僕について

人生も半ば? 誰かの役に立つかもしれないから、自分自身について語っておこうと思って。超私的blog。他2つもよろしく。

健常と障害

2004-12-30 22:22:48 | ダウン症だけど自閉っぽい(息子の事)
いわゆる障害を持った子供を持って、自分は健常と言われる部類にはいるのだと実感しました。子供の頃自分は普通ではないと思っていました。理由はいろいろですが、大きなものとしてひとつ喘息とアレルギー体質がありました。発作を起こすととても苦しく、夜も眠れない状態で、学校を1週間以上休むことはざらでした。また、学校の勉強にもついて行けず、成績も悪いため親からは、よく叱られていました。おとなしく気弱なこともあり、いじめられっ子でもありました。従って、全てのことに自身がなく、大人になっても社会に出て普通には働けないと考えていました。高校に行く頃になると、親からはお人好しの馬鹿息子、五体満足に生まれたことをありがたく思えと。何か親の気に入らないことをすればAB型だからやはり変わり者だと。ほめられた記憶は思い出せないぐらいです。

大人になり喘息やアレルギー体質は自分で大方コントロールできるようになったため、身体的な問題はほとんどなくなったが、心との戦いは続いています。

息子を見ていると羨ましく思われるときがある、今だけなのかもしれませんが、難しいことに悩まず、毎日明るく楽しく生きています。できることならこのまま生涯を終えられるようにしてあげたい。

一方、私の父親はうつ病にかかりそんな自分の心の弱さに耐えきれず生涯を終えました。うつ病の特徴だと一般的には言いますが、少なくとも自分にはそうは思えませんでした。(生涯に2度発病し、最後のきっかけは自分でした。)

自分のいまは?

健常者でも心の弱さが障害となり、障害とは認められない病気を持っている人は健常でも障害でもなく、障害を持っていても健常者以上に前向きに生きている人もいます。

この話に、結論はありません。私もまだ答えを探している最中なので。