カフェ・ラベンダー

のんびり気まぐれ生活あれやこれや

嬬恋④ 北軽井沢

2009-08-22 21:50:47 | 
この日は早朝、いきなりグラグラくる地震で目を覚ましました。かなり大きく揺れて恐かったです。私は起き上がって部屋のドアを反射的に開けました。ドアが歪んで開かなくなったら出られなくなる!と本能的に思って。地震は割合すぐ終わりましたが、後でTVを見て静岡が震源でマグニチュード6.5くらいだと知りました。東名も一部崩落して一時通行不能になりましたね。本当に地震は怖いです。

お昼前にプリンスランドに行き、ランチバイキング。夜はこちらにある温泉、「あさまの湯」に入りに来ました。
ここのホテルのロビーのパソコンで夫は少し仕事をしました。

     

駐車場横にあった足湯。

     

父が北軽の薬局の旧知の奥さんに挨拶しに行きたいというので北軽へ。

昔、草軽電鉄(東急グループ)が運行していた鉄道の駅舎が残っています。
ここはよく車で通っていたところですが、中に入ったのは初めて。

     

     

     

ちょっと歴史のおさらい。

この鉄道は草軽電鉄(東急グループ)が1915年(大正4年)に小型蒸気機関車で営業を開始したもの。
1924年(大正13年)に動力を電化。
1926年(大正15年)には草津温泉から新軽井沢駅間55.5kmが全線開通したそうです。
55.5kmを2時間半~3時間かけて走る高原・山岳列車であり、多くの人や物資を運び、浅間山麓を巡り草津まで行く高原列車として、観光客からも親しまれましたが、その後国鉄バスなど道路輸送の隆盛に圧され1961年(昭和36年)に廃止・廃線されました。

北軽井沢の駅舎は1929年(昭和4年)に北軽の法政大学村開村に伴い、法政大学が寄付したものだそう。
お化粧直ししたのでしょう、とてもきれいでした。

よく立ち寄る万座鹿口駅にもこの線の駅舎があったそうですし、時々散策しに行った浅間大滝のあたりにも線が通っていたとのことで、何だか感慨深いです。
高原の風を受けながら走り、山岳地帯をスイッチバックしながらぐいぐい登って行く小さな列車に遥かなる思いを馳せます。

あ~あ、乗ってみたかったよ!















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