なんちゃって日記

書きたいときに書く。
日記的な。

秋到来

2011-09-30 00:03:08 | 日記
すっかり秋本番な感じになってきましたが、バテ感アゲインなう。
どうも秋バテ(天達さんがこないだ言ってた)らしいです。
とりあえず肌の調子が最悪。
痛いわかゆいわ。
で、昨日皮膚科に行ってきたのですが、お医者さんは大したことはないので保湿で様子を見ましょうとのこと。
「様子を見ましょう」。
これ地味につらいです。

ワタシなんでこう無駄に健康なのか。

夏バテの時もそうでした。
感覚的にはだいぶしんどかったのですが、何度血液検査しても結果は健康そのもの。
だってバテてるだけだもの。
当然「様子を見ましょう」という展開になります。
確かに時間とともに回復していったし診断は的確でしたが、病院に行っても症状が改善しないってストレスたまるんですよね。
完全に患者サイドの勝手な言い分なのだけど。

ちなみにその時お医者さんに言われたのですが、ワタシが肌荒れするのは体が内臓を健康にキープするのに必死で肌まで手が回らないからだそうです。
人間の体ってそんなしくみなのか。
おかげさまで今まで血液とか内臓のトラブルに遭遇したことがありません。
ただ、去年から体がバテて消化機能が落ちる夏場は胃薬のお世話になってます。
………年かなぁ。
肌荒れの回復にかかる時間も長くなるのかしらん。
ベタベタ保湿してちゃんと寝る!
なんでもいいから早く良くなってほしいです。まじで。
まじで。

そんなこんなで秋が来て大変な目にあってますが、やっぱジャケットで過ごせるくらいの気候が好きです。

狂宴的90分間

2011-09-23 23:01:45 | 日記
縁て不思議なものです。
(もはや)昨日観劇に行って来た劇団柿喰う客には本当に妙に縁があるようです。
高校の先輩(でも在校期間は被ってない)が所属してたり、院の同期の友達が所属してたり、そしてその劇団がワタシの好きな作風だったり。

観て来ました『悩殺ハムレット』!
ちなみに今回は一昨日Ustで乱痴気(全配役をシャッフルした公演)を観てからの観劇でした。
では、ネタバレ防止スペースを取って感想をば!!























冒頭のセリフが聞き取れないのは相変わらず。
でも耳が慣れてくると大丈夫になるのも相変わらず。
特筆すべきは深谷さんのセリフの聞きやすさです。
これまでの比じゃなく聞きやすかったので驚きました!

で、今回は本役公演と乱痴気公演を観たわけですが、結論から言うと、やっぱり本役のがよかったです。
練習量の差もあってなのか、圧倒的に説得力が違いました。
なんというか、本役公演は観ていてすごく楽。
多分乱痴気だけ観たら気付かないけど。
両公演を見比べて一番印象が違った役はホレイシオです。
今日はガツガツしたキャラクターの中でおっとりしたホレイシオがいいアクセントになっていたと思います。
最後に生き残るのこの人だしね。
あとはガートルード。
右手さんはかわいいなー。
そらぁクロちゃんも手ぇ出すわ。
乱痴気の七味さんのガートルードはもんのすごいアク(笑)で、「私はエロい」の威力はハンパなかったです。

観劇後の後味はいつもよりだいぶさっぱりしていました。
過去見た柿喰う客の劇はぶっとんだ登場人物たちのぶっとんだ理屈で物語が展開していたので、非常にパワープレイというかグイグイ押し切られる感じがしました。
でも今回は原作シェイクスピア。
もちろん同じフィクションではあるものの、物語の展開には無理がありません。
そのぶんちょっとパワーダウンしたような印象があったので、がっかりした常連さんもいるんじゃないでしょうか。
若者言葉の採用理由についてはポストパフォーマンストーク(PPT)を聞いて納得。
狙っていた効果はあったように思います。
どの役も発言に違和感はなかったです。
カッコつけ~な世界観もテクノミュージックとマッチしていて楽しかったです。
こういうお見せに行ってみたい!(笑)

一番ひっかかるのは、何故これを女性のみで構成したのか、という点。
PPTで主宰の中屋敷さんがこの件に触れてらしたのですが、なんかすみません、正直よくわからなかったです。
近頃は女性も男性もかわいがられるのを喜ぶ風潮があるという指摘はごもっともだと思いました。
でも、ワタシはなんと生物学上は女性なのですが、女性が本来得られるべき評価を得られていない時代だと感じたことがありません。
うまく言えませんが、今の風潮と中屋敷さんの「女性はもっと尊敬されるべきだ」っていうのが結び付けられないのです。
かわいがられようと頑張る女性を尊敬できたりもするじゃない?…っていうのは上げ足取りなのかしらん。
中屋敷さんは「男性ももっと尊敬されるべき」とも仰っていたので、中屋敷さんは現代人の異性にかわいがられようとする風潮に違和感を感じてらっしゃるのかな、という気もしています。
いずれにしても、ちょっとこの辺はついていけてなかったです。
作品に話を戻すと、「女性を尊敬できる存在として見せたい」と言うには、今回の公演は「女性ならでは」を感じませんでした。
女子サッカー部という限られた女子だけの世界で物語が繰り広げられた『露出狂』のがいくらかそういう印象があったと思います。
基本的にワタシはあまり柿喰う客の公演を観ていてセクシーさや生々しさを感じた覚えがありません。
だからこそ、カゲキなセリフや下ネタが混じっても嫌悪感なく見られて、その点はいつもすごいなと思っています。
それは、PPTでコロさんが言っていたように、柿の出演者は役を「人間」という枠で捉えている(ように見える)のに起因するのではないでしょうか。
ただ、「女性を尊敬できる存在として見せたい」のならば、女性であること、あるいは女性ならではの劇であるともっと強く感じられないとむずかしいのかな、と。
あー、でも、演劇人に女優をもっと評価してほしいってことなのかなー。
とりあえず客としては「女性キャストのみ」については「旬な小劇場の女性をいっぺんに見られる企画」って感じだと思います。

長々書きましたが、長いハムレットをいいとこ取りして90分にまとめた良作にはちがいありません。
言葉数の少ない若者言葉にアレンジされたセリフも、原作の詩的?文芸的?な言い回しがちゃんと踏まえられていて、センスのよさが感じられます。
シェイクスピアに興味湧きますもん。
そして、他の作品を観てみたい出演者がたくさんいるので、その点でもいいきっかけになりそうな劇でした。

あ、あと、柿喰う客という劇団が大きくなったことを強く感じた公演でした。

濁点がはずれない

2011-09-21 15:01:27 | 日記
台風のおかげで夏休みが延びました。
「延びました」っていうか「延ばした」。
2限に行ってたら帰って来るの大変だったろうな…。

夏休み終盤は高校つながりの人と会うことが多かったです。
なぜあの高校で出会った人たちは予想の斜め上を行く人たちばっかりなのか。
いいんだけどね!あいしてるんだけどね!

18日のライブは正直芸能祭くらいの感じだと思ってたんですがハイレベルでした。
お客さんを楽しませようと作りこんでるのが伝わって来て、とても楽しかったです。
シンガーソングライターの方がたくさん出てらしてびっくり。
身近にいるもんなんだなぁ。

で、翌19日。
高校時代の悪友たちが結集。
女子会っちゃー女子会なんですが、きっと世間で言う女子会の3倍くらい解放感にあふれてると思います。
あれだけ騒いでも誰にも迷惑がかからないカラオケって偉大。
3時間いてほぼ誰も歌わず。(笑)
相変わらず女子の皮を被った人たちでした。
他人ごとっぽく言ってるけどワタシもか。
高校時代から絶対「キャピキャピ」じゃなくて「ギョピギョピ」。(当時は若かったので「ピ」はそのまま)
でもホントにこのギョピ会でいろいろ発散させてもらえてるのはありがたいなと思っています。
しかし自分で言っといてナンだけど「ギョピ会」てヒドいな。

そんなこんなで夏休みが終わりました。
実感わかないですが、ちゃんと学校に通えるよう頑張ります。

THEノスタルジック

2011-09-09 02:25:17 | 日記
既に昨日のこと。

珍しく妹とお出かけしてきました。
ジブリの新作『コクリコ坂から』を観に!
非常に雰囲気のよい映画でした。
しかしそれにしても。
映画観た後妹と話していて思ったけどウチの姉妹は性格が悪すぎる!(苦笑)

以下ネタバレ防止スペースを取って感想を。




























良くも悪くもコンパクトでさらっとした印象です。

まず気になったのは設定に関する説明が少なすぎる点。
ワタシは『コクリコ坂から』展を観に行っていたし、特集番組(たまたまテレビつけたらやってた)も観ていたのですが、事前にいろいろ情報を仕入れていて正解だったなと思いました。
少なくとも旗と海ちゃんが下宿屋を切り盛りしている事情についてはもっと説明があってもよかったはず。
その一方で、きっと原作を尊重しつつ盛り込むエピソードを選んだ結果でしょうが、ここでわざわざ新しい登場人物出す必要あったのかな、とか、結構いろいろあったのに結果はこれだけ…?みたいなシーンも多かったです。

キャラクターはみんな好感が持てて観ていて楽しかったです。
学生たちがイキイキしたあの時代の空気感をヒシヒシと感じられました。
カルチェラタンを残すために全力で出来ることをする姿は、芸能祭・創作展に取り組んだ高校時代のワタシたちのようで、あの時代を生きたわけではないけれど懐かしかったです。
「新しいものだけがいいんじゃないんだ!」というメッセージもしっかり伝わってきます。
ただ、カルチェラタンで頑張りすぎた感があって、ストーリーの軸となる海ちゃんと俊くんの物語が霞んだような…。
双方の関連性も弱く感じられて、カルチェラタンを守る話と海ちゃんと俊くんのラブストーリーの二本立てを観たような印象です。
カルチェラタン関連のいいシーンが多いだけに、高校生カップルの方が残念…。
ふたりは初々しく恋をしているのですがなんせ展開が速いので、衝撃の事実が明かされても「ショックはショックだろうけどなんかまだ立ち直る余地のある段階なんじゃあ…」みたいな感じがしてしまいました。
そして、意図的にそうしてるのか、どうもあんまり主人公たちが感情的にならないので盛り上がりに欠けたなぁ、と。
特にラストですべての真相が明らかになるシーンの俊くんが悟りを開いたかのようで「リアクション!!!!www」と思わず心の中でツッコみを入れてしまったり…。
ワタシは『耳をすませば』のラストシーンで絶対笑ってしまうダメ人間なのですが、高校生カップルはもっとこっ恥ずかしい感じがよかった気がします。
『耳をすませば』は雫が将来に対する不安や葛藤を抱えているからこそ、聖司くんにどう向き合うか悩んで頑張るわけで、そういうのがもうちょっと欲しかったです。
駿作品より吾朗作品の方が内向性・自照性が強い印象はあるんだけど。

あと、特筆すべきは音楽。
あ、でも、手嶌葵をグイグイ推してる感じはちょっと…。
冒頭は特にあの素敵なウィスパーボイスがうっとうしく感じられました。
挿入の仕方にチェレンジ精神を感じる分映像との一体感は半減したものの、これまでにない選曲だったのですごく新鮮で面白かったです。
ノルタルジックな世界観を作る上で非常に大きな役割を担っていたと思います。

いろいろ書きましたが、最後にすっきりさせて終わってくれるので、観終わった後の印象はよかったです。
90分しっかり楽しんできました!

すごいものはだいたい美しい

2011-09-04 22:26:58 | 日記
ボルトはいいなぁ。
ファン(観客・カメラ)サービスも含めて痛快。

我が家は母と妹がゴリゴりの体育会系なので、ここ数日リビングのテレビはだいたいTBSが付いていました。
これまであんまりなかったことですが、今回は陸上競技を楽しんで観戦できてまたひとつ楽しみが増えたなぁと思います。

それにしても、世界陸上を観ていたここ数日は黒人選手の姿に魅了されっぱなしでした。
競技前のおおらかそうな雰囲気と競技中の颯爽とした姿が素敵で、アフリカ行ってみたいなーこのひとたちを輩出した所を見てみたいなー、とテレビを見ながらぼんやり考えたりしました。
また、フランスのルメートルや日本の福島の活躍が嬉しいやら楽しいやら。
スポーツでも演劇でも文学でも、人間の力や可能性を示されるとゾクゾクしちゃいます。

当たり前のことなんだけども。
すごいものって美しいやねー。
メダルの色は多少気になるけど、それ以上に競技をしている選手の姿が見たくてTVの前にいました。
まるで芸術作品を見ている感じで。