旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

ピィト アゥドルフ ガーデン東京へ

2023年11月29日 10時37分39秒 | ガーデンの旅~国内編

日曜日の趣味園オンラインセミナーで東京パークガーデンアワードの講評を聴いたのだけど、「美しきサスティナブル」とは何かについて情報量が多すぎて、モヤモヤした気持ちになり、終いには一寸ムカムカ
なので、スッキリした気持ちになりたくて、その解決方法を見つけるべくピィト・アゥドルフ・ガーデン東京へ
ナチュラリスティックガーデンのカリスマがデザインしたガーデンだし、NHK趣味の園芸でも大プッシュしているし。

美しきデザイン画が掲示されています。
日本でこのようなデザイン画が掲示されているガーデンは珍しいのではないかな。

ガーデンはすっかり晩秋~初冬の雰囲気になっていました。
ブロック植栽という手法で植物が配置され植えられているそうです。
同植物の塊がわかり易く、それらが草紅葉していました。

アスター・レディインブラック(茶色)とアムソニア(チョウジソウ)の黄葉とペルシカリアの緑葉とのコントラストは、葉色だけでも楽しめますかね~

初夏に咲いたであろう宿根草の枯れ姿とアムソニアの黄葉も、面白いコントラストになっています。
すっかり枯れているのに、スクッと立ち続けている植物の姿は、まさに枯れ美かな~
潔いというか清々しささえ感じました

アムソニアの黄葉は輝くようです。


ゆったりとした曲線の園路の先にはどんな風景が見えてくるのだろう~
と感じさせるようデザインされているようです。

季節がら花はほとんどなく、あるのは草紅葉した植物と切り戻された宿根草
草紅葉も植物によって色合いが違っていて、単一的ではなく重なって見えるのが、この風景の美しさかな

様々なシードヘッドの形や姿が面白く見飽きないわ~


グラスの穂がフワフワ&ユラユラしていました。

光を浴びてキラキラと~なかなかの演出家です。

グラスの中に緑葉発見
たぶんラナンキュラスラックスではないかな。
春のお楽しみですね。

晩秋の蝶が儚げに見えてきます。


ガーデンのグランドデザインはシンプルにみえますが、植物の組み合わせが複雑で、それ故に現れる風景が季節季節の美しさをたたえている・・・という感じになるのかな。
二年ほど前にできたガーデンが充実してきた証拠が、今秋の風景になっているのかもね。
高温多湿の日本でアゥドルフ氏のガーデンをどこまで忠実に実現できるか疑問もあったけど、今秋の姿は素敵でした
願わくばもっと広々とした場所で、アゥドルフ氏のガーデンを見たいわ~次の横浜花博とかで

と言う訳で、イライラもすっ飛んでスッキリした気持ちになりました
ガーデンには音声ガイドがあり、このナチュラリスティックガーデンを味わう手掛かりになると思います。


先日の趣味園オンラインセミナーで、吉谷さんが東京パークガーデンアワードの各コンテスタントを褒めていました。
褒めることは美徳かもしれないけど、褒め過ぎは本質を見えづらくさせると思う。
「終わりよければ全て良し」的な特別賞には一寸呆れたし

来年度の東京パークガーデンアワードは神大植物公園が舞台で、テーマとコンテスタントがすでに決まっています。
調布市・・・遠いな
でも一度は見に行こうと思います。


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