旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

ガーデンフェスタ北海道2022 「はなふる」エリア編

2022年07月05日 14時25分25秒 | 北海道ガーデン巡り

6月27日 
北海道ガーデンフェスタ2022のメイン会場の「はなふる」をまわりました。
グルグル~グルグル~

シンボルの花のオブジェが可愛らしく、この前で記念写真を撮りました。

花の拠点「はなふる」は「花ロード恵庭」という道の駅に隣接していて、以前は市民の方々が本格的なガーデンを作っていた場所だったと記憶しています。
そこをこの度の都市緑化フェアに合わせて、新しく大規模ガーデンにしたようです。
全体のランドスケープが世界でも活躍する「高野ランドスケーププランニング」が担い、7つのエリアは北海道を代表するガーデナーやガーデンデザイナーが受け持ち植栽したのです。
私、ガーデニングが大好きですし、ランドスケープ(ガーデンデザイン)は更に好き
植物で風景を作る」こと面白いし、そうして「作られた風景を見る」のにとても興味が湧くです。
一つのアートではないか、と思っているのですよ。
なので、今回の「はなふる」エリアの風景が気になって仕方ありませんでした。
そして期待にたがわぬ素敵なガーデンばかりでした
私が回った順でご紹介します。

 

「えこりん村キッチンガーデン」 (by  えこりん村)
スタンダードな整形式花壇になっていました。
「えこりん村」オリジナル堆肥を使って育てているようで、野菜がモリモリ育っていました。
(「えこりん村」は「びっくりドンキー」が親会社)

黄色いアリウムが咲いていました。
暖地ではなかなかこうはいかないようです。

ハーブが植えこまれたボーダーガーデンで植物がふわふわ育っていました

 

「虹色の鳥」(by サンガーデン)
7つのエリアごとに、そのエリアの紹介と現在咲いている花の紹介パネルがあるので、見慣れない花の名前もわかるようになっています。このエリアは特に広く花が多かったです。
こういう作り手のコンセプトの分かるパネルがあるとガーデンに対する理解が深まる気がします。

色々羨ましい植栽が多々ありましたが、このフロミス・ルッセリアナは凄いわ~

銅葉のペンステモンとピンク色のシャクヤクの組み合わせが、なんかラブリー

丘の上からダイナミックな植栽越しに広場が眺められます。
虹をイメージしているのか列植が見事です

北海道は青い花が一層綺麗に発色する気がするのは私だけ
デルフィニュームが咲き始めていました。


「ミチノモリ」(by イコロの森)
林の中を登るように曲線で道が作られています。
曲がり角の先に何があるのか~木々が育って本当の林になるのが楽しみ

緩やかな斜面では白花の宿根草の群生が

ギボウシ~私は園芸種しか知りませんが、弟曰く「山に行けばいくらでも生えている」んだそうです。
ホントかな~
斑入り葉は暗くなりがちな林の道を照らすようです。

 

「大きなカステラが焼けるお庭」(by キノ花園計画&未希庭園設計事務所)
(このガーデンをデザインしたのは英国のチェルシーフラワーショーで金賞を受賞したお二人です。)
5月に訪れた時は満開だったジューンベリーが実になっていました。

大きなテーブルを囲むようにアリウム・グローブマスターが満開

白花のアストランチア・マヨル・スノースターとの組み合わせが、気温の上がったこの日には一層涼し気に見えました。

アサギリソウとラベンダーと・・・この植物の組み合わせが素敵です


「暮らしを恵む庭」 (by 恵庭市フラワーマスター協議会)
家庭の前庭がこんなに素敵だったらな~

裏庭も~
庭のヒントになりそうな植栽がアチコチに。


「グラベルガーデン」 (by 上野ファーム)
砂利敷きのガーデンに、こんなに沢山の植物が育ち花が咲くなんてね~

この小さな白い花はエーデルワイスかしら

砂利敷きとは思えない豊かな植栽

これもグラベルガーデンかな。

 

「プレイグラウンド」 (by 十勝千年の森)
一度目に「はなふる」をぐるりと歩いた時、ここがデザインされているエリアだと気が付きませんでした
それぐらいナチュラルで、まるで原風景みたいなの

緑濃い中に所々青系の花が咲いている風景も自然体な感じがしました。

これらの7つのエリアは別々のガーデナーやデザイナーが作っているのに、それが別々だと感じさせない一体感がありました。
「同じ風が吹いている」感じでしょうか。
素晴らしいガーデンではいつもそんな感じがします


「はなふる」エリアには噴水もあります。
この日は暑かったので子供たちが水に入って遊んでいる光景も

牧草ロールもお目見え

一年草のカラフル花壇は夏色~

ハンギングバスケット・コンテストが行われていました。
どれも素晴らしい作品で、中でもこの色紙が気になって

コンテナガーデンコンテストも催されていましたよ。

そしてシンボルのハンギングバスケットタワー
花のトーテムポールのようです

そんな見どころ満載の「はなふる」の7つのガーデンを動画でもご覧ください。
広々とした風景をより感じられると思いますし、最後まで見るとプレイグラウンドの水音が聞こえます。

初夏の「はなふる」を歩く~ガーデンフェスタ北海道2022

 

「かわまちエリア」のガーデンコンテストへ続く

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