夢在西安…? 大陸的☆☆生活

中国に留学してみました

一人っ子天国…☆

2014年03月24日 | 旅行
食後にはどうも果物が食べたくなる。
学食の横にある果物屋に行ってミカンを買うことにした。
客が少ない時間だったからか、レジのおばちゃんはビニールの手袋をして、冬瓜の砂糖漬けみたいなのを袋詰めしていた。
あたしが10元札を渡すと、おばちゃんは手袋をしている手で受け取り、またその手で小銭をあさってあたしにおつりを渡した。
自分の手を汚さないための手袋だったのか。

最近の一人っ子政策事情について。
中国でも高齢化が著しい。
徐々に緩和の兆しが見えてきているらしい。

もし、両親が共に一人っ子だった場合、その子供の将来的な負担は、両親とそのまたそれぞれの両親の6人になる。
その子にかかるプレッシャーが大きすぎると言うことで、夫婦ともに1人っ子の場合は2人目を産んで良いとのこと。

もし双子が産まれて来たらどうなるのかな?すごく疑問だった。
双子でも三つ子でも、その場合はOKらしい。
少数民族は制限がないだとか?
農村部では働き手が必要なため、緩和されているとか。それこそちょっと前までこっそり産んで、農村の戸籍のない「黒い子供」がひどく問題になっていた。

一人っ子政策が始まった当初の80年代に産まれた子供は甘やかされて育ったとよく言われる。俗に「80後」と呼ばれる。
マレーシア航空の事件で、問題の便に多くの「80後」が乗っていた。
特に注目すべきは、「80後」はただ一人の跡継ぎだということ。
「80後」は30歳台が中心。唯一の子供をもし失って、その子の親の世代では、次の子供を産もうにもまず無理。
こういう背景もちゃんと理解しておかなきゃいなけないなあ。