◆◆ jscar のカーモデル製作記 ◆◆

カーモデルを主とした製作日記 (旧『パパはカーモデラー』

348ts → 348tb へ・・・

2006-05-17 08:20:27 | フジミ 348tb
まずは、一番気持ちが入りこんでいるルーフの固定化をやりました。
348tsは、実車も黒いルーフカバーが付属しており、このキットにも付属していました。
幸い、これを接着そしてパテ埋めすることで、クローズドボディにできそうです。
なお、こうすることで、348tsから348tbとなるわけですね。

失敗の巻き ~Making of Ferrari 348ts~

2006-05-15 08:27:09 | フジミ 348tb
なんということでしょう!やってしまいました・・・。ピラーを折ってしまいました。
補修しましたがあまりに華奢な部分なので強度が確保できず、このボディは断念しました。

モチベーションは一気にダウン。これ以来、この348tsを造る気になれず、10年近く放置してしまったのでした・・・。
そして2005年夏・・・。

製作開始! ~ フジミ フェラーリ 348ts ~

2006-05-14 18:54:24 | フジミ 348tb
今日は、某模型店へ行く予定でしたが、都合をつけられなかったため、
インドアに徹し、次のモデルの下ごしらえをしていました。

さて、いきなり引っかかったのがドライビングランプ。
右がフジミ。奥行きがなく、個人的には変更したいな、と思いました。
そこで、ハセガワのものを流用(左)。ランプ周囲のブラックラインも実車っぽっくて
気に入っています。取り付けはランプの形状に合わせて穴を開け、はめ込む予定です。

そこうしているうち、とんでもないハプニングが起きました。
パキッ!!

製作日記 ★★フジミ フェラーリ348ts★★ ~Making of Ferrari 348ts~

2006-05-13 12:04:27 | フジミ 348tb
このキットは、フジミの1/24スケールモデルです。
今から10年ほど前、私が運転中に私の前で信号待ちしていた348tbを見かけて一目惚れしたのがこのキットの購入のきっかけでした。リヤバンパーの中央下部から覗くクラッチディスクが回転している光景が眼に焼きついています。

そんな思い入れがある中、いよいよ製作に取り掛かることができました。
実は、購入してから10年もの月日が経ってしまい、その間放置状態でした。
それには理由がありました・・・。

詳しくは次回のエントリーということで。

コーヒーブレイク Vol.4 ★★ 模型とマジック ★★

2006-05-11 08:26:31 | =マジック編=
今回のコーヒーブレイクは,不思議な組み合わせについてのエピソードでエントリーです。

私は,カーモデルを主体とした模型製作を趣味としていますが,もうひとつ違う趣味を持っています。
それは,クロースアップマジックです。派手なアクションで楽しむステージマジックは違って,
テーブルで少人数を相手に行う,ちょっとおとなしいマジックです。

全然ジャンルも勝手も見た目も違うこの二つの趣味。
しかし,私にとってはどこか共通点があるように感じているのです。

それはひとことでいうと,"タネ"です。

なぜ?と思われる方もいらっしゃるでしょう。しかし完成したプラモデルを想像してみてください。
例えば素晴らしい光沢を身に付けた鏡面仕上げのカーモデルがあったとします。
私の場合はそれを見て「この塗装はどうやって仕上げたのか」と知りたくなります。
この"どうやって"というのは,おおよそ秘密だったりしませんか。

カーモデル雑誌等の作例解説でプロモデラーの方の製作メモが記されているのを見受けますが,
詳細な解説はないとおもいます。(製作マニュアル雑誌等は一般的な事がメインだったりしません?)
この部分がマジックのタネに似ていると思うんです。
『この人の手にかかれば,どんなキットも実車さながらのリアルな仕上がりに・・・』
なんてセリフが浮かんできます。

マジックも完成させるためのプロセスがあります。
とはいえ,マジックは模型ではありませんから物理的な組立てなどありません。
私の場合も主にトランプを使用しますので,尚のこと組立てることはありません。

ただ,そこには『演技を組み立てる』,というプロセスがあります。
タネは勿論のこと,しぐさや立ち振る舞い,セリフやアクションなどなど・・・・
完成させるまで,何度も失敗して繰り返し練習します。塗装もおなじですよね。
そこで,人様に御見せできるレベルになったら,演技をお披露目する,ということになるわけです。
模型で当てはめるならば,ちょうどプラモデルコンテストでお披露目と言ったところでしょうか。

いかがでしょう。どことなく,似てませんか?。








そうそう・・・・。



もうひとつ,趣味としてマジックをやっていると大変良い点があります。
家で模型を造っても娘は振り向きません(苦笑)が,マジックなら喜んでくれます。(笑)
いいんだか,わるいんだか・・・・^^;

そんな感じで・・・
私は模型とマジックを趣味として楽しんでいます。



完成写真4

2006-05-09 21:30:07 | タミヤ ミニクーパー



タミヤ 1/12スケール:ローバー ミニクーパーについて


■本キットを通じたメーカーの印象
このキットに限らず,タミヤの模型は基本的に部品の勘合精度が良いメーカーだと思いました。
勿論,多少の修正や加工はあります。
しかしそれは,どの模型メーカーでも同じだと思いますので,このへんの事で優劣をつけるつもりはありません。
ただ,その修正や加工の量が比較的少ないメーカーだと思いました。
そういった意味では部品精度の高い模型メーカーだな,と。

■本キットの難易度
このキットは,初心者でも組みやすいように設計されているらしいです。
このためか,確かにタミヤのビッグスケールシリーズにしては,部品点数も控えめ。
悪い意味ではなく,とてもシンプルにまとまっている感じです。
ですので,とても組みやすいのでビッグスケールモデル入門にも最適かと思います。

■本キットで苦労した点
大変組みやすいキットであったので特にありません。
ただ,強いて言えば,ルーフの取り付けくらいでしょうか。ボディとルーフの間に僅かな
隙間ができていましたので接着の際に気を遣いました。

■本キットで勉強になった点
今ごろ・・・なんて自分で思ってしまったのですが,今回のようにメッキパーツの多いキット
は,場所によってはメッキを剥離させてしまったほうが,かえってきれいな仕上がりになること
を勉強した事でしょうかね。
せっかくのメッキもランナーから切り離すと,そのカットされたゲート部分はメッキが剥がれます。
ちょっとこれでは見っとも無い感じです。
今回はクロームシルバ-でフォローしましたが,やはり『タッチアップしました』と言わんばかりに目立ちます(苦笑)
最近知ったお気に入りアイテムは,クレオスのメッキシルバーですね。
これは素晴らしい光沢のあるシルバーらしく,某サンプル写真を見る限りではダントツの性能だとおもいます。
ということで,メッキ部品の対処方法について勉強になったことが今回の習得でした。

完成写真3

2006-05-08 21:30:04 | タミヤ ミニクーパー
今回製作した田宮1/12スケールのミニクーパーの製作メモを書きたいと思います。



■TAMIYA 1/12 ROVER MINI COOPER 1.3i の主な製作工程内訳

1.ボディパーツの加工および多層コーティング処理
1)パーティングライン除去後,平面出し,脱脂
2)ベースコート(下塗り):サーフェーサーによる下地塗装
3)2000番ペーパーによる研ぎ出し, → 細目コンパウンド研磨,洗浄
4)ブリティッシュグリーンコート(中塗り):3度塗り
5)2000番ペーパーによる研ぎ出しのみ行い,洗浄後にデカル貼り
6)クリアコート(STEP1:デカルに侵食しないよう砂付吹き処理)
7)2000番ペーパーによる研ぎ出し(デカルとクリア層との段差落とし),洗浄
8)クリアコート(STEP2:通常塗装)
9)2000番ペーパーによる研ぎ出し(デカルとクリア層との段差を完全に落とす),洗浄
10)クリアコート(上塗り):3度塗り
11)2000番ペーパーによる研ぎ出し,洗浄
12)4000番ペーパーによる研ぎ出し,洗浄
13)粗目コンパウンドによる研磨,洗浄(専用研磨用クロス使用)
14)細目コンパウンドによる研磨,洗浄(専用研磨用クロス使用)
15)仕上コンパウンドによる研磨,洗浄(専用仕上用クロス使用)
16)モデリングワックスコート(最終仕上)

2.メーカ製造時に存在するウィンドウのキズ除去処理
1)4000番ペーパーによる研ぎ出し,洗浄
2)粗目コンパウンドによる研磨,洗浄(専用研磨用クロス使用)
3)細目コンパウンドによる研磨,洗浄(専用研磨用クロス使用)
4)仕上コンパウンドによる研磨,洗浄(専用仕上用クロス使用)
上記工程をウィンドウ6枚分,両面に処理。
合計12面を処理。

3.エンジンルームのディテールアップ
1)オイルクーラとステンメッシュホースを追加し,精密に再現。
2)ディストリビュータのプラグコートを追加,加工して精密に再現。

4.塗装の塗り分け
ペイントマーカー不使用。マスキングをふんだんに使用し,スプレー塗装で塗りムラを低減。
(特に窓枠や,テールレンズ周辺のブラックアウト塗装に注目)

5.製作期間
2001年購入,積読後,2005年1月~5月にて製作。

6.製作時間
約80時間(土日:各2時間×4週×5ヶ月による概算)