旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

「ヴィラデスト・ガーデンファーム&ワイナリー」

2010年06月30日 09時09分22秒 | ガーデンの旅~国内編
昨夜からの雨も上がって、今日は梅雨の晴れ間となりそうです。気持ちよく洗濯できそう。

6月27&28日の一泊二日で、昨秋一緒に北関東のガーデンを巡った晴れ女の友人とともに、今年も「ワインとガーデン」をテーマに長野~軽井沢へ行ってきました。
予報では曇り&雨でしたが、二人の予想通り、両日とも日中は晴れてくれました。

初日は、長野方面にある「ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー」へ。

こちらはエッセイストで画家でもある玉村豊男氏が始めたワイナリー。
白い建物はレストラン。斜面に位置するガーデンではラベンダーが色付き、深い赤褐色のひまわりが咲き始めていました。


ガーデンの入り口付近に植えられている薄いピンク色のウツギの花が満開。綺麗です~

       

中腹のテラスデッキから北アルプスの稜線が望めます。眺めていると心が大らかになっていくのを感じます。

                   

ガーデンの半分以上は野菜ハーブベリー類を植えているキッチンガーデン。レストランでは自家製野菜を使っているそうです。

                   

ワイルドストロベリー、ラズベリー、ブラックベリー、グミ、クランベリー、さらにグスベリーまで植えてありました。
ラズベリーなど毎朝摘んで貯蔵し、ジャムなどにもして、レストランなどで使うそうです。どれも美味しそう

            

スモークツリーでしょうか。ピンク色の濃淡2色のコンビが、淡い色合いのこの時期のガーデンの象徴かな。
こんな植え方も素敵ですね

            

ガーデンの斜面を登ると上に見えてくるのは緑のキャビン(小屋)。グラス類やなども伸び伸び育っています。

                   


さらに登るとまた風景が変わってきます。マーロウレディスマントル、セージ、ボリジなどなど。
この時期ならではのハーブの花も綺麗に咲いていました。日中、蒸暑くなったのですが、気分は清々しい。
                   

ブルーサルビア、ラムズイヤー、ジギタリスなどのボーダー花壇。奥に咲いていたのはポピーかな。

            

アメリカテマリシモツケ「ディアボロ」が、全体的に淡い色合いのガーデンのアクセントになっているようです。
赤花を見るのは初めて 白花とは違って主張を感じますが、広い庭では嫌味なく溶け込むんですね~
       
                   

涼しい気候ならではのエーデルワイス
ワイナリーは標高850メートルの地にあり、ガーデンでは高地で美しく咲く植物を選んで植えられているそうです。

            


どの花も大げさに主張することなく、仲良く溶け合うように育ち咲いているガーデンは、遠景の山々とも相まって、おもいっきり深呼吸できる場所でした ヤッホー




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ガーデンを巡って一休みして、ちょうど時間になったのでレストランで、眼下に広がるワイナリーや山々や庭を眺めながら、
もう一つの目的のワインとともにランチしました。

中左、アスパラガスの冷静スープ。冷たいスープ大好き
中右、前菜は採れたて野菜のサラダと白い野菜のマリネと甘くないヤギのチーズケーキ。ハーブ入りのチーズケーキは初めて
下左、メインはシナノユキマスのシュマック風味と揚げ野菜(パニエ)。白いマスもいるのですね
下右、デザートはアイスクリームとムースなど。並んだお豆が可愛らしい

              
サービスも気持ち良く、お料理(&食後のハーブティ)はどれも大変美味しく頂きましたが、肝心のワインの写真を撮り忘れていました
乾杯用に頼んだシードル(辛口)はリンゴ(ふじ)の香りがし、ワイナリーの葡萄100%のピノ・ノアール(2008)は、透明感のあるオレンジがかったワイン色で、どちらも美味しく頂きました。ワイン通の友人も納得のお味。

ちょうど午後3時からワイナリーのツアーがあったので参加しました。
左奥のブドウ畑は玉村さんが始めて植えつけた畑とか。今は年々広がって、葡萄の品種も増えているそうです。
写真の木樽は空ですが、温度管理された奥のスペースには、ワインの詰まった樽が沢山貯蔵されていました。
元気な樽は、朝見回ると栓が飛んでいるのだそうですよ

           

すべてオーナーとスタッフの手で作られているワインたち。年を重ねるごとに素晴らしくなっていくでしょうね。
是非また、訪れたいです





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