カフェ・ラベンダー

のんびり気まぐれ生活あれやこれや

京都へ⑦ 夜の街と「かんから」

2008-05-24 17:30:57 | 京都
「イノダ」を出たあとの夜の街のそぞろ歩きは正直、どこをどう廻ったのか、よく覚えていません。Cちゃんに完全におんぶに抱っこのおまかせで、くっついて歩きました。寺町通り、四条通り、祇園、花見小路などなど。

夥しい人の群れと、これでもか、これでもかとある活気のあるお店。鴨川の納涼床ではもう涼む人がいっぱい出ていましたし、京都人は生活を楽しんでるなぁ、バイタリティあるなぁとも感じました。そして一歩脇道に入ると途端にさっきの喧騒が嘘のような静かで風情のある小路にぶつかる。ほんとに京の町は面白く楽しく、宝箱をひっくり返したようです。

 


鳩居堂の本店があった





小路の中の思いがけないところにお寺や神社や地蔵尊がある

 


夜の南座





祇園の細い路地奥にある「かんから」というお店が目にとまり夕飯を頂くことにしました。表は町屋、中はモダンな居酒屋のような京割烹のお店で、値段はリーズナブルだし入りやすい雰囲気。美人の和服姿の女将さん?がサービスするごとに一品ずつお料理の説明をしてくださいます。

お料理を一品ずつカメラにおさめました・・・7~8品あったかな。(撮り忘れたのもある)

まずはサワーで乾杯してからお料理に舌鼓を打ちました。お料理はどれも京らしく繊細なお味の旬のもの。これは皐月のメニューで、毎月替わるらしい。





 


 


ソラマメのすり流し汁との2段になっている冷たい茶碗蒸し




京チリメンを振ったご飯はさすが京都で美味しかったですし、デザートのちまきにも季節を感じました。






ゆっくりしていたので私たちが最後になってしまいました。玄関で女将さんと一緒の写真を撮っていただきお店を出ました。

ホテルまではバスに乗りましたが、人けのない真っ暗なバス停留所でバスを待ちながら、こんなに夜遅くなっても安心して女だけで街を歩ける日本はまだまだ捨てたもんなじゃないな、と思いました。

京都一日目、終わりです。


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