カフェ・ラベンダー

のんびり気まぐれ生活あれやこれや

モロヘヤのスープ

2008-09-13 21:17:53 | 小さな食卓
ポラン広場からまたモロヘヤが届きました。モロヘヤは苦手意識があり、届くとお菓子に焼き込んでばかりでしたが、いつもそればかりというのも芸がないですし、今日はお料理ネットでお知恵を拝借し、モロヘヤにコーンとミニトマトを入れたスープにしてみることにしました。

意外に美味しくて今まで食わず嫌いだったんですね。レシピも超簡単だし。これからレパートリーにしよう♪





他にピーマンの肉詰め。さつまいもと林檎のレモン煮。玄米ご飯など。

下は夫が買ってきたデザートのケーキ。






「ジュリア」’77

2008-09-13 20:19:57 | 映画・ドラマ





昔名画座で見た映画ですが、もう一度見たいと思っていましたところ、映画友達のS子さんから貸して頂くことができました。嬉しい! この映画、名作だというのに、ビデオもDVDも出ていないらしいんです。これもS子さんがTVで放映されたのをDVDに録画しておいてくださったもの。

記憶も大分薄れておりましたが、見始めると、こんなシーンもあったな、あんなシーンもあったな、と思いだす事たくさん。

ヴァネッサ・レッドグレーヴの美しく感じのよかったこと!





今見てみましたら、もちろんジェーン・フォンダもきれいなのですが・・・


ジェーン(リリアン・ヘルマン)のかぶっている下の帽子が秘密の使命を受けた旅の重要なカギになります。

ベルリンで再会することのできた2人の微笑み









あらためて見てみて、やはり素晴らしい映画だな~と。この緊迫感とサスペンスタッチはやはりあの「ジャッカルの日」のフレッド・ジンネマンの真骨頂ですね。

国際列車のコンパートメントの中で。ハラハラする場面が続きます。





サスペンスとしても一級品ですし、ジュリアとリリアン・ヘルマンの友情が感動的に描かれ、胸が熱くなって涙がこぼれました。

そして確かにああいう人々が、あの暗い時代にたくさんいたのだ、と実感させられ・・・・
この映画は不屈の精神の映画、信念の映画ということもできるでしょう。

ラストのリリアンの無念さは察するにあまりあり、口惜しく、胸が痛みます。

キャスト、スタッフがまた素晴らしいのです。監督がフレッド・ジンネマンに加えて撮影、音楽はそれぞれ、トリュフォーの映画をはじめ、数々の名作を手がけたダグラス・スローカムとジョルジュ・ドルリュー。

主演のヴァネッサ・レッドグレーヴとジェーン・フォンダの美しさと演技の見事さに見とれておりましたが、他に名優ジェーソン・ロバーズやマクシミリアン・シェル、それにメリル・ストリープの(映画の)デビュー作でもあります。
いい映画にならないわけがありません。

ジェーン(リリアン・ヘルマン)のパートナー、ダシール・ハメットを演じたジェーソン・ロバーツ。





メリル・ストリープ。まだ磨かれていない感じがしますね。





マクシミリアン・シェル





S子さん、また素晴らしい映画を見る機会をくださって有難う!