なんちゃって日記

書きたいときに書く。
日記的な。

よく読んでよく寝る(目標)

2011-04-29 01:13:05 | 日記
肌荒れがハンパないス。
冬からずっと調子がよろしくなくて、皮膚科の先生に「副作用出るけどがんばって!」と言われるようなちょっと強いぬり薬をもらったのですが、予想の斜め上をいく副作用の強さでした。
ただでさえ花粉でエラいことなってたのに、顔中ヒリヒリするしボロボロ皮剥けるし大変です。
ブスから清潔感奪ってごらんなさいよ、見苦しいことこの上ないんだから不憫っっっ。
心配になって診てもらったら薬が効いてる証しだそうです。
継続しないと治療の意味がないらしいので、とりあえず続けてみます。

…っていうのもあって連休が非常に嬉しいですひゃっほう!!!
2日は通常授業だけどひゃっほう!!!

もう緊張こそしませんが、リズムになかなか乗りきれなくてまだ体力的にはちょっとしんどいかな、と思います。
このへんはまぁぼちぼち。
授業自体は非常に面白くて、好きな事をやらせてもらってる幸せを噛みしめています。
頭ぐるぐるするけどそこが楽しい!

「日記」とは何か、をテーマにした授業を取っていて、連休明けまでに発表でどの作品を扱うか決めねばなので、何とか『蜻蛉日記』を読破しなくては。
今のところ内容的にはあんまり好きじゃないのですが読んでおきたい作品です。
あーもうウジウジウジウジしやがって!と思うけども(^^;

あとはひさしぶりに存分に寝てカラオケとか行っちゃう感じです。
そんなこんなでゴールデンでなくてもウィークでなくても連休だひゃっほう!!!

あまいかおりのはなにあかるいはるのひが

2011-04-22 21:30:44 | 日記
新しい環境は本当に勉強するにはいいよなぁと思います。
院のゼミに学部生が出たり、学部のゼミに院生が出たりするのが日常茶飯事。
たぶん今のワタシより学部の4年生の方が優秀なんじゃないかしらん(^^;
そんな危機感を感じる今日この頃。
勉強しなきゃって気になります。
いい傾向です。

それはそれとして、ちょこちょこ楽しい予定が入りつつあります。
GWはとにかく歌うし、6月には三谷幸喜『ベッジ・パードン』を観に行くし、7月には初の武道館ライブ参戦の可能性!
ひゃっほぅ。
連休明けくらいにはだいぶ生活のリズムも掴めてくるんじゃないかと思うので、そしたらまた会いたい人に会う計画もしたいなぁと企み中です。

それにしても滑舌の悪さがやばい。
なんだかんだで高校時代演劇部で滑舌練習(らしきこと)をやっていたのは効果があったみたいです。
もともと滑舌悪いのですが高校時代のがまだ口が回ったと思います。
やりすぎて顎関節症になったりもしたけどさっ。
今後人前で話す機会も増えるし、こっそり再開してみようかなぁ。

はじめましてはじめましてはじめまして

2011-04-14 21:46:11 | 日記
今週は実に長く感じます。
新しく出会うものやら書かねばならない書類やらがたくさんあるせいでしょう。
明日の金曜日が終わって土日が来る事がこんなに嬉しいなんて久々です。

院の授業が始まりました。
ワタシのようなものでもお名前を存じ上げている有名な先生に次から次にご指導頂くミラクル。
ご指導頂くどころか、研究室で昼食をご一緒したりお茶とお菓子を頂いたり。
まさかの展開。
想像だにできなかった事の連続なのですが、いずれも熱心でお人柄も素敵ないい先生だったのがとても嬉しかったです。
そして、何よりよかったなと思うのは同期や先輩方の雰囲気。
アウェーだったらどうしようと不安で仕方なかったものの杞憂でした。
いかにも知的好奇心が旺盛なことが伺える人たちで張り合いがあるなぁと思います。
より充実した研究をしようとするあまりにモラトリアムっぷりが半端ないことになる傾向があるみたいなのですが、それはそれ、これはこれ。
マイペースで頑張ります。

ひとにもものにも感情にも、今までに出会ったことのないものにたくさん遭遇している今日この頃。
出会うって面白い!

春霞の中から

2011-04-05 01:20:54 | 日記
新学期です。
新しく通う事になった大学のキャンパスには一応桜の木があって、北風がまだ冷たいながらもぽつぽつと花をつけてました。

同期はどうやら5人のようです。
そのうち内部進学が(たぶん)2人、中国からの留学生さんが1人。
同じ先生に研究指導を受けるのが、内部進学組の1人で小柄で「日文!」って感じのすごく可愛い女の子で嬉し嬉し。
黒髪美白万歳!

学部に通ってた大学はピカピカで非常に快適だったのですが、今度の大学は建物が古くて快適さがない代わりにいかにも大学らしい雰囲気があります。
石造り(?)の建物(院生はあんまり用がなさそうなのが残念)がとても素敵です。
そのくせ妙にハイテク。
ネットワーク関係で設定しなきゃならないものがエラく多いっ。
学生証にプリペイド機能ついてるしっ。
いや他大学でもあるところにはあるんだろうけどっ。
…といった具合にどうしても前の大学と比べてしまうので、それを表に出さないようにしつつ早く慣れたいなぁと思います。

履修をどうしようかが目下の悩みどころです。
今年のうちに取れるだけ取ろうと思うと空き時間だらけ(^^;
構内の設備で事足りるなら問題ないのだけど、よそまで行った方がいいのなら一旦外に出て戻ってくるのは面倒だし。
いかんせん勝手がわからないのでむずかしいところです。
情報収集しつつボチボチ考えます。

あらゆるものが手探りなこの春。
情報収集がそれはもう大変です。
いい加減人見知りはなんとかならんもんか。
でもやっぱり研究者さんはすきです。
自分以外のものについて考える人たちなので、甘くはないけど優しい方が多いと思います。

『国民の映画』

2011-04-01 14:02:12 | 日記
昨日の話。

パルコ劇場に『国民の映画』を観に行きました。
2007年の『恐れを知らぬ川上音二郎一座』はチケットを取ったのに観に行けずだったので、やっとこさ三谷幸喜作品をこの目で見る事が出来て宿願叶ったり!!

…だったのですが、結果として楽しいばかりの観劇ではありませんでした。
上演された劇は大変すばらしかったのです。
しかし、非常に残念な事に同行者が「嫌な客」でした。
詳細は書きませんが隣で観劇したワタシは劇に集中したいけれど気になって仕方なかったし、おそらく反対側の隣にいた方や後ろの席の方もそうだったのではないかと思います。
一度は小突いて注意を促したものの声を出せる状況ではないのであまり効果がなく、結局劇の終盤まで同じ状態が続きました。
その人に悪気ないのはわかっているのです。
でもマナー違反には違いありません。
ワタシは、劇場は楽しい時間を共有する場だと考えています。
「お客様は神様です」なんて言葉も耳にしますが、「お客様」はやはり「お客様」です。
そして「お客様」とは、楽しい時間を共有できる人の事だと思います。
もし「神様」だというのならば、「神レベルのお客様」であってほしいものです。
昨日のワタシの同行者の行動が(「神様」どころか)「お客様」のものではなかったのが、他のお客様に申し訳なかったし、この上なく残念でした。
いい公演(長くなるので定義はここでは書きません)だったからこそ「いいお客様」でありたかったなと思います。

暗い気持ちになる書き出しになってしまいましたが、劇は非常にすばらしく観に行けてよかったなぁと思っています!
以下にネタバレ防止スペースを取って感想を書いていきますっ。















ワタシは幅広い世代が一緒に楽しく観られる三谷作品が大好きです。
程良く親しみやすい作風というのでしょうか。
作品の感想が「好き嫌い分かれるよね」となるものってたくさんあって、これはこれでいいのですが、こう言わしめないのが三谷作品の一番スゴいところ!…というのがワタシの認識です。
ユーモアもたっぷりで、普段映画や演劇をあまり観ない人でも(比較的?)飽きずに観られますよね(たぶん)。
それが今回はそうではありませんでした。
パンフレットを読むと三谷さんご自身も「挑戦」と仰っていますね。
良い悪いは別として、あちらから歩み寄ってくれるような親切さ・サービス精神はいつもの30%オフ、といった印象でした。
(この辺りが同行者が「嫌な客」になってしまった原因の1つなのかも…。)

作り慣れていない構成のせいか、いつものテンポのよさも感じられずでした。
これもまたご本人がパンフレットのインタビューで「(笑)」付きで語っておられますが、本当に第一幕が登場人物の紹介だけ。
登場人物の人となりが伺えるエピソードばかりだし、どれも演劇らしくて楽しくはありましたが、いかんせん長いです。
ワタシは開演前にパンフレットのあらすじを読んでいたので「あれ?まだ本題に入らないのか??」と思っているうちに第一幕が終わってしまいました。
フライヤーやHPにも確かあらすじが出ていたと思うのですが、もうちょっとこの辺りは工夫があってもよかったのでは…。

このように感じた第一幕を受けての第二幕はスゴかったです。
いよいよ本題の「国民の映画を作る!」といった展開になっていきます。
従来の三谷作品らしい映画づくりの再現シーンが非常に楽しかったです。
それぞれにわがままを言いだす様子から登場人物の人間らしさが感じられて、おかしいやら微笑ましいやら。
ですが、いつしか「ああ、こういう人なのね」と理解したはずの登場人物が「悪魔の所業」としか言えない残酷な行為に走って行くのです。
それが明らかになる場面では、すとんと劇場内の空気が重くなったのを感じました。
恐ろしいけれど人間てそういうものなんだ、と。

なんとも考えてみたいテーマをたくさん内包した作品でした。
ラストシーンでは、ナチスの党員とユダヤ人が一緒に映画を観ます。
この2人の関係とは?
登場人物たちは何を思っていた?
この作品における「映画」とは?
このシーンだけでも考えてみたい事が次々に出てきます。

役者さんでは今井朋彦さんが非常に良かったです。
舞台ではホント二枚目!(笑)
お声が群を抜いて耳に心地よかったです。
シルビア・グラブさんはハマり役過ぎてっ。
ザ・ミュージカルスターだなと思いました。
そして、キーパーソンたる小林隆さんの演技からは、本当に一度にたくさんの感情が伝わってきて圧倒されました。
特に印象強かったのはこのお三方ですが、どの方ももれなくよかったです。
(今回は実在した人物の役がほとんどだったのですが)さすがというべきか、どの登場人物も「ああ、こういう人いるよね!」と感じられる説得力がありました。

初めて三谷作品を劇場で観ましたが、ワタシが一番好きだなと思う舞台と客席の距離感でした。
見入ってしまうのだけど、どこか客観的な感じ。
適度に観客まかせの情報量。
伝えたい事を人を死なせたりキツい言葉(差別用語等)を用いずにエピソードで描いていくく三谷幸喜作品が、ワタシはやはり好きです。
いつもの作品とちょっと違ってはいましたが、期待通りで期待以上でした!