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旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

ボーダーガーデンとチューリップ

2008年04月16日 11時41分39秒 | 旧庭(~2014March)

晴れる日は今日までとなりそうで、また明日から雨の予報です。

ボーダーガーデンでもチューリップが咲いてきました。
もっと紫色っぽくなる予定でしたが、赤色が強いです。その分、可愛い雰囲気になりました。
チューリップ側から庭奥を見た風景。夏ならギボウシやホトトギスの葉で覆われるスペースは、まだ土が見えています。
白い小さな花は芝生のアチコチから芽を出したイングリッシュ・デージー

庭奥のムスカリアジュガ側から見るとまたチョッと雰囲気が変わります。

チューリップとムスカリのちょうど中間あたりに植えてある芍薬に蕾が見えてきました。
芍薬の銅葉と、ギボウシの新葉の黄緑色がハッキリしたコントラスト。

今年はいくつか咲いてくれそうな白い芍薬。今から楽しみに待っています。

 

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ツルハナノシブ(フロックス)

2008年04月15日 16時10分14秒 | 旧庭(~2014March)

ようやくスッキリ晴れました。ホッとします。

お天気が良いと花たちも嬉しそう。ブルーの匍匐性のフロックス(実の名をツルハナノシブ)が沢山咲いてきました。
宿根草なので、毎年少しずつ株を大きくしながら、このコンテナで咲いてくれます。
丈夫なようで、花後、小さな根のついた枝を土に埋めておくと、そこから翌年花を咲かせます。基本的に常緑なので、上手に使うと、素敵なグラウンドカバーになりそう。増やしたいです。

このブルーのフロックスが小道の演出に一役買っています。
バラのアーチの庭側から眺める小道の風景。
青色が効いています。

花木一つ一つも好きですが、こうして、アレコレとコーディネートを考えるのが、さらに好きです。

この時期の庭はどんどん変化していきます。それにも思いをはせて、またアレコレと・・・

最高に楽しい時間です。

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花ニラが沢山♪

2008年04月13日 08時46分51秒 | 旧庭(~2014March)

春に三日の晴れなし」と言うそうです。今日も雨になりました。
昨日クリスマスローズの花を切って、肥料を与え、庭の厄介者のドクダミを引き抜いたり、少し仕事が出来たので、今日は休憩日かな。

花ニラが庭のアチコチで咲いて、毎年同じ風景ですが、我が家らしい賑やかさに溢れています。
小道ではプリムローズとのコンビで可愛らしく。

庭奥では、植えっぱなしでも今年も咲いてくれたムスカリの背景として、紫のグラジュエーションに一役かっています。

ムスカリの周りでは、葉に白い縁取りのあるミニギボウシの新芽と、アジュガの銅葉が、面白いコントラストになっています。まもなくアジュガも紫の花を咲かせるでしょうし、このコーナーの変化が楽しみです。

う~ん、でもこの写真を見る限り、荒れ果てた庭の一角のようですね

 

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チューリップがひ~らいた♪

2008年04月12日 11時06分53秒 | 旧庭(~2014March)

今は曇り空ですが、最高気温は20度まで上がる予報で、暖かい春の日になりそう。

先日蕾をアップしたチューリップ。白とピンクのコンビが「レディージェーン」で、黄色とオレンジ色のコンビが「クルシアナ・クリサンタ」のようです。
球根を買ったのは通販で、コンビのチューリップが一種類だと思っていましたが、どうも私の記憶違いだったようです。それでもチョッと得した気分

チューリップは開花活動をするので、花が開き、上から見た印象はまた違います。白と黄色のコンビネーションになって、我が家らしいかな。

このチューリップは、花が開いても可愛くて、花びらと雄しべ雌しべの色合わせも、楽しめます。

 

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石庭

2008年04月11日 10時06分21秒 | 京都巡り

昨日からの雨は上がりましたが、まだパッとしない曇り空で、気温も低いまま。

昨夜、TV東京の「テレビチャンピオン」という番組で『日本庭園職人選手権』を放送していました。
時々「ガーデニング王」とか、「バラ通」とか、庭や花に関する選手権をしているのですが、これが色々と参考になることがあり、とても面白いのです。
「枯山水」「石庭」というと、一般人の庭からは程遠い感じがしますが、自庭でも使えそうなアイディアがあって、興味深く見入ってしまいました。
ちょうど京都で色々な枯山水の庭を見てきたところだったので、尚更だったのでしょうね。

京都大徳寺の興臨院の石庭。真ん中の平らな大きい石は水割り石
川(人生)の流れを左右に分けるのだそうです。
石の一つ一つに意味があり、詳しくは分からないのですが、その流れを見て人生をというものをゆっくり考えるために、方丈前の庭はあるのだそうです。

 

枯山水には椿が似合います。オレンジがかった黄色にピンクの縞が入るお洒落な椿でした。

 

茶室に向かう露地の飛び石むした地面。苔の緑が、抹茶をイメージさせて、期待が膨らみそう。

 

 

でも、「ここから入っちゃいけないよ!」と、関守石が教えてくれました。

この関守石が風情があって、もって帰りたくなるぐらい可愛いのです。
奥ゆかしく禁止を促す様が、なんともいえない・・・侘びさび・・・の表現なのでしょうか。

年とともに、庭に対する気持ちが変化しています。和の風景が徐々に好きになっていくようです。
自身の変化とともに、自庭も変化していく。自然な事なのでしょうね。

 

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チューリップが咲いてきたけれど

2008年04月10日 10時06分26秒 | 旧庭(~2014March)

今日も雨になりました。
4月に入って雨が多いです。3月のお天気が良すぎたのでしょうか?

折角チューリップが咲きだしたのに、雨のために花が閉じたまま。
ピンクとベージュのコンビの原種系チューリップ「レディジェーン
葉も茎も蕾も細く、スラッとした美人さんです。

花が咲くと印象が違ってきますが、その姿は後日。

今にも落ちそうな、花びらにくっついている雨粒が、可愛らしい。

 

三年目にして、やっと花を咲かせた夫のプルーン。鉢植えです。
梅や桜のように、花が葉よりも先に展開するのですね。
沢山咲いていますが、これでどれだけ結実するのでしょう?

花びらの上でキラキラ光っている雨粒は、ある意味芸術家かも。

 

これからも、4月は雨が多そう。
どうやら晴れた日にすかさず写真を撮らなければいけないようです。

 

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房咲き水仙 2種

2008年04月08日 13時36分36秒 | 旧庭(~2014March)

昨夜から春の嵐が続いています。風雨が激しく、傘もさせないぐらいです。
桜もこのお天気で、すっかり散ってしまうでしょう。
お隣の雪柳も、哀れ茶色の紐状になりました。

 

私が居ぬ間に咲いた水仙たち。
毎年フェンス沿いにプランターを並べて楽しんでいる房咲きの香り水仙
強い芳香は、日本水仙にも劣りません。
昨年一度球根を掘って、大きな球根だけ改めて植えなおしたのが良かったのか、花付が良く、嬉しい限り。

 

房咲きの姫水仙も咲いています。植えっぱなしですが、例年通り良く咲いています。どちらも芽を出して少し伸びた頃、液肥を与えたのも効いているのだと思います。こちらの香りは良くありません。残念。
花びらがレモンイエローで筒は白の2色コンビ。

 

この嵐、午後には弱まる予報でしたが、その気配はまだ無く、いつまで続くことやら。

バラの新芽も伸びてきて、中には小さな蕾を発見するバラも出てきました。
クレマチスの蔓もグングン伸びています。

早く強風だけでも、おさまらないかしら。

明日の庭が、心配です

 

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京都で桜三昧

2008年04月05日 16時22分37秒 | 京都巡り

先月末日より、娘の新生活の準備を手伝いに、京都に行ってきました。
時は
折角なので、合間合間に京都のお庭と桜見物をしてきました。
今日は、桜の名所をご案内。

 

京都の西側、平野神社ではソメイヨシノ枝垂桜が満開で、境内に花見用の縁台も置かれ、お花見の人々で混んでいました。
空を見上げると桜色です。

桜茶が振る舞われていました(有料)。ショッパイ桜茶に、砂糖を絡めた甘いお団子(平野桜露)が良いコンビです

 

翌日時間があったので嵐山に足を伸ばして、天龍寺へ。春の特別公開中の宝厳院の庭を眺めながら、お抹茶と今回特別に作って頂いたと言う「鼓月」のお菓子をいただきました。

望郷の丘から満開の桜越しに眺める景色は一見の価値あり。パノラマ画像でご紹介できないのが残念です。

多宝殿脇に、年に一度だけという茶席が設けられていて、舞妓さんたちが「老松」の桜餅とお抹茶を運んでくれました。品の良い味の桜餅

偶然隣に座られた80歳を過ぎたという御婦人が、京文化にとても詳しく、色々教えていただきました。
この舞妓さんたちは、京都でも一番古い花街の上七軒の舞妓さんたちで、お抹茶を点てている方々は「薮内家」だそうです。
色々な観光地でお抹茶を飲んできましたが、とても美味しかったので、担当者の方に何処のお茶なのか、ついつい質問。
角田香勢園南ノ白」というものだそうです。まろやかで、苦味や渋みの無い、舌触りの良い(それは点て方かしら)お茶でした。

 

茶席を出て桜見物の続きは、曹源池前の枝垂桜。見事です。

 

天龍寺を出て、渡月橋へ向かいました。大堰川の川岸も桜が満開。
花曇のお天気の中、嵐山の山桜が所々咲いている風情も絵になります。

頑張って大河内山荘まで登り、ここでも一服。
竹の景色が清々しく、歩きつかれた私の気持ちをスッキリさせてくれました。
お菓子は「大河内最中」だったと思います

 

京都滞在最終日は、大津に住む友人の案内で平安神宮へ。
修学旅行で訪れた事はありますが、庭を見るのは初めて。八重の濃い桃色の枝垂桜があまりにも立派で美しく、感動

糸桜!?と呼ばれている桜はまだ五分咲きだったかな。
水面に映る景色に見とれます。雅な風景です。

ここではお茶室「澄心亭(ちょうしんてい)」にて、お手前で抹茶とお菓子をいただきました。
今日のために、お道具は神宮で用意したのだそうです。桜吹雪模様の棗と宮司手作りの茶杓を拝見。お菓子は「鶴屋吉信」の特製品。

 

その後、哲学の道の桜を眺めながら、御所まで歩きました。
近衛邸後の糸桜は、まだ三分咲き。これから楽しめますね。

 

そして、大阪から来た友人たちと合流し食事をした後、この旅の最後を締めくくるべく、二条城夜桜を見に出かけました。
まだ三分~四分咲き程度でしたが、どれもキチンと名前が掲げられていて、とても親切。
上手く撮れませんでしたが、一番良く咲いていた桜の写真を一枚。

 

京都の桜たちは、「桜といえばソメイヨシノ」だと思っていた私の価値観を完璧に覆しました。種類が豊富で、次々に咲き、長く楽しめるのですね。
ほとんどの行程は徒歩。10キロ以上歩いたでしょうか。友人が京都にとても詳しく、説明を聞きながらだと、歩けちゃうものですね。

いつかまた、今度は時期をずらして、桜を愛でに出かけたいです。
そして、京都の全野立て席のお抹茶とお菓子を制覇するのだあ~

 

次回は石庭などご紹介。

 

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