をさばいていた。

 次の患者は64歳の女性。主訴の欄には「膀胱炎です」と書いてあった。バイタルサインは意識清明,血圧130/70mmHg,脈拍90回,体温37.1℃,SpO2 98%であった。既往に気管支喘息があり,現在も発作時にβ刺激薬の吸入を行っている。その他定期内服なし。河田君は「尿検査が出たら診察しますから,先に出しておいてください」と看護師に依頼した。患者は診察を待っている間も頻回に尿意を催してトイレに行っているようであった。

 尿検査の結果,赤血球,白血球ともに多く,細菌を認めた。下腹部の強い痛みとともに頻尿が続いているとのことである。消化器症状はない。詳しく聞くと半年ほど前から膀胱炎を繰り返すようになっており,そのたびに近医を受診して抗菌薬を内服しては軽快することを繰り返していた。1週間ほど前から症状が出現し,近医から処方された抗菌薬を内服しているが,改善しないため受診となった。身体所見でも下腹部に圧痛を訴えるのみで背部の叩打痛も認めなかった。

 河田君は「楽勝だな」と思いながら栗井先生のもとへ向かった。



■Guidance
河田 (満面の笑みを浮かべながら)先生,膀胱炎です。本人もそう言っていますし,検尿も採りました。近医から繰り返し抗菌薬の処方を受けているようですが,内容はわかりません。きっとニューキノロンでしょう。耐性菌が出現しているかもしれませんから,培養を出したうえでセフェムの内服処方で帰宅。これでどうでしょう。

栗井 うん。膀胱炎は多いからね。さすがに河田君もパターンを身につけてきたようだね。ちなみに,膀胱炎の起炎菌はどういったものを考える?

河田 まずは大腸菌と……(Check Point 1)。

栗井 あっという間に底が見えてしまったね。

河田 少し尿失禁しそうになりました。あとで復習しときます。

栗井 確かに性行為感染もなさそうだし,普通は「とりあえず抗菌薬投与」で治ってしまいそうだね。でも逆にこれだけ繰り返しているとなると少し掘り下げておいたほうがよさそうだね。

 尿路感染を疑った場合,まずは単純性なのか,複雑性なのかを考えてみたほうがいい(Check Point 2)。

河田 この方の場合,糖尿病やステロイドの使用といった免疫能の低下をきたすような病歴もないですし,あとは構造上の異常でしょうか。エコー検査はしてみる価値がありそうですね。腎の腫瘍や水腎症,膀胱結石や腫瘍などを確認してみようと思います。

腎,膀胱のエコー検査では膀胱内に少量の残尿を認めたが,異常所見は認めなかった。
河田 そうすると,エコーでは確認できないような微細な病変か,尿道の病変かということでしょうか。もちろん頻尿をきたす疾患は他にもたくさんありますが,今日は抗菌薬と鎮痛剤で症状を軽減してもらって,改めて泌尿器科を受診していただくことになりそうですね。

栗井 確かに夜間の救急外来で判断する中ではこれ以上診断に迫ることは難しそうだね。ただ,いわゆる膀胱炎にしては下腹部痛,頻尿ともに症状が強いのが気になるね。間質性膀胱炎という病気を知っているかい?(Check Point 3)

河田 いえ,はじめて聞きました……。

【Disposition】 河田 先日の患者さんですが,後日泌尿器科のカルテを見ると,麻酔下に膀胱鏡が施行され,先生がおっしゃっていた間質性膀胱炎の診断が付いてました。

栗井 河田君もずいぶん力がついてきたようだけど,医者はなまじ自信がついてくると無理やり自分の都合のいい診断に引っ張りこんでしまう傾向があるんだ。だからいつも,君はもう少し謙虚になる必要があると言っているんだよ。

Check Point 1
尿路感染症の起炎菌
 大腸菌(Escherichia coli)によるものが最も一般的で,腐生ブドウ球菌(Staphylococcus saprophyticus)によるものが2番目である。免疫不全状態あるいは慢性疾患のある患者の尿路感染症では,シュードモナス属(Pseudomonas)や,クレブシエラ菌(Klebsiella),プロテウス属(Proteus),エンテロバクター属(Enterobacter)のような腸内細菌が原因となることがある。プロテウス属やクレブシエラ菌は結石を起こしやすくするもので,結石のある患者ではさらに促進される。これらの主な病原菌の覚えかたとして,“SEEK PP”がある。
Check Point 2
複雑性尿路感染症
 基礎疾患(糖尿病,肝疾患,腎疾患)を有する場合,妊娠中,繰り返す尿路感染,腎盂腎炎の既往,耐性菌を持つ場合,尿道カテーテル留置,尿路の機能的または解剖学的異常(尿路狭窄や嚢胞,結石,異物など),最近の抗菌薬治療歴,7日以上前からの症状,などが認められる時は複雑性尿路感染と考え,経験的抗菌薬治療に加え,精査が必要である。
Check Point 3
間質性膀胱炎
 中年以降の女性に多く,下腹部痛と頻尿が慢性の経過をたどり,細菌性膀胱炎や神経因性膀胱と診断されることが多い。明確な原因は不明であるが,自己免疫や感染など複数の要因が考えられている。機序として尿路上皮を覆うglycosaminoglycanの欠損であるとされている。診断は頻尿,下腹部痛の存在とともに,全身麻酔下に膀胱を水圧拡張しての点状出血や潰瘍形成,尿培養陰性,他の疾患の否定,などでなされる。治療は特異的なものはなく,経験的,対症的で長期にわたることが多い。

医学書院/週刊医学界新聞第2768号 2008年02月11日

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このシリーズ愛読しています。

防災施策、女性の視点を 葵区で公開トーク 2008/02/19

2008年02月19日 | ◆特別の配慮を要する方々
防災施策、女性の視点を 葵区で公開トーク 2008/02/19


防災施策への女性参画の必要性を訴える正井代表
=静岡市葵区のアイセル21

 静岡市は17日、女性の視点を生かした災害対策をテーマにした公開トークを同市葵区のアイセル21で開いた。阪神淡路大震災の直後から被災女性の支援活動を行ってきたNPO法人「ウィメンズネット・こうべ」の正井礼子代表が講演し、防災施策に関する女性の参画の必要性を訴えた。
 正井代表は、同大震災で特に低所得の母子家庭や高齢者の女性が長期の避難所生活を強いられたことや、被災女性を対象に開設した電話相談にDVや性被害の相談が多く寄せられたことを報告。「母子家庭や災害で職を失った女性への経済支援や育児支援が必要。防災・復興計画に女性への暴力防止を組み入れるべき」と強調した。
 避難所となった学校で調理室の使用や救援物資の洗濯機の設置ができず、女性の着替えの場所やトイレが圧倒的に不足した問題にも触れ、「避難所運営に女性や暮らしの視点が抜け落ちていた。そこは女性が参画していないと対応できない」と指摘した。その上で「防災まちづくりの意思決定の場に本来4割くらい女性がいないと、女性のニーズは反映されにくい。女性が意見を出しやすい仕組みを行政につくってほしい」と要望した。



地震関連記事:防災施策、女性の視点を 葵区で公開トーク

<研究室探訪>福井大看護学科「災害看護」

2008年02月19日 | ◆特別の配慮を要する方々
<研究室探訪>福井大看護学科「災害看護」(福井・永平寺町)
あらゆる場面へ適応力必要…重要性、近年ようやく認知


看護学科の学生たちを指導する酒井さん(手前左)(福井大医学部で) 「脈は落ち着いています。もう大丈夫ですよ」。ずぶぬれになって不安そうな表情で震えるお年寄りに、学生たちが声をかける。2004年7月18日の福井豪雨。お年寄りは脳こうそくや認知症、心臓手術直後の患者ら。浸水した家屋から助け出され、福井市内の高台の寺院に避難してきていた。学生たちは、近くの病院から借りた血圧計などを使って血圧や脈を測り、話しかけながら水分補給を促した。冷え切った手足はさすって温める。避難当初はこわばっていたお年寄りたちの表情が、だんだん和らいでいった。

 学生たちは、酒井明子・福井大医学部看護学科准教授(51)に指導を受けていた。酒井さんは当時、新潟県三条市で新潟豪雨の被災者支援活動を行っていたが、福井でも豪雨災害が発生したと聞いて直ちに戻り、学生3人とともに福井市内で「災害看護」のボランティア活動を始めた。▽山間部の被災集落にいるお年寄りを巡回し、健康チェック▽ボランティアセンターの消毒など、関係施設での衛生管理の指導▽仮設住宅を訪問し、心のケアをする――といった活動を約2年間続けたという。

 酒井さんは、阪神大震災(1995年1月)、東海豪雨(2000年9月)、新潟県中越地震(04年10月)、スマトラ島沖地震と津波被害(同年12月)、能登半島地震(07年3月)などの災害現地で、看護活動や被災者からの聞き取り調査を実施。NPO法人「災害看護支援機構」(東京都)の副理事長も務める。災害看護では国内第一人者だ。



福井豪雨の被災者宅で点滴をする酒井さん(2004年7月、酒井さん提供) 災害はいつどこで起こるかは予測できないだけに、すべての看護師は災害看護に従事する可能性がある。病院勤務では受け持ちの専門分野に知識や技術が偏りがちだが、災害時はあらゆる場面に対応しなければならず、助言してくれる医師もいないかもしれない。

 災害看護で必要な知識は、トリアージ、救命救急医療、急性期や慢性期の病人の看護、遺体の処理、心のケア、リハビリテーション看護など多岐にわたる。災害現場では、治療や看護に必要な資材が少ない中で最大の効果をあげる工夫や判断力も求められる。

 厚生労働省が09年度に改正を予定している看護基礎教育のカリキュラムでは、基礎分野、専門分野、専門基礎分野を組み合わせた統合分野が新設される。その中には「災害看護」が初めて盛り込まれる。

 酒井さんは、看護学科の学生を数々の被災地に伴ってボランティア活動に従事させてきた。「被災地に学生を連れて行くと、一生懸命になって生き生きとする。他人と深くかかわりたがらない現代っ子でも、人としての感性を豊かに持っているのがわかる」と笑う。

 近年、続発する大規模災害によって、ようやく災害看護の重要性が認知されるようになってきた。「災害という非日常に放り込まれた人たちをどうサポートするか。看護に関する技術だけでなく、哲学も求められる」と強調する酒井さん。福井大での取り組みを今後、各地へいかに広げていくか注目される。



<研究室探訪>福井大看護学科「災害看護」(福井・永平寺町) 教育 子供 トピックス 関西発 YOMIURI ONLINE(読売新聞)

<災害時医療支援船>透析患者に有効だが課題も…検証報告会

2008年02月17日 | ◆特別の配慮を要する方々
<災害時医療支援船>透析患者に有効だが課題も…検証報告会
2月17日18時53分配信 毎日新聞


 大地震などの災害時に、人工透析が必要な腎臓病患者を船で被災地外の医療機関へ輸送する「災害時医療支援船」の検証プロジェクトの報告会が17日、東京都内で開かれた。道路や鉄道が寸断されても有効に機能することが確認できたが、船の発着場の確保などの課題も浮上。中心となって実施した日本透析医会は今後、実用化へ向けて行政への提言などに取り組む。

 プロジェクトは、阪神大震災の際、患者が自力で透析のできる医療機関を探さなければならない事態に陥った教訓を受けて計画。05年度以降、首都圏と関西で計8回の検証航海を実施した。透析医療と船舶の専門家が参加し、実際に患者を河川や海の発着場から船に乗せ、同乗した医師や看護師らが患者の体調をチェックしながら目的地まで運んだ。

 患者に船酔いなど体調への悪影響はなく、患者からは「この取り組みが機能すれば災害時の強い味方になる」と期待が寄せられた。一方、利用者への周知や航海に必要な行政的手続きなどの課題も多く、同会の山崎親雄会長は「実現を目指し、課題解決に向けた提案をしていきたい」と話した。


<災害時医療支援船>透析患者に有効だが課題も…検証報告会(毎日新聞) - Yahooニュース

介護タクシー代2億円 詐取容疑で4人逮捕 北海道

2008年02月09日 | ◆特別の配慮を要する方々
介護タクシー代2億円 詐取容疑で4人逮捕 北海道
2008年02月09日11時22分

 北海道滝川市で生活保護を受給していた夫婦が「通院に使った」として巨額の介護タクシー代金を不正に受給していた事件で、北海道警は9日、この夫婦と共謀した介護タクシー会社の取締役ら計4人を詐欺の疑いで逮捕した。夫婦は約85キロ離れた滝川―札幌間を介護タクシーで通院したとウソの申請していた疑いが持たれている。道警は今回、被害金額として、市から被害届が出る以前の1年間に絞り、2億65万円の介護タクシー代金のほか、生活保護費約370万円を被害額として立件した。


役員らが逮捕された「飛鳥緑誠介」の介護タクシー=9日午前、札幌市北区で

逮捕された片倉容疑者の家。ここから札幌市の病院まで通院したと申請していた=滝川市で

 逮捕されたのは、滝川市黄金町東3丁目、無職片倉勝彦(42)、妻のひとみ(37)の両容疑者と、札幌市の介護タクシー会社「飛鳥緑誠介(あすかりょくせいかい)」取締役の札幌市北区新川2条4丁目、板倉信博(57)、従業員の同市白石区東札幌2条6丁目、小向敏彦(40)の両容疑者。片倉勝彦容疑者は「おれの収入じゃない」と容疑を否認しているが、他3人は大筋で認めているという。


asahicom:介護タクシー代2億円 詐取容疑で4人逮捕 北海道 - 社会

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昔、『ニッポン貧困最前線――ケースワーカーと呼ばれる人々』という本を読み驚いたのですが、福祉事務所の担当者さんは公務員なので公立図書館などから突然、全く未経験な福祉事務所などに配置換えがあり、生活保護などを担当するそうです。信じがたかったので友人のMSWさんに本当かどうか伺ったところ
「役所は昔からそうだよ。」 との事でした。また、ある被災地で全くの未経験者が突然被災住民の生活支援員となり、行動しているのを間近でよ~く見ていた事があります。


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現業員の配置実態

厚生労働省は平成17年厚生労働白書の中で生活保護現業員(ケースワーカー、地区担当員など、福祉事務所によってその名称は異なる)の配置数不足が増加傾向にあることを発表した。2000年の配置定数に対する現業員不足数は354人であったが、2004年には1198人になっており、約3.4倍となっている。また、東京都は2004年6月に「生活保護制度改善に向けた提言」の試案を発表[13]し、その中で保護率の増加に現業員の配置が追いついておらず一人当たりの担当世帯数が増加していることを指摘した。同時に、現業員の経験不足や社会福祉主事の資格を持つ担当者の低下をも示している。地方自治体の職員にとって生活保護事務は事務処理の膨大さ(単に訪問業務をこなせば良い訳ではない)や安全面(「10 担当職員への暴力行為」参照)から敬遠される傾向の高い業務の一つであり、結果的に社会人としても公務員としても経験が不足している新人職員が配置されることも少なくない。

現業員の配置定数は、1951年に制定された社会福祉事業法(現:社会福祉法)から変更されておらず、その間にも介護保険制度の創設など現業員の業務は増加している。また、生活保護の他法優先の原則によって、現業員には広範な福祉制度に対する高い知識力が求められる。これら現業員の質をいかに高めるかについても大きな課題となっている。


生活保護 - Wikipedia

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社会福祉主事 問題点

大学においては、指定科目の中から3科目履修することで取得できるので、福祉事務所などで業務を行う専門職資格とは言えないと指摘されており、国家資格である社会福祉士を福祉事務所職員の任用資格とすべきとの意見がある。しかし社会福祉士の絶対数の不足により、当分は主事資格が任用資格として続くと考えられる。


社会福祉主事 - Wikipedia

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福祉事務所の組織

社会福祉法第15条では、福祉事務所には、長及び少なくとも次の所員を置かなければならない。ただし、所の長が、その職務の遂行に支障がない場合において、自ら現業事務の指揮監督を行うときは、指揮監督を行う所員を置くことを要しないとされる。

福祉事務所長
都道府県知事又は市町村長(特別区の区長を含む。)の指挿監督を受けて、所務を掌理する。
指揮監督を行う所員
所の長の指揮監督を受けて、現業事務の指導監督をつかさどる。
現業を行う所員
所の長の指揮監督を受けて、援護、育成又は更生の措置を要する者等の家庭を訪問し、又は訪問しないで、これらの者に面接し、本人の資産、環境等を調査し、保護その他の措置の必要の有無及びその種類を判断し、本人に対し生活指導を行う等の事務をつかさどる。

事務を行う所員

事務を行う所員は、所の長の指揮監督を受けて、所の庶務をつかさどる。
なお、指揮監督を行う所員及び現業を行う所員は、社会福祉主事でなければならない。


福祉事務所 - Wikipedia



ちなみに社会福祉士などは通信課程でも履修出来ます。

社会福祉法人 全国社会福祉協議会 中央福祉学院
社会福祉士 一般養成施設- Wikipedia


「差別川柳」の中に何を見るか
公的扶助研究 第1回福祉川柳大賞の作者さんたちは、いま? - livedoor ナレッジ 知識、知恵のカタマリ

女性に配慮 避難所の見直しを

2008年02月03日 | ◆特別の配慮を要する方々
女性に配慮 避難所の見直しを

政府は、地震や台風などの際に設置される避難所について、女性が過ごしやすい環境づくりが課題となっていることから、各都道府県の防災計画を検討する防災会議の女性委員を増やして、女性の視点から避難所の運営などの見直しを進めることになりました。
(2月3日 6時14分)

NHKニュース

震災後にアレルギー児の症状悪化 四日市で兵庫の医師ら講演

2008年01月30日 | ◆特別の配慮を要する方々

震災後にアレルギー児の症状悪化 四日市で兵庫の医師ら講演
2008年1月28日

 地震などの災害時に、食物アレルギーを持つ子どもたちにどのように対応すればよいかを学ぶ講演会が27日、四日市市安島の市文化会館であった。阪神・淡路大震災の時に現地で診療や物資運搬に携わった医師らが講演。アレルギーの子どもを持つ親や保健師ら約90人が参加した。

 「あれるぎっこおひさまの会四日市」(浅川知香子代表)が主催。神戸市内のクリニック院長の木村彰宏、民間非営利団体(NPO)「アレルギー支援ネットワーク」理事の栗木成治、四日市市防災対策課主幹の石田尚弘の3氏が講演した。

 木村氏は震災後、通院の困難さや避難生活のストレスで4割の子どもがアレルギー症状を悪化させたと説明。「処方せんや治療の経過は紙に書き、持ち出せるようにしておくべきだ」と述べた。

 栗木氏は現在、東海4県に25カ所あるアレルギー児の互助組織を増やす必要性を説き、「人と人とのつながりが助けになる。ふだんから顔の見える関係をつくることが大事だ」と述べた。

 参加した鈴鹿市の主婦(37)は「自分も娘もアレルギーがあり、東海地震も不安。支援情報のホームページなど知らなかったことが聞けて、来てよかった」と話した。

 

中日新聞震災後にアレルギー児の症状悪化 四日市で兵庫の医師ら講演三重CHUNICHI Web


支援経験 防災の糧に

2008年01月25日 | ◆特別の配慮を要する方々
支援経験 防災の糧に
2008年01月25日


研修会では新潟県柏崎市の保健師も講演。県内各地から集まった約60人の保健師らは熱心にメモをとっていた=津市栄町で

○●中越沖地震 派遣保健師の“活動録” 県、冊子にまとめ配布●○


 昨年7月の新潟県中越沖地震で、被災地に派遣された県内の保健師の活動をまとめた冊子が完成した。県は「派遣された保健師の声を残し、課題を検証していきたい」と市町や保健所に配布。保健師の声を災害時の保健師活動マニュアルに反映させたり、研修会を開いたりして、経験を生かす取り組みを始めている。(月舘彩子)


●決断の速さ 看護総合力 「日頃の研鑽必要」●
 県は、地震4日後の7月20日から8月10日まで、被害が大きかった新潟県柏崎市に14人の保健師を派遣した。


 保健師2人と調整役の県職員の3人1組でチームを組み、約50人が避難した同市内の小学校に、1チームが2泊3日ずつ滞在。被災者の健康相談や疾病予防などにあたった。


 約50ページからなる冊子には、保健師の活動のほか、経験をもとに、県内での災害への備えについて意見も掲載。乳幼児から高齢者まで、アレルギーや脱水など、注意すべき健康課題と必要な支援も表にまとめた。


 発生直後に現地入りした四日市保健福祉事務所の河合加代子専門監は、「災害ストレスによる病気の悪化や対応の遅れなど、二次的な災害で避難所から死者を出すまい」と、健康から家族関係まで、様々な相談に応じたという。


 夏の盛りで避難所は蒸し風呂のように暑く、断水も続いた。感染症防止のため、消毒液を置いたり、配られたおにぎりやパンを「もったいない」とため込んでしまう人には、食中毒の予防を呼びかけたりした。「災害時は、決断のスピードも求められる。地域看護の総合力も必要で、日頃の研鑽(けんさん)が重要」と話す。


 地震の2週間後に、在宅訪問調査に携わった尾鷲保健福祉事務所の小野郁代主幹は、目の不自由な夫と耳の不自由な妻の家庭を訪ねた。防災無線が聞こえず、配布されたチラシも読めずに苦労したとの訴えに、「平常時から援護が必要な人を支援する地域ネットワーク作りが必要」と感じた。


 東海・東南海・南海地震が発生した場合、県内では6万9千棟の建物が全壊し、約4800人が死亡すると想定される。県健康づくり室は、保健師らの意見を採り入れ、「災害時保健師活動マニュアル」の見直しを始めた。災害時の行政と支援者や各機関との連携体制を加える予定だ。


 23日には県内の保健師約60人が参加して、津市で災害時の対応について研修会を開催。講演した柏崎市の保健師は「(04年の中越地震と)2回の震災を経験したが、被害はまったく違う。災害時に自分がどう動くのか、様々な状況をイメージしておくことが大切」と訴えた。



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輪島の難病女性 活字で支援 小松・安達さん 紹介本出版

2008年01月22日 | ◆特別の配慮を要する方々
輪島の難病女性 活字で支援 小松・安達さん 紹介本出版
2008年1月17日

北岡さんの活動を紹介する「輪島」を出版した安達さん=小松市内で


認定への活動に共感
 小松市竜助町の会社員安達伊知郎さん(48)は、難病の「進行性化骨筋炎(FOP)」と闘う北岡幸美さん(22)=輪島市名舟町=の活動などを紹介する本「輪島」を自費出版した。北岡さんにプレゼントしたほか、関係者に配布している。 (杉山直之)

 「輪島」はA5判九十四ページで、千部作った。北岡さんがFOPの難病認定に向けて実施した署名活動や厚生労働省への要望活動、FOPの怖さなどを説明している。

 北岡さんの生い立ちや成人式の様子などもある。

 さまざまな面から北岡さんを知ってもらおうと、三年間通った町野高校(統廃合により現・能登青翔高校)を写真で紹介、同高閉校記念誌などを転載するほか、活動の拠点となっている輪島市の馬場崎商店街もある。

 また北岡さん自身や友人、家族らからのメッセージを掲載。北岡さんがスクラップにまとめた北陸中日新聞記事なども載っている。

 タウン誌などを発行している安達さんは先天的な難聴。二年前に北岡さんと出会い、活動に共感した。

 FOPの難病指定に向けた署名活動に協力し、北岡さんの活動を多くの人に知ってもらおうと本づくりを始めた。

 北岡さんは「まだまだこの病気は知られていないので、このような形で支援してもらえると大変うれしい」と喜んでいる。

 安達さんは「身体障害者が多彩な場面で活動していることを知ってほしい」と話している。

 「輪島」を読んでみたい人は、安達さん=電話090(1634)6708=へ。


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熱心な活動実り管内全市町村設置 オストメイト対応トイレ

2008年01月16日 | ◆特別の配慮を要する方々

 有名なオストメイト渡哲也さん。または西部署の大門部長 なつかしい・・
銃床の無いショットガンを水平撃ちなさっています。どんな警察だ?



熱心な活動実り管内全市町村設置 オストメイト対応トイレ

日本オストミー協支部「やすらぎの会」
発足から5年目「帯広の活動全国に発信」

 人工肛門(こうもん)や人工ぼうこうを保有する「オストメイト」で構成する日本オストミー協会帯広支部「やすらぎの会」(坂本林子支部長)が2004年の立ち上げから5年目を迎えた。同支部の呼び掛けで管内全19市町村にオストメイト対応トイレが設置されるなど活発に活動。現在は五十数人が在籍しているが、「いまだに親せきや子供にさえ、自分がオストメイトと打ち明けられない人がいる。1人で悩まないで」(坂本支部長)とより多くの会員を募っている。

 会発足は、11年前に東京から地元士幌町に戻った坂本支部長が「十勝にオストメイトの会がないことに驚いた」ことがきっかけ。自身をオストメイトと公言する人が少ない中、「仲間づくりをしたい」と会設立に奔走した。

 現在は管内をはじめ、釧路市や根室管内中標津町に住む人も会員に。アーチェリー競技に励む車いすの斉藤伸弘さん(帯広)や視覚、聴覚の不自由な人など、重複障害に悩む人たちも「情報交換できることで助かっている」などと話している。

 同協会全62支部の中でも、「オストメイト対応トイレの設置呼び掛けは非常に熱心」と同協会の竹内恒雄専務理事。同支部によると、この5年間で管内には45カ所ほどに同トイレが付き、今年も新たに6カ所の設置が決まっている。

 13日に市内の帯広ワシントンホテルで開かれた同支部新年の集いには約40人が出席し、今後の発展を誓い合った。1979年に直腸がん手術で人工肛門を取り付けた坂本支部長は「余命半年と言われた当時から約30年。多くの人にお世話になった。自宅にこもっているオストメイトの方のために、地元の医療機関と密接に連携し、帯広支部の活動を全国に発信していきたい」と意欲を語っている。
(松村智裕) 


かちまいWEB版

沼ノ端自由通路渡り初め

2008年01月12日 | ◆特別の配慮を要する方々
沼ノ端自由通路渡り初め


念願の自由通路で渡り初め
 苫小牧市などがJR沼ノ端駅に建設していた沼ノ端自由通路が完成し、18日、開通記念式典が北口の広場で開かれた。障害者に配慮したエレベーターやオストメイト(人工肛門など利用者)対応の多目的トイレを備えたガラス張りの近代的な施設。待望の開通で地域住民が渡り初めし、完成を祝った。
 自由通路は、駅の南北をつなぐ自転車、歩行者の専用道路。市沼ノ端鉄北土地区画整理事業の一環で、市とJR北海道が建設した。長さ50メートル、幅は4メートル。駅のホームに乗り降りできる階段を備えている。
 式典では、岩倉市長、地元の4町内会を代表して矢内信一北栄町内会長があいさつし、通路の建設を祝って野鳥のモニュメントを南北の壁面に設置した沼ノ端中央町内会(星野邦夫会長)と北栄町内会(矢内信一会長)がシンボル寄贈の目録を岩倉市長に贈呈。両町内会の尽力に感謝状が贈られた。
 続いて岩倉市長とJR北海道、地元町内会の代表ら8人が開通を祝ってテープカット。打ち上げ花火と勇払千人太鼓の勇壮な太鼓演奏が式典を盛り上げた。
 この後、地元の沼ノ端消防分団を先頭に通路の渡り初め。火消しのまといを先頭に、500人の地域住民がにぎやかに通路を渡り歩いた。

2007年12月18日(苫小牧民報)

社団法人 日本オストミー協会|オストメイト対応トイレの概要

<第1部・備える>5 毒アリ北上

2008年01月11日 | ◆特別の配慮を要する方々
<第1部・備える>5 毒アリ北上
2008年1月6日

観察中の岸本さんの指を刺すヒアリ(東京大非常勤講師・寺山守さん提供)


 指がプクッと膨れ上がり、頭皮が浮くようなかゆみ。体中に“異変”が生じ始めたのは、刺されてから20-30分が経過してからだった。

 体長は最大で五ミリほどの小さな体に、猛毒を潜ませた「ヒアリ」。自然環境研究センター(東京都)の研究員、岸本年郎さん(36)は一昨年3月、台湾・台北県内でヒアリを観察中、両手の計8カ所を刺され、その恐ろしさを体験した。

 やがて全身にじんましんが広がった。発汗と動悸(どうき)が激しくなる。慌てて病院に駆け込んだ。点滴を受け、息苦しさや痛みがなくなり、回復したのは刺されてから4時間後だった。研究でハチなどに刺されることが多い岸本さんだが、この時ばかりは「かなり動転した」と振り返る。

   □   □

 岸本さんが、わざわざ台湾まで訪れ、被害に遭ったのはなぜか-。日本上陸に備えた「捨て身」の研究にほかならない。

 南米原産のヒアリは、荷物に紛れ込み、1930-40年代にテキサスやアラバマなど米南東部に生息域を拡大。21世紀に入り、オーストラリアや台湾、中国などでも侵入が確認された。

 つまり、日本はヒアリ上陸国に取り囲まれているのだ。「全国の空港、港湾からいつ侵入してもおかしくない」(岸本さん)。問題は、女王アリが侵入して日本に定着するかだ。気候要因が大きく関与するが、残念ながら答えは「YES」だ。

 日本ではもともと、西日本以南なら生息可能とみられていた。そこへ温暖化の進行だ。北海道大大学院地球環境科学研究科の東正剛教授は「今や関東地方、東北地方南部まで定着する可能性がある。物流の発展と温暖化のダブルパンチだ」と強調する。

 ヒアリは、尻の針で刺されたときの痛みより、岸本さんのような強いアレルギー反応を引き起こすのが怖い。中にはショック死することもある。毒そのもので呼吸困難に陥り、死に至るケースさえあるという。

 被害と長年闘っている米国では、ヒアリが生息している地域の人口約4000万人に対し、実に毎年約1400万人が刺され、うち8万人が重度のアレルギー反応を起こし、100人が死亡している、という調査がある。

 複数の女王アリがいるコロニーもあり、既存の生態系を破壊しながら爆発的に繁殖する。公園などにアリ塚を作るのも、都市部の住民にとって脅威で、慌てて防除しようにも、定着されると根絶は難しいという。

   □   □

 日本政府も、ヒアリを「特定外来生物」に指定し、空港、港で水際対策をしているが、事後対策が中心にならざるを得ない。

 こんな現状から研究者らが啓発活動に取り組み始めた。昨年11月、琉球大農学部の辻和希教授らが中心になり、那覇市内で、ヒアリ対策としては初の本格的なシンポジウムを開催した。東教授も今年中にヒアリの実態などを記した本を刊行する予定だ。

 辻教授は警告も含め、こんな“予測”をする。「確認されるのは侵入してから4、5年後といわれる。既に日本に入り込んでいるかもしれない」

 (温暖化問題取材班)


中日新聞<第1部・備える>5 毒アリ北上地球発熱CHUNICHI Web