日曜日は久しぶりに電車に乗りました。あっ、僕は毎日乗ってますから、家族でということです。家族はほとんど車移動なので、1年ぶりぐらいの電車です。南大沢のラ・フェット多摩(アウトレットショップ)でバーゲンセールということなので出かけたんです。いつもは車で行くのですが、息子が今週、電車に乗車する学習があるということで、かみさんが言い出しました。
障害児と障害児予備軍を連れていくとどうしても電車は人目を引くので、何となく避けてしまうのです。でも、電車の方が楽なんですよ。早いし。今回は京王線で思いの外空いていたので、あまり気にせず助かりました。
駅に着くとすぐにお昼にして、いつも息子が遊ぶオブジェのようなベンチがある場所へ直行しました。ここは子供の遊び場になっています。さいころや、おはじきが重なったようなオブジェがあり、子供たちは上って鬼ごっこをしたりジャンプしたりして遊んでいます。いつも行くときは朝早いので、人が少ないのですが、この日はバーゲンがあって昼過ぎだったので、子供たちが一杯いました。
かみさんは買い物に行くので、娘と息子の二人を面倒みられると聞くので、二つ返事にOKしました。これが後で悲劇を招くことになるとは・・・。
娘はベンチのようなオブジェのベンチ部分に立って他の子供たちが遊ぶのをうれしそうに見ています。息子は子供たちがたくさん遊んでいる場所に座って、大喜びで子供たちがたくさん上ったり、飛び降りたりするたびに、奇声をあげて大喜び、息子得意の腕を前に上げて、ぴょんぴょんと大喜び。この仕草が他の子には非常に滑稽に見えるんですね。一人の女の子がおもしいとうれしがっています。一人の子は奇異な目で見ています。いつもの光景です。
僕は娘の方を注意しています。子供たちがベンチの上を走り回っているので、娘にぶつかりかねないからです。そうして最初は娘に注意を払っていました。
しばらくして、息子は子供たちが大勢上り下りしている、高い場所へ自らも登り始めました。この辺は非常に運動能力が発達したなと感心していました。息子は頂点の上るとどかっと座って、またみんなが遊ぶのをうれしそうに見ています。
そこまではよかったのですが、大勢の子供たちはそこに上って鬼ごっこのようなことをやっていたので、息子が非常にじゃまなわけです。息子は息子でみんなと遊んでいるイメージなのでしょうか。上った子を手で押すわけです。勢いよく押してはいないので、落ちはしないのですが、他の子供たちはだんだん怒りだしているのがわかります。そのうちリーダ格と思われる兄弟が、息子に何か文句を付けています。蹴る真似やたたくような仕草をし始めました。息子の方は遊んでいると思っているので、大喜びです。
これはまずい!!
急いで息子の方へ行こうと娘を抱き上げようとしました。
ここが問題なんです。娘は僕のことを100%好きではないため、よほど機嫌がいいときでない限り、抱っこされることを非常にいやがるんですね。娘をおいて息子の場所に行けない。そのうち娘は靴も靴下も脱いで、逃げ出しました。幸い娘が走り出して息子のいる方向に近づいたので、息子にちょっかいを出している子供をにらみつけました。気づいたようで、不満そうな顔でちょっかいを出すのをやめましたが、娘が走り出して、いるのを追っかけていると、またどうやらちょっかいを出しています。本気でたたいたりしてはいないのですが、明らかに排除しようとする動きが見えます。
その子供たちがちょっと別の場所に行ったすきに息子をおろして、別の場所で遊ばせましたが、その子供たちが近くに行くと気になります。この子らの親は?
いました。DSに夢中になっていました。
そんなことで、少々頭に血が上り気味で、いつしか娘のことよりも、息子に注意が移ってました。娘はまた最初のベンチに近づくと、僕の手を引っ張って上らせてというような仕草を見せます。そのベンチからはちょうど息子の姿が死角になります。
娘をベンチに立たせると、ちょっと息子が見える位置まで行って確認しようとしました。すると背後で娘のぎゃぁーという泣き声が・・・。
ベンチの上に立っていたはずの娘が少し離れたコンクリの地面にうつぶせで倒れています。真っ青になって抱き上げると、右のおでこにこぶと少々の内出血、鼻の右に擦り傷、ほっぺも腫れています。右半顔を打ち付けたようです。
完全に後ろを向いていたので状況がわかりません。ベンチから転落したのか降りようとして、転んだのか・・・。少々高い位置にあるベンチなので、落ちたらちょっと...。
とにかく火がついたように泣き叫ぶ娘。こういうときは言葉のコミュニケーションがとれないことが非常に不安をかき立てます。どこがどう痛いのかがわからないからです。抱き上げた娘は、抱き上げた相手が僕ですから更に泣いて、怒っているようです。だんだんおでこは腫れてくるようです。泣きやまない娘を抱いたまま座り込んでしまいました。こういうときに周りの冷たさって、良く伝わって来るんですね。誰も気が付かないがごとくでした。大勢いたんだから、落ちた?ところを見ていたはずだし・・・。
とりあえず買い物から帰ってこないかみさんに電話しましたが、出てこないし。そのうち、娘は泣き疲れて眠りました。
大丈夫だろうか・・・。
血は出ていないし、腫れもそれほどひどくはないように思うけど・・
僕は携帯をならしたままにしていたようで、かみさんの携帯には娘の泣き声だけが携帯から聞こえたそうです。
そのまますぐに電車で帰路に、娘は電車の中で目を覚ますと、おとなしいですが、何でもないようです。結局家に付いた頃には元気になっていたので、問題はなかったようですが・・・。
娘の右半顔は赤黒く腫れて、鼻に傷があるのです。ああ、大事な娘の顔に・・・。
傷は浅くて良かったです。体が柔らかいので、こぶはできましたがそれほどひどくはなかったようです。父親失格だな・・・。
娘を危険な目に遭わせたのは生まれてから、3回目でしょうか。一回目はベッドで一緒に眠っていて、寝返りを打った娘がベッドから落ちてしまった。二回目ははずした障子の桟を娘の目の下にぶつけて、そして今回は・・・。
これじゃ、娘に信用されないよな・・・。
P.S.
しかし、普通の子供たちに混じって遊ぶのはやっぱり難しいです。うまくつきあって遊んでくれる子もいるけど、大半は何か変な奴と思って、無視するか、ちょっかい出すかなのでね。親も障害について理解している人は少人数ですからね。かみさんはそういうときは他の子供たちにはっきりと言うようです。息子や娘はわからないから、あなたたちが気を付けてねと。僕はしばらくは二人の子供を公園に連れていって練習しないとだめかな。YMOにばかり浮かれてる場合じゃないよね。
障害児と障害児予備軍を連れていくとどうしても電車は人目を引くので、何となく避けてしまうのです。でも、電車の方が楽なんですよ。早いし。今回は京王線で思いの外空いていたので、あまり気にせず助かりました。
駅に着くとすぐにお昼にして、いつも息子が遊ぶオブジェのようなベンチがある場所へ直行しました。ここは子供の遊び場になっています。さいころや、おはじきが重なったようなオブジェがあり、子供たちは上って鬼ごっこをしたりジャンプしたりして遊んでいます。いつも行くときは朝早いので、人が少ないのですが、この日はバーゲンがあって昼過ぎだったので、子供たちが一杯いました。
かみさんは買い物に行くので、娘と息子の二人を面倒みられると聞くので、二つ返事にOKしました。これが後で悲劇を招くことになるとは・・・。
娘はベンチのようなオブジェのベンチ部分に立って他の子供たちが遊ぶのをうれしそうに見ています。息子は子供たちがたくさん遊んでいる場所に座って、大喜びで子供たちがたくさん上ったり、飛び降りたりするたびに、奇声をあげて大喜び、息子得意の腕を前に上げて、ぴょんぴょんと大喜び。この仕草が他の子には非常に滑稽に見えるんですね。一人の女の子がおもしいとうれしがっています。一人の子は奇異な目で見ています。いつもの光景です。
僕は娘の方を注意しています。子供たちがベンチの上を走り回っているので、娘にぶつかりかねないからです。そうして最初は娘に注意を払っていました。
しばらくして、息子は子供たちが大勢上り下りしている、高い場所へ自らも登り始めました。この辺は非常に運動能力が発達したなと感心していました。息子は頂点の上るとどかっと座って、またみんなが遊ぶのをうれしそうに見ています。
そこまではよかったのですが、大勢の子供たちはそこに上って鬼ごっこのようなことをやっていたので、息子が非常にじゃまなわけです。息子は息子でみんなと遊んでいるイメージなのでしょうか。上った子を手で押すわけです。勢いよく押してはいないので、落ちはしないのですが、他の子供たちはだんだん怒りだしているのがわかります。そのうちリーダ格と思われる兄弟が、息子に何か文句を付けています。蹴る真似やたたくような仕草をし始めました。息子の方は遊んでいると思っているので、大喜びです。
これはまずい!!
急いで息子の方へ行こうと娘を抱き上げようとしました。
ここが問題なんです。娘は僕のことを100%好きではないため、よほど機嫌がいいときでない限り、抱っこされることを非常にいやがるんですね。娘をおいて息子の場所に行けない。そのうち娘は靴も靴下も脱いで、逃げ出しました。幸い娘が走り出して息子のいる方向に近づいたので、息子にちょっかいを出している子供をにらみつけました。気づいたようで、不満そうな顔でちょっかいを出すのをやめましたが、娘が走り出して、いるのを追っかけていると、またどうやらちょっかいを出しています。本気でたたいたりしてはいないのですが、明らかに排除しようとする動きが見えます。
その子供たちがちょっと別の場所に行ったすきに息子をおろして、別の場所で遊ばせましたが、その子供たちが近くに行くと気になります。この子らの親は?
いました。DSに夢中になっていました。
そんなことで、少々頭に血が上り気味で、いつしか娘のことよりも、息子に注意が移ってました。娘はまた最初のベンチに近づくと、僕の手を引っ張って上らせてというような仕草を見せます。そのベンチからはちょうど息子の姿が死角になります。
娘をベンチに立たせると、ちょっと息子が見える位置まで行って確認しようとしました。すると背後で娘のぎゃぁーという泣き声が・・・。
ベンチの上に立っていたはずの娘が少し離れたコンクリの地面にうつぶせで倒れています。真っ青になって抱き上げると、右のおでこにこぶと少々の内出血、鼻の右に擦り傷、ほっぺも腫れています。右半顔を打ち付けたようです。
完全に後ろを向いていたので状況がわかりません。ベンチから転落したのか降りようとして、転んだのか・・・。少々高い位置にあるベンチなので、落ちたらちょっと...。
とにかく火がついたように泣き叫ぶ娘。こういうときは言葉のコミュニケーションがとれないことが非常に不安をかき立てます。どこがどう痛いのかがわからないからです。抱き上げた娘は、抱き上げた相手が僕ですから更に泣いて、怒っているようです。だんだんおでこは腫れてくるようです。泣きやまない娘を抱いたまま座り込んでしまいました。こういうときに周りの冷たさって、良く伝わって来るんですね。誰も気が付かないがごとくでした。大勢いたんだから、落ちた?ところを見ていたはずだし・・・。
とりあえず買い物から帰ってこないかみさんに電話しましたが、出てこないし。そのうち、娘は泣き疲れて眠りました。
大丈夫だろうか・・・。
血は出ていないし、腫れもそれほどひどくはないように思うけど・・
僕は携帯をならしたままにしていたようで、かみさんの携帯には娘の泣き声だけが携帯から聞こえたそうです。
そのまますぐに電車で帰路に、娘は電車の中で目を覚ますと、おとなしいですが、何でもないようです。結局家に付いた頃には元気になっていたので、問題はなかったようですが・・・。
娘の右半顔は赤黒く腫れて、鼻に傷があるのです。ああ、大事な娘の顔に・・・。
傷は浅くて良かったです。体が柔らかいので、こぶはできましたがそれほどひどくはなかったようです。父親失格だな・・・。
娘を危険な目に遭わせたのは生まれてから、3回目でしょうか。一回目はベッドで一緒に眠っていて、寝返りを打った娘がベッドから落ちてしまった。二回目ははずした障子の桟を娘の目の下にぶつけて、そして今回は・・・。
これじゃ、娘に信用されないよな・・・。
P.S.
しかし、普通の子供たちに混じって遊ぶのはやっぱり難しいです。うまくつきあって遊んでくれる子もいるけど、大半は何か変な奴と思って、無視するか、ちょっかい出すかなのでね。親も障害について理解している人は少人数ですからね。かみさんはそういうときは他の子供たちにはっきりと言うようです。息子や娘はわからないから、あなたたちが気を付けてねと。僕はしばらくは二人の子供を公園に連れていって練習しないとだめかな。YMOにばかり浮かれてる場合じゃないよね。