山口 香の「柔道を考える」

柔道が直面している問題を考え、今後のビジョン、歩むべき道を模索する。

世界選手権

2010-08-16 12:18:00 | Weblog
 お盆も終わり、世界選手権もいよいよ間近に迫ってきた感がある。いろいろなところに出かけると、「今年は東京で世界選手権がありますから」と宣伝しているのだが「そうなんですか」とか「「知らなかった」と世間の反応が今ひとつなのが気にかかる。

 オリンピック、ワールドカップに比べれば盛り上がりがないのは理解できるが、それにしても・・・・

 まあ、大会前に盛り上がって始まってみたら成績不振でがっかりされるよりは、知らなかったけれど見てみたら凄いということで徐々に盛り上がっていったほうが選手達にも良いのかもしれない。

 今大会は各国2名のエントリーが認められるが出場選手数がどのぐらい増えるのかも興味がある。全階級2名のエントリーをする国は少ないだろうが階級によっては2名のエントリーをする国も多いと思われ、そうなればやはり人数は大幅に増えるのだろうか。

 ランキング制が導入されて今年からオリンピックにポイントがカウントされるとあって選手も獲得に必死だろう。世界選手権のポイントは大きいが、敗者復活もないので自信のない国や選手はお金をかけて負けにくるよりはポイントは低いがレベルの低い勝つ可能性のある大会にシフトする可能性もある。

 そろそろエントリーも閉め切られて出場国数、参加者数などがわかってくるはずだが、興味があるところだ。